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ロールモデルの先輩プロデューサーから学んだ3つの事

1つ2つのプロジェクトマネージメントでひぃひぃ言っていた20代半ばの頃、携わっている1つのプロジェクトにKさんという方が外部プロデューサーとして加入されました。Kさんとの出会いが僕の人生のターニングポイントでした。

1. 「プロジェクト数は10個ぐらい回すことができる」という事実
Kさんは自分の会社を持ち、プロデューサーとして主に広告やクリエイティブ関係のプロジェクトを回している方でした。常時8〜10個ぐらいのプロジェクトを回してると聞いた時、「1人でその数のプロジェクトを回すことができるんだ!?」と衝撃でした。同時に、自分が勝手にハードルがぐっと下がった感覚を得たことをよく覚えています。

世界記録を更新する人が現れた瞬間、多くの人がかつての世界記録を簡単に更新していく、という記事を見たことがあるのですが、まさにこれかと。「できている人がいるんだから、自分も努力すればできるのかもな」と思えたことが学びの一つでした。

とはいえすぐにはそんな数を回すことはできません。ともかく経験値を増やすために、機会あればKさんから仕事の回し方を聞いたり、手伝ってほしいと言われたらすぐに手を挙げ、そのスキルを盗むことに必死でした。

2. 提案書はヒアリングの時に作成する
側で仕事ぶりを見ていて、こりゃすごい…と思ったのが、
クライアントから与件相談を受けているmtgで、提案書の骨組みを作る
ことでした。

打ち合わせが終わるタイミングで「こんな提案の方向性でどうですか?」と確認するので、そこで「合ってる、違っている」とやりとりができるので、次回以降のミーティングがスピーディーかつ具体的に進められているのが印象的でした。この方法は僕もよく活用させてもらっています。

3. 自分のスキルセットの数を増やす
Kさんはプロデューサーとして、クライアントワークはもちろんのこと、予算管理、プロジェクトマネージメント、外部スタッフのネットワークに加え、フォトショップスキル、動画編集スキル、3D製作スキル、クリエイティブに関する膨大な知識を持っていました。

「これからの時代は一人で何役もできる人がどんどん活躍していく。新しい知識は常に学び続け、自分のスキルセットを増やし、磨き続けること。」

これは僕へのアドバイスではなく、自分自身に言い聞かせているようで、逆に背筋が伸びました。

この言葉を糧に、何でも一通りできるようになろうと心に留め、何でも自分でできるように挑戦してきました。振り返ると、営業、インフルエンサーから海外セレブまでのキャスティング、動画プロデュース、SNSアカウント運用、広告配信、海外プロモーション等、一通り自分でできるようになったと思います。まだまだ現状に満足せず貪欲にスキルは増やしていきたいです。今は「経営」を学ぶべく励んでいます。

最後に
ロールモデルは何人いても良いです。仕事、ライフスタイル、遊び、人間関係。様々なジャンルにおいて、様々なロールモデルを作ることをお勧めします。

なかなかそんな人に出会わないよ!という人は、ロールモデルの方に出会うべく、どんどん人に会っていきましょう。自分の人生を変えるのは自分自身です。行動あるのみです!自分で切り開いていく人生は、大変な事も多くありますが、人生をしっかり生きている感覚を感じることができると思います(リスクヘッジも大切)

僕は今のところ、何とかやれているので、とても楽しいです!!

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