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COME WHAT MAY - 変化の渦の中で -


今日もまた、月曜日がやってくる。

コロナの流行で2020年は一瞬で過ぎ、まさか自分が2021年、こんなに色々な変化ばかりを体験するとは予想もしてなかった。というか、少しくらいの予想はしていたが、こんなレベルでなんて...というのが本音。

いつもだったら波にすぐ乗れてるものだって、コロナの影響もあってか、自分が「変化」にすごくストレスを感じやすくなっているのに気づいた。精神的な変化や気づきはまだしも、肉体的に、目の前で現実で起こる場合、自分が動かなければいけないようなものの場合、少し緊張して、行動に移す前から気が滅入っている自分がいる。

「ねえ、ホセ。ちょっと、私今決めたことがあって、今日から....今からちゃんと実行していこうと思うの。」

かなり遅めのランチを食べながら、冷静に話しかける。今日は食欲がなかったから、ホセだけに食事を作り、私はゆっくり水を飲んでから、もう一度話し始める。

「私、もう、これらの変化の渦の中で、真剣な顔で悩むのも、ストレス抱えるのも、結果が出るまで毎回物事が変わる中で疲れるのも、やめようと思うの。私....もう全部、楽しもうと思う。」

私がそういうと、笑いながらホセがいった。「それ、僕も今朝オフィスで考えていたんだ。もう、僕たち楽しんで笑ってやってかなきゃだよなって。ももとのパートナーシップだってそうだし、僕の場合は、仕事も。僕が起業したビジネスだけど、7月いっぱいはトライアルミーティングはキャンセルして、8月から再開するって決めたんだ。このコロナで色々仕事してると、楽しむっていうのを忘れるレベルまでみんなを追い詰めるなんて簡単なことだった。そして僕たちは必死に1年、ほぼ休暇もなしに走ってきた。だからこそ、必要なら一回ストップすることを恐れないようにしようって....今朝決めたんだ。もちろん全てをストップはできないし、ただ僕たちはみんな仕事の楽しさを思い出す権利があるし、それが原点でなきゃいけないと思って。」

そう話してくれたホセに、興奮しながら私も賛同する。

そうだよね!私も、そうしたい。だって、本来「変化」ってプラスなことなのに、なんだか怯えて受け取ってるのがそもそも間違ってたよね。大きな変化は、確かに私たちの今の生活を変えるし、今と違うことをしなきゃいけなかったり、慣れないことをまた体験しなきゃいけないかもしれないけれど、私たちの人生に「いい意味」で訪れたんであって、なんで私はそれを今の私たちを「壊してしまうもの」だと一瞬でも恐れてしまったのだろう、そう今朝気づいたの。

これもやらなきゃいけない、あれもやらなきゃいけない、って大人二人が頭を抱えるんじゃなくて、私たち2人ならこの状況を楽しむことだってできるのにね。

・夏のアパートの更新はどうするんだ、延長するのか、引っ越すのか

・転職と移住、前もって知らないと事前の準備ができない、いつになるんだ、条件はどうなんだ、期間はどうなんだ、どうするんだ

・仕事である10月のドイツのメッセ、開催されるかで仕事の予定が大きく変わる、でもコロナでまだわからない、身動きが取れない

数えられないくらいのアップデートが毎日あって、昨日話したことが数時間でまた更新されていく、だからこそ毎度毎度真剣に悩んでしまうと、数時間後の変更だけでダメージをくらう。「え、だってさっきはこうだったんじゃないの、勘弁してよ」って。だから、だからこそ。

全部楽しむ!なんだこの変化の渦は!笑 
アホか!笑 って。

最高だね、うちらすごい変化の年に生きてるね!
やってやろうじゃんね!ホセ!
チームワークやな!

私一人がそう思っててもダメ。どちらか一人がこの変化に怯えて、ストレスを抱えて、安定がいいのにと嘆いたら、これらは一瞬で「苦」にしかならないのだから。だから、ホセがランチで「僕も同じことを思っていたんだよ」と言ってくれたときの、安堵感と、「やっぱりさすがだわ、My Partner !」っていう気持ち。自分たちを冷静に客観的にみれるスキルと、そして数日で切り替えれる感じ。私は、今日また自信がついた。

大きな変化は、誰だって不安だ。
私がその瞬間「OK!」と叫べたって、
相方が同じようにすぐに「OK!」と叫べないときだってある。

でも、信じて話してみる。
諦めないで、歩み寄ってみる。
私は確かに空を飛ぶ鳥で、あなたは勇敢な犬かもしれない。
でも、私は、あなたと一緒に歩みたい。

そうすると、ホセは、絶対に同じページに来てくれる。
数日遅れたって、絶対に同じ場所に来て、
2日前とは全然違い弱音も不安もない顔で、
こっちをみて手をとってくれる。

さ、もも、僕たちだったらできるよ。行くよ。

あなたの支えがあれば、私は100%120%どころじゃなく、200%にだってなってみせる。それをさせてくれる限り、私は期待に応えるように、ぐんぐんと大きな植物のように育ってみせる。あなたが自分の芽を確実に育んでいる間に、私も自分らしく、大きく広げて生きていきたい。

どんな変化だって、私たちの見方だ。

Come What May. 
どんとこい!!!

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