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もりやまキャリアチャレンジ | 参加者インタビュー

もりやまキャリアチャレンジ2020・2021に参加した高校生にインタビューを実施しました。今回は、そのインタビューの様子をお伝えします。

もりやまキャリアチャレンジは、守山市に在住あるいは守山市にある学校に在学している生徒を対象とした、若い世代向け起業家推進プログラムです。本プログラムは、「起業家の集まるまち守山」をキーワードに、若い世代の起業家や将来の起業家を育成すること、起業家を応援する大人・企業を増やすことを目標とした守山市の「2021年度 守山市の将来を支える若い世代の起業家教育推進事業」として実施されています。

https://impactlab.jp/moriyama_cc_2021

中井勇希さん | 起業家の集まるまちで見つけた今後の目標

まずお話を伺ったのは、立命館守山高等学校3年生で来年度から立命館大学情報理工学部に進学する中井勇希さんです。

▲中井勇希さんの動画は上の画像をクリック

ー 社会課題に取り組むようになったきっかけは

 中学生の頃は、勉強ばかりしていて、勉強に飽きてしまったので、何か活動をしてみようと思っていた時に、高校生で社会問題を考えて、解決するようなクラブに出会い、入部することにしました。

ー なぜびわ湖ピッチに参加したのですか

 もりやまキャリアチャレンジは、他の学校の生徒と一緒に活動したり、普段の学校環境が異なり、立命館守山高校だけでは、出会うことがない価値観が異なる人たちと一緒に取り組める良い機会だと思いました。

ー びわ湖ピッチに参加した感想を教えてください

 リーダーシップの取り方に苦労しました。これまでは自分のスタイルでリーダーシップを発揮していくような感じでしたが、チームの人たちに合わせて自分のスタイルを変容させることが大切だと思いました。

ー びわ湖ピッチから何か学べましたか

 相手や顧客が何を求めているのかを考えることを学びました。ピッチするにあたりどのテーマを掘り下げるか深く考えておいた方がよかったです。例えば、協賛企業の方がどのような事業をされているのかよく調べてから取り組むことができれば、もっと質が高い内容のプランができたと思います。

ー びわ湖ピッチではAIを活用した自主練習支援アプリ「アイバド」を発表していましたが、プロトタイプはどのようにして考えたのですか

 高校1年生のときからビジネスコンテストをきっかけにPythonに取り組もうと思い、取り組んでいました。ピッチで表現した動作解析のプロトタイプは、GitHubにあるリポジトリから体格を認識するAIというものがあったので、それを活用してプロトタイプに取り入れました。

ピッチの様子(中井勇希さん:右)

ー びわ湖ピッチを終えて、今後チャレンジしていきたいことを教えてください

 最近VRにはまっています。特に、VRのワールドを作ることに興味があるため、この分野を深めていきたいです。引き続きPythonも極めたいと思っています。

ー 今後のキャリアとして、起業は視野に入っていますか

 起業するなら、VRやARの分野で頑張りたいと思っています。他にも、人をマネジメントする経営者になりたいです。

ー これからチャレンジする後輩に向けてひとことお願いします

 びわ湖ピッチに参加することによって、学校の勉強や部活だけが社会で活用できるスキルではないことがわかるので、経験として参加しておくことをお勧めします。ビジネスコンテストなどに出ると、スライドの作り方や情報の検索の仕方に苦戦することもあるが、それが、きっと将来役に立つので是非やってみてほしいです。

ー 最後に今後の意気込みを聞かせてください

 滋賀県には琵琶湖しかないと思われがちですが、起業家の集まるまちとして守山市もあります。守山市のように僕も頑張っていきます。


中井咲希さん | 未知の世界に飛び込みチャレンジする経験を

次にお話をお伺いしたのは、立命館守山高等学校3年生で来年度から立命館大学 経営学部 国際経営学科に進学する 中井咲希 さんです。

▲中井咲希さんの動画は上の画像をクリック

ー 課外活動を始めたきっかけは

 中学生の頃から自他共に認める英語好きで、英語が得意でした。しかし、英語はツールであって、それだけができても意味がないと言うことに気づき、何かもう一つ武器ができたらいいなと思っていました。

 高校1年生の時に半年間カナダに留学したが、新型コロナウイルスの流行により途中で帰国を余儀なくされました。留学での不完全燃焼のもやもやを抱いていた時に、友人から立命館守山高校のインパクトゼミを紹介され、入ったことが活動のきっかけだった。

ー びわ湖ピッチで印象に残っていることを教えてください

 さまざまな学校の人と一緒にチームを組んで活動したり、いろいろな大人との繋がりができたことが印象的でした。

ワークショップの様子

ー これからチャレンジしたいことはありますか

 中井くんと同じで私も「メタバース」に興味を持っています。大学の専攻は、世間的にいえば文系ですが、文系関係なく、理系の分野や技術開発などにも力を入れたいです。

ー 今後の意気込みを教えてください

 人とのつながりにはいろんな可能性があると思います。異なる世代の方や違う国の人は様々な価値観を持っていたり、面白い特徴があったりすると思いますので、人と人の繋がりを大切にしながら、これからも頑張りたいです。

ー びわ湖ピッチに興味がある後輩へメッセージをお願いします

 学校の中だけだったらわからない社会のことも、実際に学校の外に出て学校以外の方との繋がりを持つことで、刺激を受けることもたくさんあります。自分の知らない世界に飛び込んで、そこでチャレンジすることがすごく良い経験になるので是非参加してほしいです。

ー 最後に、起業を目指す仲間へひとことお願いします

 人を助けたいとか、社会をよくしたいと思って頑張ることはいいことですが、頑張る側が疲弊したらそれは持続可能とは言えないです。そのようにならないための手段として、ビジネスで自分たちも社会も持続可能にしていく活動がすごく大切だと思います。

ピッチの様子(中井咲希さん:右から2番目)

【インパクトラボ 公式サイト】
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