公立中学校訪問インプロワークショップ【校内調整のコツインタビュー】
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公立中学校訪問インプロワークショップ【校内調整のコツインタビュー】

IMPRO KIDS TOKYO

IMPRO KIDS TOKYOでは、学校現場にお邪魔してのインプロワークショップも実施しています。今回は、2021年4月に訪問した中野区立中野東中学校での訪問ワークショップについてご紹介。

まずは、ワーク実施までの流れについてです。(おすすめ読者:自分の学校に訪問してほしいけど、導入の仕方がわからないという方)

ワークショップの概要

対象学年:中学3年生の全クラス(4クラス)
ワーク時間:各クラス1コマ(50分)
導入した枠:国語の授業の1コマ
場所:各クラスの教室
依頼費:各学校で利用できる外部講師費用(決裁は校長先生)
ワークのテーマ:他者とコラボレーションをする

校長先生の許可をいただければ利用できる、外部講師用の予算で呼んでいただきました。また、3年生全クラスで一斉に長時間(4コマ分)やることや、2クラスずつ2コマで実施することも検討していただきましたが、今回は初回ということで、担当の先生の裁量で実施できる国語の授業の1コマを使うことにしました。
1時間で完結する形をとったことも、導入のしやすさを後押ししたと思います。

導入までの流れ

2021年1月末
元々知り合いだった青野先生とIMPRO KIDS TOKYOのスタッフがMessengerでやりとり。その中で「学校でワークショップをしてみたい」とお声掛けいただく。
2021年2月上旬
Zoomにて初回打ち合わせ。生徒の様子・ワークへの期待・ワークの日程・料金などについてヒアリング。

ワークの日程について、3月末にするか4月頭にするかが大きな検討事項になりました。授業が一通り終わっている3月に実施できると良いのではないかとの話もありましたが、新型コロナウィルスの感染者数が増加している時期だったため、結果、年度が明けた4月頭に実施を目指すことにしました。
次年度の時間割が確定する3月中旬〜下旬に、再度日程を調整することを確認しました。
2021年3月下旬
Messengerでやりとり。1時間4コマと2時間4コマの2種類のお見積を提示。料金と授業時間を考慮し1時間4コマに決定。これに合わせてワークの日程を確定。
この時期は、学校や先生のご希望に合わせて、料金や時間を調整しました。また、校長先生などにご説明しやすいよう、インプロについての資料もお渡ししています。
2021年4月初旬
Zoomにて2回目打ち合わせ。生徒の様子などを改めて伺い、ワークの内容を最終決定。
新学期でクラスが変わり、2月にうかがったニーズと少し変わっている部分もありました。その部分をワークに取り入れつつ、当日の流れなどを最終確認しました。
2021年4月中旬
ワーク実施。
実際に学校に訪問し、ワークショップを実施しました!
※ワーク内容の詳細は次の記事で詳細にお伝えします。

訪問ワークを導入できた要因は?

今回実施させていただいた中野東中学校は公立校。私立に比べて導入のハードルが高い場合が多いのですが、今回は私達が驚くほどスムーズに進んでいきました。

どうして実現することができたのか。今回導入してくださった青野先生に直接インタビューして聞いてみました。

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自分の授業の枠の中で実施した
青野先生が受け持つのは2年生と3年生の国語。この授業の中の1コマをインプロのワークショップにあてていただきました。

他のクラスとの調整や場所の確保等は必要なく、青野先生の裁量でできる範囲だったことが、要因の一つにあげられます。

これまで枠にとらわれない活動をしてきた
インタビューの中で、青野先生がこれまで沢山の活動をしてきたことを教えてくださいました。

特に印象に残ったのは、担当の国語を「教科書で」教えることにこだわらないというお話です。

青野先生は国語を学ぶ目的を「他者とわかり合おうとするためのツール」と考えているそうです。この目的を達成するために、教科書の単元にとらわれず、色々なものを試して授業を作られているとのこと。

日々、国語の可能性を探求されていたからこそ、インプロに可能性を感じ、導入に積極的に動いてくださったのだと思い、私達もとても嬉しかったです。

知り合いの信頼できる先生が導入していた
とはいえ、インプロ(即興演劇)を入れようと思うのは中々勇気のいることだと思います。そこをお尋ねすると、自分も体験したことがあること。理沙先生の存在があったことを教えてくれました。

青野先生とIMPRO KIDS TOKYOの出会いは、『Teacher's Lab』という先生たちの学びのイベントでした。そこで過去、IMPRO KIDS TOKYOは先生向けにワークを実施しています。青野先生にも体験していただいていました。

それに加え、IMPRO KIDS TOKYOがかえつ有明中・高等学校の理沙先生と学校に訪問ワークをした記事をご覧になったことが大きかったといいます。

知り合いで信頼もしている理沙先生が導入していたのだから、きっと良いものだろうと思ってくださったとのこと。他の先生や校長先生を説得するときも、「他の学校もいれている」という事例があるとハードルが下がると思います。

悩まれている方は、是非この記事をきっかけにしていただけますと幸いです。

校長先生がチャレンジ精神のある方だった
最後に、中野東中学校の校長先生がチャレンジ精神に溢れている方だったことがとても大きかったことが伺えました。

校長の田代先生はこのコロナ禍において、動画教材500本を作るプロジェクトを進めるなど、積極的に新しい取り組みや生徒のためになる活動を実施している方です。

田代校長先生は他の先生に対しても「自由にやっていい」と伝え、本当に色んなことにチャレンジさせてくれるといいます。

今回のインプロも青野先生の提案に「いいね!」と乗ってくれたそうです。

校長先生のチャレンジ精神が先生に伝わり、それが生徒に伝わっていく素敵な循環を2日間で感じることができました。

最後に

今回の公立校への訪問は、IMPRO KIDS TOKYOにとってもとても学びの多い時間となりました。これを機に、さらに学校へ展開していきたいと考えています。

自分も授業に取り入れたい!学校に来てほしいと感じてくれた方は、ぜひお問い合わせください。

学校訪問ワークショップについて
お問合せはこちら!

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IMPRO KIDS TOKYOは、日本の子どもたちや教育現場で「答えを与えられるのではなく、仲間と協力し答えを作っていく」体験を届けたいという想いから2018年6月に発足しました。即興演劇(インプロ)の専門知識や経験をもとに、東京・千葉・神奈川・茨城でクラス展開しています。