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Web制作/Web活用支援のこと

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Web/Web活用支援について考えたこと、学んだことをストックしていきます。
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2021年9月の記事一覧

「長野県BtoBのWebマーケで活動を活性化させたいなら、キーマンはおじさんだ!」というすごく狭い経験論。

長野県BtoB製造業の数社とWebマーケ支援をご一緒している。支援から1〜2年経つと分かってくるのが、「顧客側で本気になってくれるのはほぼ営業部のおじさん」ということ。だいたい部長クラス。 そもそも長野県製造業でマーケ部なんてほぼないから、経営企画か営業部とご一緒することになるのだけど。 最初はほんのり冷たい態度だった営業部長とかが、3ヶ月、半年と温度が変わり、1年経つとすごく変わっている。フランクになるし、色々質問してくれるし、試行錯誤するし、やっぱり勉強している。 ぼく

「上手に書けるスキル」よりも、「書き続けられる意欲」が重要。

BtoBマーケ支援を始めて今月で2年目のS社様。 定例MTGで「おかげでWebからの問合せが沢山で大変です。笑」といって頂く。 顧客のマーケメンバー入替もあり、新スタッフさんもMTGに参加。その際に営業部長から「稲田さんは『最初はコンテンツは量だ!』って言うから。頑張ってね。笑」と。 さすがにWebマーケの立ち上げから2年間ご一緒させて頂いただけあって、分かってくださっている。 この方が、下記noteにも書いた「年間50記事」を書いて集客と成果にバリバリ貢献したサン工業の

100用意して、30伝わればいい。

100用意して、30伝わればいい「伝わる」はとても難しいことだとぼくは思っています。100用意して、30伝わればいい方だと思うくらい。 だから、100の準備をするし、30しか伝わらないことを前提にする。そして、伝える機会を3回作る。3回やれば90だから。 顧客からは「稲田さん、また同じことを。笑」とよく笑われます。でも、それが大事。  30×3回で構築する「伝わる」をすっ飛ばして、「前に言いましたよね」とかはやりたくないし、絶対やらない。 伝わるのに3回必要だとしたら

課題は内にある。ドアは外から叩かれる

長野県という地方都市でBtoBのWebマーケ支援をしていて実感することは、コロナ以前/以後で顧客側の意識が変わったということです。2020年前半ではまだ薄かったけれど。 コロナ禍による外部環境の変化が1年半も続くとさすがに変わる。「変化」の発端は大きなものだけど、それが自分事として実態に結びつくには時間がかかるということを学びました。 *** そして、「変化は契機であって、要因ではない」ということを改めて学びました。BtoBのWebマーケ支援で基本的な課題になるのは「旧

365日のブログを3年続けた知人が眩い。

長野市を拠点に活躍する建築家・宮本圭くん(株式会社 シーンデザイン建築設計事務所)と、フリーの編集・ライターとして活躍する山口美緒さん(編集室いとぐち)とは旧知の仲です。 ぼくを入れて3人で『毎日ブログを書こう同盟』を結んだのが3年前。もちろん山口さんとぼくは早々に脱落。 今日、宮本圭くんから「祝!毎日ブログ三周年」とチャットが届きました… 365日のブログを3年続けた宮本圭くんはもう眩いばかり。 山口さんもぼくも「続けることが美しい」「褒めあってがんばろうね」「明日から

「信頼できる他者」の効能

Webマーケ支援をしてると、「社員より弊社のことに詳しいですね」とよく言われます。もちろんお世辞ですが嬉しいです。 今日も新サイトの目標設定MTGで、課題分析のときに言っていただき、少し安心しました。サイト制作前の目標設定では互いの目線を合わせるのが重要なので、何よりの褒め言葉です。 もちろん、ヒアリングもしたし、沢山調べたし、親身になって考えたのは確かですが、実際の所は「詳しい」というより、「他者」だからこその効能だと思っています。 他者だから見えるし、言えることもあっ