見出し画像

2022年IMADEYAのテーマは、 「持ち寄りマネジメント」 今風に言うと「ダイバーシティ・マネジメント」

年末年始にかけ、代表小倉秀一が考え抜いて社内外に発信するその年のIMADEYAのテーマがある。
2022年は「ダイバーシティマネジメント」
ぜひこちらをお読みいただきたい。

そして私流にこれを言い換えると「持ち寄りマネジメント」
(特にIMADEYAスタッフには読んで貰いたい)
IMADEYAが大切にしたい本質の部分を分かりやすく書いてみた。

・千葉の小さな町で始まった

1990年、私はご縁があり、千葉市仁戸名町の小さな酒屋いまでやに嫁ぐことになった。
どんな酒屋だろうと一歩店に足を踏み入れた私は天井を見上げ目を疑った。当時10坪ぐらいの店舗だっただろうか。

なんとそこにはトップレスの欧米系美女の等身大ポスターがどうどうと5枚貼られていたからだった。どうも当時酒屋の店主さんらに大人気だったらしい、サントリーがノベルティとして作っていたヌードカレンダーだった。これは先代であり創業者であった義父の趣味?センス? 義母もなんの抵抗もなく、家族は日々その5人の美女たちに見守られながら酒屋を営んでいた。

そして自然な流れで私が最初に問題提起させて頂いた内容は、
「お義父さん、このポスターはがしてもいいですか?」と。
快く承諾をして下さったので、埃をかぶったポスターをバリバリと剥がし処分させて頂いた。こうした行動を鬼嫁的と言うのかもしれない… しかし今思うと、コレクターが喜びそうな貴重な代物だっただろう、丸めてでも保管しておけばよかったと悔やまれる。

義父は千葉県東金、義母は千葉県九十九里と、千葉でもまあまあ田舎のご出身。そんなお二人は私のような東京新宿出身の小生意気な小娘を我が娘のように受け入れてくれて、時に先代の方針をすっかり変えてしまうような取り組みに対しても何一つ文句を言わずやらせてくれた。新しい時代を柔軟に受け入れる懐の深さを持ち合わせてらしたのだと今更ながら感じ入り人としての尊敬の念を抱く。

ウィキペディアによると、
ダイバーシティ・マネジメントとは、個人や集団間に存在する様々な違い、すなわち「多様性」を競争優位の源泉として生かすために文化や制度、プログラムプラクティスなどの組織全体を改革しようとするマネジメントアプローチのことである。

すごい!32年前からちゃんと出来ていた!

・自分たちのまわりからはじめよう

現在IMADEYAは世界20ヶ国へ日本の酒の輸出を手掛けていて、その部門を担当するのは生まれも育ちも韓国の通称・順ちゃんというスタッフ。日本に来て20年で2児の母でもある彼女は、日本の酒たちをより世界の人たちに理解し楽しんで貰う為に語学とお酒の勉強に余念がない。コロナ禍でペンディングになってはいるが、モスクワ在住のロシア人男性も内定が決まっている。
そんなダイバーシティ・マネジメントもあり、また千葉ローカルではまだまだ国際的とは程遠い世界観での身近なダイバーシティ・マネジメントがある。

みんな生まれながらにいろいろなバックグラウンドを背負っていて、個々が持つ特性や時には持病と折り合いを付けながら生きている。何かを捨てる勇気を持って、自分の意志でそれぞれの生きやすいライフスタイルに行きつくまではなかなか大変だ。

夜間高校を卒業後、酒の配送スタッフとして入社したIMADEYA歴26年の宮代修司は、現状日本酒などはもちろんのことソムリエ試験にも合格し、3児の父親でありたくさんの名店の酒の営業マンとして活躍している。その励んでいる感じがとても気持ち良い。

いろんな人がいて、お互い認め合って、得意を持ち寄る。
「持ち寄りマネジメント」なら直ぐに出来る。
どうしたら欠けている部分を補えるかも考えると知恵が出て来る。
オールマイティーな人はそうそういないので、IMADEYAは人類に優しい(ある意味厳しくもあるが…)「持ち寄りマネジメント」を高めて行きたい。

しかしウィキペディアにもある通り、「「多様性」を競争優位の源泉として生かすため」の文言を忘れてはならない。

・自分自身を解放する事

こう見えても、私自身実は「競争」という言葉が得意ではない。案外気が弱い。代表の小倉秀一は「競争」が大好き。私はキレイごとの人間で同じキョウソウでも「共創」で行きたい。

「持ち寄りマネジメント」は人それぞれいろいろあって良いが、サボっていては成り立たない。自分が出来るベストを尽くし、出来る範囲で励む。
励んでいるうちに新しい自分が見えて来て、気持ちが解放されていく。そしてその人それぞれの持ち寄りベストをお互いに見つけ合える組織でありたいと思う。

それが先ずは身近に始められる、
IMADEYA流「ダイバーシティマネジメント」

自分で自分を認め解放し、共創の源になる事。

この記事が参加している募集

多様性を考える

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?