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NPOの伴走支援について考える

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NPOの伴走支援は、伴走支援者との相性がとても大切です。この相性をみるために、事前にどのような価値観を持っているのかをわかりあうことが重要になります。いざ伴走支援がはじまってから…
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記事一覧

同志ではないが仲間ではあることがわかりあえると、関係性をつなぎなおせる

人と人との関係性がうまくいっていない間に入ることが仕事柄よくあります。 その時は両方の感…

「アドバイスして欲しい」をうのみにしない

先日、伴走支援をしている複数のクライアントにヒアリングをする機会がありました。そこで時折…

「目標未達で計画通り」が失敗の始まり

前日、ある経営者の講演で、 「働きやすい会社」よりも、「働きがいのある会社」であることの…

ファンドレイジングを左右する「社会の心」とのつながり方

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ファンドレイジングの責任と聞くと胃が痛くなる方へ「ジョイント・アカウンタビリティ…

NPOの伴走支援をしていると、よく見えてくるのが、その団体さんのファンドレイジングへの責任…

「学習する組織」を促す関わり

学習する組織の反対って何?クライアントのNPOに「学習する組織」になってもらうことはとても…

対人支援における迷いや葛藤といった「ゆらぎ」に向き合うことがNPOの本質的な活動につながる

このnoteは書籍”「ゆらぐ」ことのできる力”を参考に作成しました。 ゆらぐ意味ゆらぎとは動揺、迷い、葛藤のことです。特に対人支援をしているNPO活動では、困りごとを抱えている当事者に対する援助でゆらぎに直面します。 例えば援助をしている当事者の方から、 こんな私は生きる価値がありません、もう放っておいてください。 と言われたら、どのように声をかければいいでしょうか。 このような返答案は考えられますが、当事者の方がおかれている環境やこれまでの暮らし、援助者との関係性

こころの喪失感への心遣いをしながら活動することで、傷つけることを許してもらいなが…

阪神淡路大震災、東日本大震災、それ以外にもたくさんの災害がおきています。そうした被災地に…

「やさしいが結果がでない」「ダメ出しばかりで職員が萎縮する」伴走支援のはざま、ど…

NPOの伴走支援では、今どんな情報提供が適しているかを探りながら、お話をお伺いしていきます…

ファンドレイジングが「手法」では通用しなくなってきたな・・・と感じた時がマネジメ…

今回のnoteは、書籍”人が「つながる」マネジメント”を参考に作成しております。より詳細が知…

ネットワークの加盟団体が主体的に動いてくれない・・・そうした嘆きに向き合った時に…

●●●ネットワークといった中間支援組織が多くあります。ある居場所活動のネットワークの担当…

伴走支援者への雑な扱いは成長の証

NPOの伴走支援をしていると、雑な扱いをされることがあります。 もちろん相手は雑な扱いをし…

なぜ、人をケアする支援者がケアされていないといけないのか~書籍:ケアしケアされ、…

NPOの事業として高齢者、子ども、障がい者など、困難を抱えている人に対して何らかのケアをし…

伴走支援で大事なのは、課題を可視化して変化を迫るよりも、何かが始まりそうな可能性を感じてもらって行動を促すこと~『実感の循環学校』の第3回空き家活用の会に参加して思ったこと~

千葉県君津市清和地区で開催された『実感の循環学校』の第3回空き家活用の会に参加してきました。 千葉県君津市清和地区の場所 位置的には千葉県の南に位置する君津市の南東の地区にあたります。千葉の南の海沿いに鴨川シーワールドという有名な水族館があるのですが、東京からそこに車で行くときは、東京湾アクアラインで東京湾を渡って木更津に入り、そこから館山道で君津ICでおりて下道で鴨川に向かうルートになります。その、君津ICから鴨川の間に通るのが清和地区です。低い山と田園風景が特徴の町で