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富浦港をあとにする「さんま漁船」の勇姿

画像は2020年8月20日に撮影した、富浦漁港から出港する、県南唯一のさんま漁船(99トン)の勇姿。新型コロナウイルスの影響で富浦漁協主催の壮行会は中止されたものの、演歌が流れ、見送る人も盛り上げます。さんま漁船出港は、「例年ではお盆前」という方もいらっしゃいました。さんま漁の伝統を守る人々の姿に見惚れてしまいます!

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2003年、『勇勝丸』『長栄丸』『福栄丸』の3団体が集まって安房さば・さんま漁業生産組合が設立され、第一安房丸が誕生しました。

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さんま漁には年1回、富浦港から出港。北海道根室の先・ロシア海域からスタートし、基本的には船上生活を続けながら3〜4カ月間、太平洋を南下していきます。

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漁法は夜間に集魚灯をつけてさんまを集め、棒受け網で一気にすくい取る「さんま棒受け網漁」。鮮やかなのは大漁旗や五色のテープだけでなく、集魚灯も。集魚灯は現在ではLEDで七色に光りながら出港していきましたが、当日集まっていた元漁師の方にお聞きしたところ、漁では白色以外は使わないだろうとのこと。

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出港当日はご家族やお友だちが集まり、船を追って移動する人もいるなか、特に船長の奥さまがずっと手を振り続けていたのが印象的でした。

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