バイバイ高校生。
とにかく長いので、ああ今日はなにもすることがないな〜〜壁のシミを数えるくらいしかすることがないな〜。ってくらい暇な時に読んでください。嘘です。長いのは本当です。そして、かなりの乱文です。よろしくお願いします。
もうすぐ高校3年生がおわる。
もうすぐ卒業式だ。
もうすぐ華で、花で、はなで、ハナの高校生活が終わる。
いや泥かもしれない。沼かもしれない。
いやでも夢かもしれない。ユメかもしれない。
なにゆってるかはわからない。
だけど間違いなくわたしの高校生活は、誰もが憧れるドラマみたいなキラキラJKみたいにキラキラはしていなかった。
制服はまじでダサいし、中途半端な田舎だし、校則はありえないくらい厳しいし。
そんなわたしのキラキラしてない高校生活を振り返ってみようと思う。
高校1年生。
そもそも、わたしはこの高校に入りたいと思ってなかった。
家からは1番近くて地元だったけど、いや、だからこそ、この高校には入りたくなかった。わたしはカメラが好きなのに写真部はないし、ゆっくり漕いでも自転車で10分かからない距離の通学に青春があると思えなかったから。
もっとドラマみたいなキラキラした高校生活おくってみたいな〜って泡のようなゆめを見ていたから。
かっこつけた。
素直に言うと
電車通学がかっこよく見えたから。
寄り道したかった。
あと写真部があったから。
ってことでわたしは写真部があって、電車で20〜30分程の距離にあって、制服がかわいくて、可愛い子もいっぱいいて、程よい都会のいわゆる、キラキラ見える高校に行こうとしていた。
そして受験した。
だけど推薦入試で落ちた。
自信はあったけど落ちた。ちなみに倍率は4、5倍くらいだった。と思う。
受験の面接が終わってあとは部屋から退室するだけ!って時に緊張がほどけてしまい、お辞儀をするタイミングを間違えたからなのか。成績が悪かったのか。もっと他に致命的ミスがあったのか。それはわからないけど、まあどっちにしろ落ちた。
その後、1ヶ月後にもう1度、一般入試でこの高校を受験する選択肢もあったが、それはやめた。
かっこよく言うと縁がなかったんだなと思ったから。
かっこ悪く、正直に言うと超超超負けず嫌いのわたしは単純に悔しかった。
推薦入試は内申点(成績)+面接やらエントリーシートやら、(当日のペーパーテストは無し)だったので多分面接のわたしが面接官の目にはとまらなかったんだろう。
だから悔しかった。
わたしはここにいる誰よりもすごいことをできる自信があるのにー!ここにいる誰よりも、人の心を動かせる写真を撮る自信があるのにー!と本気で強く思っていた。私を落としたことを後悔させるくらいのすごいことしてやるー!と思ったから。
今思えば、高校相手に、受験生がなに言ってるんだ!!って感じだけどその時は本当にそう思ってた。恥ずかしいけど。
そして結局、一般入試では例の「地元で、自転車で10分で、制服ダサくて、田舎で、校則厳しい高校」を受験した。結果合格した。
合格するまでの1ヶ月のストーリーはいろいろとあるけど、長くなるので割愛。
そしてなんやかんやで、晴れて高校1年生になった。
やっぱり制服はダサいし、
やっぱり写真部は無いし、
やっぱり校則は厳しいし、
やっぱり田舎だった。
しかも、中学の頃に仲がよかった友達6人は全員別々の高校に進学したから、特に仲の良い友達がいなかった。最初は不安で不安で仕方なかった。
だけど、いつのまにか友達ができた。
しかも写真好きな友達もできた。
いま思い返しても1年生のときのクラスが1番楽しかったんじゃないかなー!って思えるくらい、大大大好きなな友達と仲間がいっぱいできた。
とにかく1年生のときはやりたいことをとことんやっていた。学校が終われば、友達とコンビニに寄ってファミチキを食べたり、アイスを食べたり。恋バナをしたり、海に行って写真を撮ったり、イオンに行ってプリクラ撮ったり。
本当にごく普通のどこにでもいる高校生だった。
けど常にいつも心のどこかで、
このまま3年間ほわほわ過ごしてていいの?
もったいなくない?
なにかわたしにしかできないことをしたい!
もっと何かでかいことをしたい!
もっと夢につながるなにかがしたい!
もっと楽しい充実した生活を送りたい!
