はっとしたこと

昨年12月に第二子が無事誕生した。
初めて長男と離れる入院期間の1週間、ドキドキしたけど案外あっさりと終わった。

退院後も2週間ほどは実家にお世話になった。年末年始だったのもあり、夫と長男は自宅のま間で、ご飯のときだけ実家に来るスタイルであった。

新生児の世話と自分の産後の体調回復に集中してたのもあり、長男のことは夫もいるので、まあ大丈夫であろう、という気持ちでいた。
長男も赤ちゃん返りすることなく、楽しそうにしてたので、あぁ意外と大丈夫じゃんと思っていた。

実家から自宅に戻り、いよいよ4人での生活スタート。だんだん長男の様子がかわってきた。

まずママの抱っこを受け入れない、夜いっしょに寝るのも拒まれた。結構ショックだった。
パパがいいと何度も言われる。
長い間パパ中心だったからかと思い少しやりきれない思いを持ちつつも、仕方ないのかなと思う自分もいた。

けれどよくよく様子を見てみると、やっぱりママがいいと言って泣きそうな顔をしながらすり寄ってくるのだ。
私はハッとした。たった3歳足らずの子に気を遣わせ、あまのじゃくにさせ、なんで気づいてあげなかったのだろうかと。本当はママがいいに決まってるのに、私や赤ちゃんに気を遣っていたのだ。

猛省した。彼のいい子ぶりに甘えていたのは私だった。

親の前でいい子になんてなる必要は一ミリもないのに、そうさせてしまっていた自分を恥じた。

それに気づいてからは、なるべく長男ファーストで生活をしてみるとだんだん元の彼に戻ってきた気がする。これも私の勘違いかもしれないが、どれだけ時間をかけてもずっと長男が大好きで愛してることを行動に伴わせて伝えていこうと心から誓った出来事であった。

本当に、子供に成長させられている。

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