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【ワーママ転職#1】やってみなくちゃわからない、人生は自分だけのものだから


音声メディアVoicyのパーソナリティーDJNobby さんの大好きなコーナー「経済ニュースでやりたい放題」の最新回を聞いて、色々と今の状況と重なるところがあったので先月の総括と併せて書きたいと思います。

自分プロジェクト発掘コースで挙げた4つのテーマ

今年の1月からきょうのプランナーに参加し「4つのテーマを進めてキャリアの見直しをする」をテーマに活動を進めています。

きょうのプランナーとは外資系企業でプロジェクトマネージャーとして勤めている京野誠さんの伴走のもと、各自の達成したいプロジェクトを進めていく3か月のサービス

[4つのテーマ]
①現職で専門性を身につける。
②転職準備をする(異業種)
③副業に繋がる新しい勉強をする(webデザイン、Webマーケティング)
④現職の経験を生かしたアウトプットをする。

上記は今後のキャリアを考えた時に考えた大きく2つの軸から派生しています。

A 企業に属してキャリアアップを図る
B 理想の働き方(時間・場所の裁量権があること)に近づく為の種まき


漫然と考えてきたやりたい事の小さな種を握りしめて、まずは種を蒔こうというところからスタートしました。

4つのテーマの濃淡の変化

まずは4つのテーマの中の優先順位づけ。
コロナの影響で現職の業務が滞っている為、人生の中で”緊急性は低いが重要性高い”項目の②④を進めてみることにしました。

1月半ばで地方都市の中での市場や募集案件・現職との条件をみてみると、現在は比較的恵まれている環境だということに気づき、すぐに行動に移す案件もなかった為方向転換をします。

1月後半~2月上旬迄はやってみたかった副業の種まき④を中心に進め、ブログを新設、クローズドコミュニティでイベントにちょこっと参加したりしました。

一旦脇に置いていたテーマが再度目の前に現れた


さぁ、ブログを立ち上げたし伝えたい人や記事内容も決めたし、このままブログを書いて芽を育てるぞー!と思っていた矢先、気持ちの変化が訪れてしまいました。
ブログ構築と併行してキャリアの棚卸し、職務経歴書を書く為に、10年以上の業務の中で自分が実際にやってきた"行動"を集めていた時のことです。


思い出や感情ではなく数年前の業務メールをさかのぼる事で、今まで仕事で何を行動に移したのか。なぜそれをやったのか。どんな価値観を大切にしていたのか。評価はどうだったのか。を事実ベースで振り返っていきました。

そして採用セミナーやニュースから地元の採用情報を見ているうちに、段々とこの会社の企業理念は今までやってきた仕事の価値観に近いな。異業種にチャレンジしてみたい。という気持ちが芽生えてきました。

本当に自分でも移り気だなぁと苦笑してしまうのですが、30代半ばという年齢への焦りやこの先10年同じ会社にいられるか?と自分で振り返ってみて「今、チャレンジしたい」と感じたのが正直な気持ちだったんです。
ちょうどA【企業の中でのキャリアアップ】とB【副業の柱をつくる最終的にありたい働き方】が相反しているようで迷いが生じ始めた頃でした。

相反する目標を同時進行することのジレンマ

そんな時に救われたのが自分プロジェクトチームメンバー達が声をかけてくれた「水陸両用車のように乗りこなしたらいい」という言葉でした。
両方の働き方を模索してもいいんだ、一見相反する働き方でも段階に分けていけばいいんだと吹っ切る事が出来ました。

転職活動で企業の中でのキャリアアップを図るを第一フェーズとして、そして第二フェーズとして副業の複数の柱を持つことを目標に進めていくことを決めます。

転職活動への舵を切る

2月半ばからは転職活動を最優先事項に決定したので、次は実際に手を動かしていきました。
テーマはアウトプットをすることでキャリアの棚卸し・第三者の評価を受ける経験をすること。

2週間で行動したこと
・転職エージェント6社と面談(大手・地元特化型・Linkedin等のエージェント直結型)し、アウトプットの練習をする。
・職務経歴書・履歴書作成
・書類・面談を通してフィードバックを受け、書類推敲。
よく受ける質問の項目をまとめて、言語化する。
・受けたい業種にいる知人に連絡を取り仕事内容や業界の抱えている課題を聞く。
・企業HP,企業のニュースを調べる。

