見出し画像

スポーツコーチングの新たな形をe-sportsから考える

先日のSCJオンライン井戸端会議で教えてもらった、スポーツコーチングの現場におけるe-sportsの活用事例。

今もなお、その話が頭から1秒も離れることはなく、その可能性を大きく感じ、それを具現化して、現場に持ち込みたいという欲が止まらない。

よく、e-sportsはスポーツなのかという議論がなされることがある。

僕は前から、e-sportsはスポーツの一種であると考えていた。
目の前に起こる状況に対応する力、状況判断、チームワーク、戦術・戦略、そのほかにも共通することはいくらでもある。
ただ、走ったり、飛んだり、当たったり、転んだりして発生する体の疲れがないだけで、脳を使う疲労というのはスポーツと同じかもしかしたらそれ以上の疲労があるかもしれない。
そこのスタミナをつけるためにウエイトを含めたトレーニングしているという話も聞く。
だから、e-sportsもスポーツなんだと考えている。

話は戻って、e-sportsとスポーツの現場におけるコーチングとのコラボレーションの可能性。

実際に事例として、戦術理解を浸透させる、戦術理解度を測るのにe-Sportsが使われているという話を聞いた。

その話を聞いた時、衝撃が走ったし、今の状況のように集まって練習できない時、代表チームで会えない時間のチームビルディング・チーム戦術理解などのコーチングにすごく有効な手段になると感じ、絶対仕組み化して導入したいと思った。

会えないから、チーム練習ができないという固定観念が通用しなくなる。
そう確信した。

e-sportsでは、ある一人の選手になりきりプレーすることができる。
つまりサッカーなら11人、バスケットなら5人、ラグビーなら15人のプレーヤーが1チームとしてプレーする。

と、いうことは、自分のポジションにおける動き方も、チームプレーのタイミングも、戦術もコーチングできる。

むしろ、e-sportsを活用することで、他のポジションも手軽に経験できて、自分以外のポジションの考えるべきポイント、他者視点から見た、自分のポジションに求める要素が見えてくるのもメリットとして考えられる。

また、相手チームのパターンも入力すれば、それに対する対応策すらコーチングできるようになるかもしれない。

コーチがどのように戦況を分析し、アドバイスを出すか、ゲームにおけるプレーヤー同士のチームトーク・・・そういった、ハーフタイムやタイムアウトの過ごし方もトレーニングできそう。

こんなことはほんの一部で、もっともっと他にも可能性が広がってくると思う。

そう考えると、我々が今思っているスポーツコーチングというものはまだまだ可能性の半分にも満たないのかもしれない。

世の中、ものすごいスピードで進化している中、もっともっといろんなことに目を向けると、まだまだいろんなことができると思うし、今まで目も向けなかった分野、例えば農業とか漁業とかそういった分野とのコラボレーション、共存することによって生まれる新たなスポーツコーチングもあるのかもしれない。

まだまだ、開けるべき道の扉はなからずある。

まずは、e-sportsを活用した、スポーツコーチングの可能性。

必ず実現したので、どなたか、e-sports関係者の方、プログラミングやゲーム開発関係の方をご存知でしたら、ぜひ紹介してください!!

もしよろしければサポートお願いします!! サポート頂けたものにつきましては、活動資金としてありがたく使わせていただきます。