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【ワーママ転職#3】ときめかない転職先を辞退した話

前回人生初めての転職、企業に応募してあえなく振られ、市場に自分を出すのが怖いという気持ちに向き合ってみました。

同じタイミングで転職サイト経由で、経営者の方からオファーをいただき、カジュアル面談を経て「条件面談」なるものをしました。

条件面談で感じた違和感


条件面談はオファー面談と言われる場合もありますが、内定前提又は確定後の細かな条件のすり合わせをする場として設定される事が多いようです。

条件面談とは、内定前後に実施されることがある面談機会を指します。選考が目的の面接とは違い、条件面談はあくまでも条件を相談する場であり、基本的に選考に影響はしません。
参照: https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/5389/

今回選考は一回の面接のみで「是非入社していただきたい」という意向で条件面談を受けました。
私自身も裁量権のある仕事、興味のある職種(未経験)、会社の今後目指したいことややりたいことに興味も持て前向きに話を伺っていました。

ここで転職活動が初めての私。
「是非入社してほしい」という意思表示からの「条件面談」のセッティングだった為内定ということかな?と勘違いをしていました。
実際の流れとしては、条件面談で雇用条件等詳細を決めた後に「内定通知書」の発行をもって"内定"となるようです。


条件面談で勤務時間や働き方についての実情などを質問したところ「女性を増やしたい!」という想いはあるけれど、会話の節々に「実際にどういう取り組みや働き方があればそれが叶うのか?」の認識が的外れな印象を受けました。

それと同時に子育て中の女性が働く環境としては試練の道が待っているな、と感じてしまい...。

願わくば切り開いてある道を歩きたい




6年間のワーキングマザー生活を振り返ると現職で産後復帰したときは同じ立場の方がほとんどいませんでした。
大手企業ではあるけれど、女性が多い職場で結婚したら辞める方がほとんど。
ワーキングマザーは同期と私の2人が第一号でした。

そしてこの6年間、痛感している事があります。それは
「トップダウンで取り組みが変わらない限り会社の風土はすぐには変わらない」ということ。

もちろん当事者である私達から声はあげるけれど、なんとかうまく自分たちで上手くやっておいてよ。何かあれば言ってねというスタンスなので積極的に上司がキャリアに介在することはありませんでした。
その他諸々長期的に働ける環境づくりの為に本社に問い合わせてみたりもしました。

そんな経緯もあり、一から同じことをするガッツは正直ありませんでした。自分で切り拓けばいいじゃない!という声もありますが、なんだかもうお腹いっぱいだったんです。

結果としては、条件面談をした企業に選考辞退しました。
とりあえず内定をもらってから選ぶという方法が転職の世界ではスタンダードのようです。
でも2回話してもその環境、働く人、業界のミッションに共感できない自分がいた。

働いている姿がイメージ出来なかったのでそこから得られるメリットデメリット、気持ちを書き出して決めました。

こんまりさん 「Joy at work」のワーク



こんまりさんの本を読んで次の一節に考えさせられました。

"仕事の要素の中で、何にときめいて、何にときめかないかを分析してみること。同時に、自分でコントロールできることか、できないことか、ということも合わせて考えて"

「ときめかないから転職」は正しいか?と問いを投げかけてくれます。

事実:転職先としてときめかない。
ときめく:職種、社長のイノベーティブな考え方
ときめかない:働いている人、風土、会社の規模、専任性の負荷
ときめかないもののコントロール可否:不可

悩みはたくさんの要素から成り立っている事が多いので、その一つにひとつに向き合ってみることの重要性が説かれています。
簡単なワークをしてみた結果、自分自身の特性を再認識する事が出来ました。

興味のあること、共感できるビジョンじゃないと世の中の為にこうしたいというエネルギーが湧いてこない。
なんだか我ながら不器用だなぁと思ってしまいます。

みなさんは、仕事にときめいてますか?

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