impromptu

ヨーロッパ放浪中の作曲家

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最近の記事

海外で便利なキャッシュパスポート

海外生活に当たり、留学センターの方に勧められたのがキャッシュパスポート(以下CP)と言うカード。 これは所謂プリペイド式のクレジットカード。 行く前に申し込んで、カードが2枚届く。 そして振込むのだけど、€や£や$など主要な通貨の口座がそれぞれあって、使いたい通貨を選んで使いたいだけ振込む。 もちろん複数の通貨に入金可能で、例えば£に10万円、€に10万円、日本円で10万円、と言うように大きな限度額はあるものの自由度が高い。 普通のクレジットカードよりもこのCPだと手数料が

    • イギリスの食べ物

      巷で良く聞く、イギリスの食べ物はマズいと言う風評。 あれは、正直言うと…本当だ。 なんと言うか、変な味がしてマズいのではなく、味がない。 後ちょっと、お塩を足せば美味しいのに、と思うものが殆ど。 料理をした事がない人がマカロニサラダなんかを作る時、塩も胡椒も入れずにマヨネーズだけで作ろうとする。 全てがそんな味だ。 とは言ってもここ何年かでずいぶんましになってきたようで、いくつか美味しいお店などもあったので紹介したい。 「インドカレー」 インドは長い間イギリスの植民地

      • いざ、ロンドンへ

        ついに出国当日。 朝早くに空港のホテルを出て、搭乗カウンターに向かう。 向かうと行っても徒歩1分の距離だ。 ANAのカウンターでチェックインしようとすると、 少し離れた所に知っている顔がいることに気づく。 夫の辞めた会社関係の若い後輩が二人。 あちらも私達に気づいたと思ったら、 何やら嬉しそうに掲げるではないか。 近づいてみるとスケッチブックに書かれた大きな文字、 「LOVE 〇〇〇〇(私達の苗字)」 そして真っ赤なハートマーク。 昭和や、えらい昭和な見送りや… 爆笑し

        • 渡英準備

          出国は3月末、そう、年度末。 日本での住居は賃貸なので引き払う。 そして夫の実家の離れに家具や荷物を預けるための引越し、確定申告、おまけに年度末で仕事が重なる。 普段、1〜2ヶ月は全く仕事をしない事があるくらい暇人なのに、これでもかと言うくらい重なる。 そしてたくさんの人が渡英前に会おうと言ってくれるので、夫婦で東西を行脚する。 皆さんにご馳走になった、ご馳走様でした。 それに色々な贈り物も頂いた。 ちなみに、友達からは良いお出汁パックがたくさん集まった。 好みをわかってく

        海外で便利なキャッシュパスポート

          ロンドン語学留学VISA取得

          さて、夫婦でロンドンに住もうと決めた私たち。 観光VISAだと半年しかいられないので、語学留学VISAを申請することに。 これだと最長11ヶ月UKに滞在できる。 学校が9ヶ月、残りの2ヶ月はホリデーを取れると言うもの。 細かい事は覚えていないがエージェンシーの担当の方に親切に教えてもらい、色々と記入して翻訳も依頼して、申請。 そして、この時に預金残高を証明しなければならない。 UKで1年くらいは暮らせる預金額が口座にある事を、通帳を見せて証明するのだ。 そこは我が家の大蔵大

          ロンドン語学留学VISA取得

          ことのはじまり

          おととしの夏の終わり、夫がこう言った。 海外に住んでみるの、どうかな? 私はすぐに、いいねー!と答えた。 ついでに、パリがいいな、とも。 昔からクラシック音楽を勉強し生業としているにも関わらず、一度も留学経験がないのは正直コンプレックスでもあった。 今からだって遅くない、ヨーロッパの空気を肌で感じるだけでも何かが少し変わるかもしれない。 すると夫は、仕事のために英語を勉強したいし、昔から好きだったロンドンがいいなと言う。 ロンドンは私は特別好きでもないし、クラシック音楽

          ことのはじまり

          Ouverture

          今、大好きなパリにいる。 去年の春から1年ほど夫婦でロンドンで暮らし、 その後パリに来て、この後もヨーロッパを周る。 夫婦での海外留学のきっかけや移住に関すること、海外での生活、その他日々の何気ないことなど、気の赴くままに気取らず気負わず、記していこうと思う。 職業は音楽を作ること。 たまには音楽の話も交えつつ。 続くかな、ひっそりと続くといいな。