『「愉快な人生」を生きる』を読んで
著者の本は過去に一冊読んだことがあるが、今回はタイトルに惹かれて読んでみた。
著者は若いときに瀕死の事故を経験し、「老子」に出会い、その後「論語」「孫子」「仏教」などの東洋思想を学ぶ。そして、ひとつの結晶を発見し、それをひとことで集約すれば「愉快」というキーワードで現わせるということ。
“天が「かくあれ」と人間に求めているのは、愉快な人生と健全な社会である。”
愉快とは、欲望の暴走やエネルギーの浪費ではなく、明日への希望と、謙虚、感謝であるということ。
僕自身はどうも、“