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運動会前夜のヘアカット失敗から学んだ、引っ越し後に優先すること!

転校2回目。
当時、小3の娘と小1の息子。
引っ越してすぐの運動会だった。

運動会の前夜、
息子の髪が伸びていることに気づいた。

前髪だけならまだしも、
襟足も長くなっていてやぼったい。

片付けばかりに気がいって余裕がなく
髪の長さに気づかなかった。

もちろん、まだ美容院は探してなかった。

転校したばかり。
父兄もたくさん運動会を見に来るし
第一印象は大切だよね。

どうしようかと迷った挙句、
わたしが切ることにした。

自信はなかったけど、
ハサミを縦に入れながら少しずつ切ると
案外上手に切れた。

そばで見ていた娘から
「ママ、うまい!」
と言われたので
息子もホッとした様子だった。

”心配だったんだぁ、カッコよくしてあげよう”
と気合を入れ直し、
仕上げのもみあげに取りかかることに。

それまでハサミで慎重に切っていたけど
バリカンに替えて、なでるようにあてた瞬間……。

髪がスッとなくなってしまった。

わぁ――ッ!やっちゃった!

右の”もみあげ”がなくなってしまったのだ。

アタフタしているわたしの態度で
息子が不安そうな表情にになってしまった。

正直に
「もみあげツルツルになっちゃった。
ゴメン!」
と言うと、鏡を見て息子と娘が爆笑。

「右だけなくなっちゃったよ!笑」

息子はツルツルした”もみあげ”を触りながら
大爆笑している。

「ごめんね!どうしようか……」
というわたしに娘の一言。

「描けばいいんじゃない?」
ナイスアイデアをくれたのだ。

わたしがメイクをするのを
小さい頃からじっと見ていた娘。

まゆ毛を描くように、描けばいいんじゃない?
というのだ。

試しに、アイブロウで描いてみると
ぜんぜん違和感がなかった。
いや、違和感はあったかもしれない。
でも、左の”もみあげ”を短く薄くしたので
なんとか、ごまかせた。

息子も「これならわからないよね!」
と笑っていた。

助かったぁ!
ホッと胸をなでおろした。

次の日の朝、
アイブロウで念入りに
”もみあげ”を描いて見送った。

娘のナイスアイデアのお陰で
運動会も無事終えられた。

【追伸】
朝、送り出したときは
しっかり”もみあげ”はあった。

運動会で準備運動をする息子を見ると
すでに消えていた。

気になって”もみあげ”を触っていたらしい。
右側から見たら
「テクノカット」の息子を見て
笑が止まらなかったのは、内緒にした。

結局、運動会の次の日に美容院へ行った。
右の”もみあげ”のことを美容師に話すと
左右の差がないように切りそろえてくれた。

やっぱりプロに任せるべきだった。

それからは、引っ越したらすぐに
「美容院」と「病院」は探すことにしています。


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