「生きるぼくら」(原田マハ)【読書録】
子供の頃から学生時代、そした大人になって、未来へ・・・そんな壮大なテーマでは無いと思うが、この本を読みながら僕は楽しかったことも、苦い思いや辛い思いが湧いてきた。そして過去から近い未来へ思いは巡り、身の周りの家族や自分のことまでついつい憂いてしまう自分がいた。
ただし、この本はそんな重い内容ではない。
原田マハさんの本を読むのは2冊目。(前回は「キネマの神様」)
今回はあまり内容を知らないまま、評価が高いという安直な理由で読んでみたが、今回も読みやすくて面白かった。緩急がつ