そしてやったことを通してわかった事はこちら。

・いきなり応募ではなくきちんと棚卸し、言語化練習(書類、口頭共に)をすることが重要。 
コロナ禍で書類通過率が低くなっている為、書類の完成度重要。
・シンプルに地方案件は少なく、管理部門も都市部に集中している。
場所、時間の制約があると選択肢が一気に減る。(全国転勤必須・18時過ぎ迄勤務要等)
・地方ハンデを逆手に取り人脈をつくるなど自らアタックもあり。
・提案営業7年半、管理部門1年半。  経験値として説得力があるのは前者だが、管理部門の職種チャレンジも可。(管理部門のスカウトを受けた)
 ・求人が少ないので業界にこだわらず受けてみる。 

3重苦のいばらの道が目の前に立ちはだかる

今まで新卒から同じ会社で働き、結婚の為の異動希望も受け入れてもらい、子育てと両立しやすい環境にいた私にとって、今の自分の転職市場での位置に向き合うのは精神的にこたえるものもありました。

コロナ禍で「働く場所の垣根はなくなった」「人生100年時代、個人のスキルで働く時代だ」「在宅で子育てと両立する働き方が可能」という考えや選択肢が増えていますが、実際に転職エージェントの方の反応・採用数を比較し、地方勤務する子育て中の女性という立場でみれば、その流れが地方にくるまでにはあと何年もかかりそうな印象を受けます。

異動先の上司に言われた

「今からくる所は人もシステムも10年前のものだと思って覚悟してくれ」

という言葉を思いだしては、あながち大げさではなかったのかもしれないなぁと10年以上経ってひしひしと感じています。
ここで「子育て中の母×地方勤務×汎用性のあるスキルなし」という三重苦の私がもう無理かぁ・・・としょんぼりしたかというと、実はその反対で。
環境の理由にせずにやれるだけやってみよう。という気持ちになっているという不思議な話。
しかもチャレンジしたいのは地方都市に進出が少ないIT業界...。三重苦どころか四重苦⁉️

厳しい言い方をすれば、今の私の状況は今まで見たくないものにフタをしてきたことの結果だから、本当に無理だと思えるところまでやってみようと思っています。

フタをしてきた話はこちら↓


具体的には企業研究・応募をしながら、地方ならではのコネクションづくりをしてみようと思っています。


今の状況にあるのは自分1人なのだから

冒頭のDJNobbyさんの話に戻ります。
転職活動を始めて1か月にも満たないですが、私の経歴・印象・市場での位置についてリクルーターの方々のいう事は実に様々だという事がわかりました。
つまりは、同じものを見ていても判断する相手の状況によって感じる価値は全く違うということ。

あなたの状況にいるのはあなた1人しかいなくて、あなたの考えていることや感じている事がわかるのは世界であなた1人しかいない。
byDJNobbyさん

Nobbyさんのこのフレーズがものすごくぐっときました。
そんな厳しい状況じゃ難しいよ。今の環境を手放してまでやることじゃないよ。専門的なスキルがないと希望の働き方は出来ないよ。
きっと色んな考えはあると思いますが、どれも自分がやってみたことではないのだから100%同じ結果になることはないし、だれも分からないよなぁと最近の経験から感じています。

だからこそ"私"がやった場合にどうなるかは誰にも教えてもらえるはずがない。
自分がやろうとしていることを知れば知るほどリスクばかりが見えるようになる。事前に色々知識を入れすぎた為にやりたかったことをやらずに嫌煙してしまうのは、すごく哀しいこと。

byDJNobbyさん

今まで私が歩んできた人生、考えたことは自分だけにしか分からないし他の人にはないもの。それを見る第三者の考えや背景も同様に同じものは一つとしてないのは個人も企業も同じ。
だから行動してみたら思いがけないような出会いがあるかもしれない。

失敗したってやりながら整えていけばいいんです。
常識のないやつだって思われても、いいじゃないですか。
ほんと何もできないなと思われても、いいじゃないですか。
結局それが最短距離なはずです。
なんかやりたいなと思った時にその想いを事前学習で殺してしまっていませんか?
byDJNobbyさん

事前学習のいばらのトゲでかすり傷いっぱい負った身ですが笑
致命傷をうけない程度に次回の投稿はトゲが刺さった状態でごきげんよう、したいと思います。

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