見出し画像

バイトの軌跡①

バイト卒業時に振り返るタイミングがあるのですが、せっかく唯一の4年()の終礼を聞いてくれる方々に、一つでも多く還元して去りたいなと思うようになりました。勤務での学び・気づきを今のうちに言語化しておけば、卒業時スムーズなのではないかという予想のもと、書き起こします。ちなみに時系列ではありません。


仕事が具体的でないとき、人のモチベーションは下がる。


これは4年になってようやく気づきました。職種柄、仕事の幅が広くて1年時には仕事に慣れることで一杯一杯なので、特に私のアルバイト先では後輩育成を注力しています。きっかけは1年次にトップダウン型組織で「仕事は見て覚えろ」の教育を受けてきて、モチベーションが下がった同期が全員退職してしまったことでした。

2年次はリーダーとしてフロントで働くようになってから、後輩育成へのベクトルに偏ったチームづくりを目指していました。当時は(上手く行かないことが多すぎて常にメンブレだったものの)後輩育成には自信を持っていました。ですが、先輩方を巻き込んだチームづくりができず、結局空回りになってしまいました。アルバイト期間の一番の後悔かもしれません。

3年次はオブザーバーとして後輩主体のチームづくりを客観視するようになってから「自分の介在価値って何だろう」と考え込むことが増えました。会議でも後輩のアシスト、研修の発信も後輩向け。「マネジメント」の定義・指標が不明確で、個人のマネジメントへの熱量が仕事のモチベーションに直結している状況でした。実際、プレイヤー気質なメンバーたちのモチベーションが下がっていくのを痛感していました。

しかし、4年次に社員さんと同じ業務を担当するようになってから、具体的な仕事が増えました。月一度の面談・カリキュラム提案等の「自分にしかできない具体的な仕事」を通じて、期限から逆算して業務に取り組むようになり、達成度も可視化される状態になりました。


=====

この経験から、仕事は具体的でないとモチベーションが上がらないと気付きました。マネジメントは「相手への思いやり」「後世支援への熱量」に放任するとチーム全体の底上げも難しいので、

①理想実現に必要な具体的な作業・業務を可視化する。
②個人の熱量・裁量に任せる際も、追える仕組みを作る。
(③課題の要因に気づいたら、改善提案を怠らない。)

を実行していきます。あと「チーム作りはメンバー全員が取り組むこと」の前提に立って、どうしたら円滑にチームが動くか、を基本方針に仕事もプライベートも生活していきます。結局マインドセット。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?