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自分について

私は、Estill Voice Training という発声のメソッドをもとに、ボイスレッスンを行っています。最近は減りましたが、イタリア語⇄日本語の通訳や映像、書籍、文書翻訳の仕事も時々します。

音楽大学→大学院の声楽科を出たあと6年ほど働き、30歳を過ぎた頃にイタリアに初めて留学しました。20代後半から、ずっと留学したいと思っていたところ、3ヶ月留学できる奨学金を野村国際文化財団から頂く事が出来たからです。3ヶ月は楽しくも短く、「ああ、この国でもっと勉強したいな」と思い、帰国後にイタリア政府の奨学金に応募。膨大な応募書類を準備するのは大変でしたが、ありがたいことに3年間国のお金で勉強させて頂き、イタリアのヴィチェンツァという街の国立音楽院を卒業しました。

そこからは、現地で合唱を教えたり、舞台で歌ったり、音楽以外の普通の仕事にも就きながらイタリアで勉強を続けました。長年声楽を学んでいた割には、自分の楽器をよく理解しておらず、声のトラブルに見舞われた事も多々ありました。そこで、音声生理学に基づいたメソッドであるEstillを深く学びたいと思い、エリーザ・トゥルラ先生に師事し、Estillの講師資格を取る講座にも通いました。

Estill Voice Trainingの講師資格を取得した後は帰国し、自分が助けられたこのメソッドをもっと色々な方に知って頂きたい と思い、海外からの講師を招聘して講習会をオーガナイズしたり、自分自身もボイストレーナーとして仕事をしています。現在は、プロのミュージカル俳優さん、歌が好きな方、歌手になりたい方、歌の先生、ボイストレーナー、専門学校生...など色々なレベル/年代の方とお仕事をさせて頂いています。ここ数ヶ月はコロナで旅行することはできないですが、海外に勉強に行ったり、シンポジウムに参加したりする事も度々。

このNoteでは、音楽と声に関することを書いていこうかな、と思います。今までの人生ずっと、先生、友人、同僚、生徒さん...とにかく人との出会いに恵まれたので、そんなエピソードも時々書いていきたいです。

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