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第26回キャリアコンサルタント試験の結果

先日キャリコン試験の結果発表がWeb上でありました。
そして結果通知書が本日届き、これにて試験がすべて完了しました。

結果は、学科は不合格、実技は合格でした。
(JCDAで受験)

◆学科について

64点。ということで、合格まで3問足りませんでした。
記憶力の無さや勉強不足はあるが、問題文の読み間違い、思い違いなどもあった。このあたりの詰めの甘さが考えられます。

わかってはいましたが、学科に取り組むのが実技に比べて遅くなりました。
模試が行われた試験1ヶ月前ぐらいから焦って勉強をしました。
出来る限りのことはやりましたが、力及ばずでした。

理論家のことを少しくらい知っていても分からないような問題もあったし、もっと深く知っておく必要があったと思う。統計、資料も直前1週間で詰め込んだ気がしますが、記憶や理解が浅かったのでしょう。
消去法で自信を持って消せることができないものも多かったのでやはり勉強不足だった言えると思います。

◆実技(論述)について

判定Aの44点でした。
個別指導していただいた先生からは大丈夫と言われていましたが、やはり結果が出るまでは不安でした。
試験の感触はそれまでの練習と同じくらいの内容を書ききった、時間いっぱやり切ったという感触で、そこまで悪くはないのではと思っていました。
あと直前にいただいたそれまで知らなかった書き方のアドバイスを取り入れられたのも大きかったと思います。
今思うと、論述に関しては養成講座で説明はあったものの指導や練習はありませんでした。(動画での解説はありましたが)
だからこそ養成講座の後が大変でした。
論述は正解が無い、模範解答が無いというのがまた問題となります。
「書いたはいいけど、いったいこれで良いのか?」と皆が口にします。

ネット上の論述講座も受けましたが、個別指導を受けることで自分のレベルの確認ができたのでこれは大変良かったです。
また、JCDAはキャリ協よりも事例文(逐語)の文字数がかなり多く、また解答欄に記入する量も多いので「時間との戦い」と言われていました。
確かに時間はかかって大変でしたが、いろんな解答事例を見ながら自分なりのパターンを作って過去問を解きまくって6月下旬ぐらいにはなんとかサマになってきたように思います。
5月の半ばぐらい、何をどうすれば良いかわからなくなってもがいて苦しんでいた頃が思い出されます・・・

◆実技(面接)について

●面接合計 57点
・主訴・問題の把握 B
・具体的展開 B
・傾聴 B
・振り返り A
・将来展望 A

試験の感触として、CLの話す内容をうまく把握できていないところもあったし、CLが何度も機嫌が悪そうな感じの場面もありました。
展開も後半は行き詰ったようになったのもあり展開はよくないと感じていましたし、そして何よりやりたかった(JCDAが大切にしている)経験の再現を促す「経験代謝」ができなかったことが悔やまれましたが、そのあたりの悔しいところは口頭試問で思いっきり話しました(泣きそうになりながら)。
また、全体的な口頭試問は直前の前日夜から内容を練り直し、当日朝、駅に行く前の車の中で覚えるために発声練習をやりましたから!!
ここは努力した甲斐がありました。

改めて面接対策が一番大変だったと思います。
何しろ対人支援の仕事などしたことが無いし、普段面接などしないし。
養成講座でロープレ練習をしても、いつもクライアントの話したことを忘れるし、修了試験でもクライアント役(有資格者)からはボロクソに言われてしまいました・・・

学科や論述は自分のペースで対策ができるけど、面接(ロープレ)対策は何時何処でやるか計画を立てなければいけないし、一回一回に時間がかかる上達も一筋縄ではいかないことがわかっていました。
だからこそ、養成講座終了後からすぐにとりかかりました。(スタートダッシュをかけたのは良かった)

様々なロープレ会に参加することで、その時々のフィードバックをいただける。そして逐語記録で反省し次回に活かす。
ひたすらこれを繰り返しました。

無料ロープレ会だとフィードバックが少なかったり、受験生のフィードバックということもあるので、有料ロープレも何度か受けました。主催者や人にもよりますが、有料なぶんだけ時間もしっかりとってもらい、修了後も逐語録でのフォローもあったので価値があったと思います。

結果的には実技は合格できましたが、はっきり言ってこれで実務ができるのかというと極めて怪しいです。
もちろん合格者の中でもレベルは様々だと思いますが、この程度だとほんとに入門レベルだと思っています。

◆まとめ

これで試験の全てが終わりました。
結果は自分の実力だと受け止めるしかありません。
学ぶこと、面接(ロープレ)の練習など試験のために多くのことを行ってきましたが、勉強の他に、計画したり、受験生同士で励ましあったり、勉強の進み具合、ロープレの出来具合を話しあったり、いろんな人との関わりや人間模様を味わうことができた期間だと思います。
また、勉強や練習を行うにあたって多くの方の支援があっての結果です。感謝の念に堪えません。
本格的な資格勉強は初めてでしたがいろんな意味で良い経験になったと思っています。

今後のことはいろいろと考え中ですが、前を向いて進んでいきたいと思います。

※試験対策として行ってきたことはこちらの過去の記事で


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