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【アプリマーケティングの基本の基⑤】Apple Search Adsについて詳しく解説!

自社アプリのプロモーションで、このようなお悩み…ありませんか?

・新規インストール数が増えない、これから増やしていきたい
・アプリのプロモーションで何から始めればいいのか分からない
・インストールだけじゃない!アプリの利用率を上げたい!

この記事では、広告を活用したインストール獲得の方法をご紹介!アプリインストール広告の種類から運用方法について、アプリマーケティングの基本を1から説明していきます。

以前、アプリインストール広告の概要について大まかにまとめましたが、今回はその中でもApple Search Adsの広告について詳しく解説していきます。


Apple Search Adsとは

Apple Search Adsは、Apple社が運営するストアサイト『AppStore』内でのみ配信がされるアプリストア内広告です。

配信フォーマットは以下の二種類で、プランによっては表示場所の選択も可能です。

Apple Search Adsの特徴

Apple Search Adsは、以前の記事で紹介した通り、顕在層に向けて配信を行うことができるアプリストア内広告で、インストール広告を始める時には一番最初に導入される傾向があります。
具体的にどのような点が他メディアと違いがあるのか、3つに分けてご紹介します。

特徴① 顕在層に特化した配信メディアである

アプリストア内広告は、Apple Search Ads以外にも『Google Play』に配信ができるGoogleアプリキャンペーンがあります。
しかしGoogleアプリキャンペーンは、Google Play以外にも、ディスプレイ広告や通常の検索広告、YouTubeなどアプリストア外への配信がされるようになっています。
ですのでGoogleアプリキャンペーンでは、目的のアプリを探しているわけではない、準顕在層~潜在層を含んだユーザーへも配信がされます。

一方、Apple Search Adsではストア内でしか広告が配信されないため、特定のアプリを探している顕在層のユーザーを中心とした配信が可能になっています。

特徴② クリエイティブの入稿が不要

二つ目の特徴として、Apple Search Adsではクリエイティブの入稿が不要な点があります。
通常であれば配信先メディアに合わせた静止画・動画・広告文を入稿する必要がありますが、Apple Search Adsの場合はAppStoreに登録されているアプリ情報を元に、広告が自動で表示されるため、クリエイティブの入稿が必要ありません

広告出稿する際に必要な広告文などの情報は、AppStoreのページに記載されているアプリ情報から自動で引用がされる仕組みになっています。

特徴③ 二種類の配信プランを選択できる

アプリインストールを目的に配信ができるApple Search Adsでは、以下の二つの広告メニューを選択することができます。

■Search Ads Basicプラン
インストール(CPI)課金型で、自身でキーワードやターゲティングの調整ができない代わりに、運用をApple Search Adsが自動で行ってくれるプランです。
こちらでは、予算とインストール単価のみを設定するだけで、そのほかの管理をする必要がありません。
キーワードや入札、ターゲット設定ができない仕様で、上限予算や配信レポートから得られる情報にも制限もあるので、お試しでApple Search Adsの配信を行いたい企業には効果的なプランです。

■Search Ads Advancedプラン
対するこちらのプランでは、広告出稿にあたって以下の要素を細かく設定ができます。

配信フォーマットでは、冒頭で説明した【検索連動型広告】【おすすめタブ】を指し、どちらかにのみ配信をすると設定することも可能です。

課金形式は、インストール課金型ではなく、クリック(CPC)課金型とになるので注意してください。
Basicプランと違い、このプランではApple Search Adsに関する知見が必要になるため、この後にご説明する成果を出すポイントを元に広告効果を向上させる必要があります。

Apple Search Adsで成果を出すポイント

ここでは、Search Ads Advancedプランで成果を出す場合に押さえるべきポイントを説明していきます。

■キーワード戦略

Apple Search Adsは、基本的に検索広告が軸となるので改善方法はリスティング広告の改善方法になぞる形で行うのが良いです。
しかし、AppStoreで検索を行うユーザーは、通常のリスティング広告と違い明確に何かのアプリをインストールしたい・探している状況にありますので、そういったユーザーに対して適切に配信を表示させるキーワードの入稿・入札が必要になります。

当社の場合は、ブランド名・競合アプリ名・一般・調査用とキャンペーンごとに入稿するキーワードを分類し、確実にインストール獲得を見込めるブランドのキャンペーンに配信を寄せながら、調査用のキャンペーンでキーワード拡張を行い、インストールが取れるキーワードを探すようにしています。

■ASO(アプリストア最適化)

検索を行ったユーザーに対して広告表示がされたものの、その先でクリックやインストールがされるように、表示される広告が魅力的でなくてはなりません。
しかし、Apple Search Adsではバナーや広告文を独自に入稿することはできず、AppStoreのストアページに記載されている説明文が自動で表示されるため、広告表示後のアクションを促すためには、ストアページの改修が必要になります。

アプリストアページの最適化はASO対策と呼ばれ、以下のような取り組みが当たります。

・検索結果上位に掲載されるためのアプリに適したキーワード登録
・アプリタイトル・サブタイトルの最適化
・プロモーションテキスト・説明文の最適化
・画像や動画の差し込み
・レビュー・評価            など…

これらの要素を改善し、表示される説明文やクリエイティブを魅力的にすることで、更にインストールに繋げることができます。

当社では、広告運用・広告クリエイティブ以外にも、ストアページに表示するサービス紹介動画の制作なども担当しております。

まとめ


今回は、Apple Search Adsについてご紹介しました。

【特徴①】『AppStore』内でのみ配信がされるアプリストア内広告
【特徴②:】顕在層に特化したメディアで、広告メニューも簡易的なプランと
      細かい設定・レポーティングが可能な二つのプランから選べる
【特徴③】成果を出すには、クリエイティブ入稿が不要な特徴を理解し、
     キーワードやストアページの最適化が必要

アプリインストール広告で効果を出すには、最適な広告運用と配信メディアに合ったクリエイティブが必要です。
当社では、アプリ業界に特化したチームで広告主様のプロモーションのお手伝いをしております!

詳しく話を聞きたい…!という方は、ぜひコーポレートサイトからお問い合わせください。


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