漠然と、でも強く強く強く思っていた。
でもそれがなにかはわからないまま、ギターをはじめてみたりもした。だけど長くは続かなかったし、楽しくもなかった。
趣味や夢、夢中になれるものに憧れていた。
だけどカメラで写真を撮ることは大好きだったからよく写真は撮っていた。放課後になったら、夕焼けの時間を狙って友達と学校近くの海にいき、お互い撮りあいっこをしたりして、Instagramに載せて楽しんでいた。
そうやってわたしがほわほわしている時に、担任の先生のひょんな一言がきっかけでなぜか新聞部(写真係として)に入ることになった。だけど、別に新聞には全く興味が無かったから特に活動はせずに、名だけの新聞部員をしていた。
そして、たまーに授業中にクラスみんなでお菓子を食べたり、先生に携帯が使ってるのがバレて怒られたりしながら(学校は携帯持ち込みオッケーだが使用禁止)なんだかんだ楽しい、でも何かが物足りない高校1年生を過ごした。
そうして2年生になった。
2年生になった春のこと。
突然、新聞部の顧問の先生から呼び出され、企業が主催している高校生向けの、あるプロジェクトがあるから応募しなさいと言われた。
NOとは言えず、先生に言われるがままに友達3人と応募したプロジェクトが、なんとものすごい倍率をくぐり抜けて当選してしまった。(詳しいことは割愛します)そしてものすごい体験をたくさんさせてもらった。
それがまずひとつ。
そしてもうひとつは、個人的にまた某有名企業のキャンペーンに応募したところ、またまたすごい倍率をくぐり抜けて当選してまたまたものすごい経験をさせてもらった。
その2つ。
しかもびっくりなのが2つとも、わたしの写真がきっかけで経験させてもらえたものだったからめちゃめちゃ嬉しかった。
あとあと、他にも2年生の間に写真を3点、コンクールやらキャンペーンに出してみた。すると3点ともなにかしらの賞に選んでもらえた。ひとつは1位(特賞)だった。
本当に本当に本当に嬉しかった。
夢が叶った。
わたしにしかできないことをできた。
これは後に書いてるけど、わたしの夢の中にカメラマンというのがある。
だからいつも、インスタでカメラマンさんの写真を見て「ああいいなぁ、わたしもいつかいつかこんな写真を撮りたいなぁ、人の心を動かせる写真を撮りたいな」と思っていた。夢見ていた。
だけど、叶えるのは無理だろうなと思っていたからこの2つの出来事はすごく自信になったし、大切な大切な宝物になった。
ここでは詳しいことが書けないけど、そんな感じで2年生では、わたしの18年の人生においてかなりかなり貴重な経験をたくさんさせてもらった。『わたし的人生の中で後世に語り継ぐべき出来事ランキングー!』がぽんぽんぽん!と立て続けに来た感じだった。後にも先にもこんなことないだろうな、と思う。とても充実してた。仲間もできた。そんな2年生だった。
そしていよいよ3年生になった。
いきなりだけど、前に触れたようにわたしには夢がたーくさんある。
書き出してみる。(ルックスとか環境とか叶えられる・叶わないとかいう話ではなくて!純粋にゆめ!夢!ユメ!)
カメラマン
レジの人
アーティスト
バンドマン
女優
アナウンサー
マネージャー
メイクアップアーティスト
ウエディングプランナー
主婦
お母さん
カフェの店員さん
旅行会社の人
保育士
幼稚園の先生 等
やりたいことはまだまだいっぱーいある
だけど現実的に考えてとりあえず、
幼稚園の先生(保育士)
と
カメラマン
にゆめをしぼった。
だけど更に現実的に考えて
とりあえず、食べていけない可能性のあるカメラマンはやめた。
夢は夢だし、カメラはだいすき。
写真を撮るのもだいすき。
だけどそれで食べていけるかと言われると自信を持ってYESと言える自信はない。
だから安定していて、親も賛成の保育の道に進もうと決めた。(夢のはなしについてはまた詳しく書こうと思う。)
そして保育系の大学を受験し、合格した。
そして今に至る。
正直、3年生は受験受験。勉強勉強。で特になにもなかった。そんなにしてないけど。
いや、なにもなかったと言えば語弊があるけど、ここに書くほど飛び出たなにかはなかった。
毎日「あーーはやく大人になりたいな」と漠然と大人に対して、少しの夢と希望と多めの現実を抱きながら、バイトしたり授業したり、たまに青春のひとかけらを味わってみたりしていた。そんな毎日だった。
そうやっていつのまにか3年が過ぎていた。
もしも「青春」という名のケーキが、8等分されているとしたら、わたしはこの3年で何個食べれただろう。多分、2つくらいしか食べてないだろうな〜。そんな2カケラの青春も、高校生も、もう終わろうとしている。
そんないま、思うことは
「大人になったときに、この3年間を思い出してああ、戻りたいな、なんだかんだ、楽しかったと思えるような3年間が送れていますように。」ということ。
おもえてるかな。
おもえてたらいいな。
わたしはこの高校に入っていろんな経験をさせてもらって、そしてなにより大好きで大切な友達にたくさん出逢えた。それがなによりのわたしの高校生活3年間での産物だ。
この高校に入ってみんなと出会えてよかった。
ありがとうみんな。
あの時、あの高校を不合格になってよかった。
本当に人生はタイミングで運で夢でタイミングなんだなぁと思う。
わたしのなにもなかったようで、
なにかがあった青春が
そこにたしかに生きてたわたしが、
そこにたしかにあったわたしの青春が、
これからもわたしの中で輝き続けますように。
ちょっとなに言ってるかわかんないけど。
そんな気持ち。
だって青春にはやっぱり想い出のなかだけでもキラキラしててほしい。
でしょ?みんなもそうでしょ?
これから先どんな人生がわたしに待っているんだろう。
どきどきとわくわくと
不安と不安と不安と不安と不安と
2:8の割合。
楽しい人生を送れますように。
いや、自分で楽しい人生にしていきます。
努力します。夢を見ます。叶えます。
ありがとう。高校生のわたし。
バイバイ、わたしの青春。
バイバイ、わたしの高校生活。
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