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英語の記事・文献の紹介。Nick Land"Teleoplexy"(2014)、Nick Land「加速主義の拙速な紹介(A Quick-and-Dirty Introducti… もっと読む
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記事一覧

つぶやきメモ2:『闇の経済学』があったらよいのかもしれないという話

例えば、マイケル・ルイスの『ライアーズ・ポーカー』『世紀の空売り:世界経済の破綻に賭けた…

江永泉
6か月前
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つぶやきメモ1:批評の座標の感想(ジェンダー平等への意識を感じた)

人文書院という出版社が、2023年4月から「批評の座標」というタイトルで日本の批評家を取り上…

江永泉
7か月前
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つぶやきメモ0:経緯(付・いわゆる「ナーロッパ」前夜と蝸牛くも『ゴブリンスレイヤ…

Twitter(X)を使って5年くらいになるのだが自分が何をいつ書いたか忘れてたのに気づく機会が増…

江永泉
7か月前
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レオ・ベルサーニ『ホモズ』(1995)読書ノート:「プロローグ:”We”」[1‐10頁]

はじめにここではアメリカの文学研究者レオ・ベルサーニ [Leo Bersani,1931-]の著作『ホモズ […

江永泉
3年前
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ニック・ランドNick Land「加速主義の拙速な紹介」(2017)の紹介(導入と日訳)

■はじめに 本記事では、ニック・ランドの2017年のエッセイ「加速主義の拙速な紹介(A Quick-a…

江永泉
4年前
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ニック・ランドNick Land「始原的な抽象(Primordial Abstraction)」(2019)の紹介(梗概…

■はじめに 本記事では、ニック・ランドの2019年のエッセイ「始原的な抽象(Primordial Abstra…

江永泉
4年前
6

ニック・ランドNick Land"Teleoplexy"(2014)の紹介(日訳と概略)

■はじめに 本記事では、ニック・ランドの2014年の論考「Teleoplexy:加速に関するノート」の日訳と概略を掲載する。原文はマッカイ/アヴァネシアン編著『加速主義読本』(2014年 未訳)に所収されている。論考は、20のセクションで構成されている。「日訳」ではランドの原著を訳し注を加えた。「概略」では幾つかのセクションごとに、大まかな内容をまとめた(私の読解に即してまとめている。一つの解釈として批判的な参照をお願い申し上げる)。なお、「Teleoplexy」は原著者によ