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目標に到達したからといって幸せになれるわけではない

夢や目標があって、そこに到達したら幸せになれる。それが叶ったら幸せになれる。ずっとそう思ってて、何年もがんばってた。

まだまだ足りない。もっとがんばらなきゃ。まだまだ、早くしないと。時間ばかりが過ぎて焦り、この道中は苦しく、全然心地よくなかった。

努力できる環境があるのは幸せなことだけど、目標ばかりを見て今を見過ごしている。

山の上ばかりを見て、いま身近にあるものや、足元に小さな花が咲いていることには目を向けず、なんておろかなんだろう。今この瞬間にしか生きれないのに。

プチ目標が達成できたときは泣くほど嬉しかったけど、その嬉しさは時間と共に薄れ、また次の目標到達のために頑張る。達成したら幸せになるという考えは、いつまでたっても何かを掴むことに躍起になり、いまを大事にできていなかった。

なぜこんなに苦しんでいるのだろう。
いつになったらラクになれるんだろう。
いつになったら叶うんだろう。
私ってどっかおかしいのかな。私の「何か」が間違っているのかもしれない。

と、ずっっとしんどかったんだけれども。

ようやっと気がついた。


自分のこだわりや思い込みに苦しんでいたんだ。つまり、自分の固執した考えに苦しみ、自分で苦しみをつくっていたということ。

自分の幸せや価値を外側に求めていたわけだ。
自分は内側にあるのに。

目標に到達したら幸せになれる。その先に幸せがある。と思ってるうちは幸せになれない。とゆーか、いつまでたっても幸せを感じれない。

自分で作り上げた苦しみだと気づいて、少し力が抜けた。

あぁ…やっと解放されるんだ。と。


こだわりもある程度大切だけど、柔軟性って大事だ。

「苦しい」というのは、何かが自分にとって間違ってて、今回のは私の考え方や思い込みが作り出していたんだな。

自分をラクに、解放してあげよう。

目標達成にがんじがらめになるよりも、いま目の前の日常に目を向けてもっと大切にしたい。好きな人たちとの時間をもっと大切にしたい。

その方が日々を楽しめてずっと幸せだ。

全て自分の在り方次第とは、こーゆうことなのかもしれない。



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