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多くの人は伴走支援者として指名してもらうところで挫折する

「ファンドレイジングの伴走支援者としてよくやってこれていますね」と言われることがあります。今回はそれについてお話していきたいです。

私が思っているファンドレイジングの伴走支援の全体像は以下です。

と真面目に書き始めようと思ったのですが、今回はその前の段階の伴走支援者として指名してもらうことが大事なのではないかと思い以下のスライドを書きました。

こういうのも大事だけど


多くの人は伴走支援者として指名してもらうところで挫折するんです・・・


あなたに 企業でコンサルタント経験があっても NPOで中間支援組織にいたとしても
そんなの関係ねぇー  by K.よしお
NPOの人たちはそういうのに慣れてます。 知らないふりしているだけ。
たくさん、そうした支援のオファーをもらってきて、いやな思いや、つらいことを経ています。
だから 伴走支援よりも ホームページ制作やWeb広告管理など ピンポイントで業務を担ってくれる人の方が実はありがたかったりします
ホームページ制作などのスキルと同様にファンドレイジングを位置づけている人がいますが、それだと指名にはいきつきません。
それは、団体内に研修やスクールや本などで、勉強をしている職員やプロボノ、ボランティアさんがたくさんいるからです。内部の人の方が事情もわかっているからいいじゃないですか。
じゃあ、伴走支援者の差別化は組織外の第三者として組織を変えることだーって、いうのが数十年前にはやった時期もありました。
でも、上から目線で圧が強い年長男性の伴走支援者がふえて、実害をこうむった団体さんも増えました。
逆に、答えは団体さんの中にあるとして対話を重視したり、コーチングを主体としたものがはやった時期がありました。
でも、わからない者どうしがはなしあっても有効的な行動にはつながらないことが多いです。
ファンドレイジング戦略を考えさせてくださいぃって外部の有志の人たちが提案してくれるものは、魅力的にうつるかもしれません。
きらきらした戦略と計画を読み解いていくと、やりきるための大切なところが誰かがやることになっていたり、要検討とかになってる。
そもそも、そういうアイデアはな、たくさん出して試行しないと成果につながらんねん。それ誰がやるねん。
こびとがいて、寝ている間にやってくれたらいいんですけどねー by グリム童話「こびとの靴屋」
NPOの代表さんは、こんなことを考えてモヤモヤしながら、世の中の伴走支援者やファンドレイザーを見ています(たぶん)。
じゃあどうしたらええねん 伴走支援者なんて無理やん   by あなたの心の声
さっき言ったことの逆を組み合わせてやればよくないっすか
具体的には ・組織の成長を横の立場で促進する ・答えは団体の内外の接点にある ・もう出ている答えはすぐに伝える ・戦略と計画だけでなく実施も関わる ・スキル的に厳しいところは、やって見せる
という感じの伴走支援を私はするんです!と伝えると指名をしてもらえます・・・
ってあまい世界ではないです。 この「伝える」のがたいへんなんよ!
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