いまここ探求家 にしもりまき

「いま、何を感じていますか?」 「ここを、どう感じていますか?」 「いまここ」での思い…

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「いま、何を感じていますか?」 「ここを、どう感じていますか?」 「いまここ」での思いを大切にする場づくりと人材育成、組織開発支援をしています。 ☆ 対話型組織開発、対話の場づくり、振り返りの場づくり、管理職の成長支援など ☆

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一人ひとりのエネルギーの源

って、大事なだと思う今日この頃。そんなことを書いてみようと思います。 2023年に入ってから、まことさん+まゆこさん+まき(私)の三人で「3M」というユニットをつくって、YouTubeで「働くってなんだろう?チャンネル」を始めています。「この人って、素敵だよね」と思う方をお招きして、ワチャワチャお話を伺っています。 先日のインタビューの中で、「Everyone has an inner-source of Energy. を大事にしています」というフレーズが出てきて、私は

    • 小さな取組みを始めることから、組織の変容が始まる

      「こんにちは。組織開発ファシリテーターのまきです」 今日は、とても嬉しいことがあり、珍しく「組織開発ファシリテーター」と名乗ることから始めてみました(^^) どんな嬉しいことだったのか、短くまとめてみようと思いますので、少しだけお付き合いいただければ幸いです。 組織開発ファシリテーターとして 昨年度(2022年度)は、とてもありがたいことに、たくさんの組織内対話にファシリテーターとして入らせていただきました。明に暗に、対話のテーマは「変革」や「変容」など「変」という漢字

      • 変化に支えられた調和~私の好きな世界

        昔から私は「調和」に魅力を感じます。 バランスが取れていることに安心を感じたり、美味しいものを口にして幸せを感じたり、美しいものを目にすることで心が静まったりします。 言い換えると、「ちょうどよい」だったり、「静かな」だったり、安定した状態が好きです。 なのですが、どうやら私が好きな状態は、「留まる」とは違うのです。 「状況に応じて、常に移ろっている」→「結果として、安定している」 そんな感じに心惹かれます。 変化に支えられた調和ーーーそれが私の好きな世界のようです。

        • 対話を、外部から支える

          ご無沙汰しています。前回の note 記事を書いたのは、2022年5月でしたので、11ヶ月ぶりに書いています。この季節になると、私は文章を書きたくなるようです(笑) さて、2022年度は、とにかくワクワク過ごした1年間でした。お陰様で、「対話」にどっぷりと浸かることができた1年だったからです。 オンライン対話を主催したり、企業や団体の組織内対話に外部ファシリテーターとして関わったり、いろいろな経験を積むことができました。 今回は、組織やチームの対話に、外部ファシリテーター

        一人ひとりのエネルギーの源

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          組織やチームについて、最近おもうこと(2)

          書き始めると、書きたいことが浮かんでくるものですね(笑)。 前回は、2021年度の私の挑戦「組織やチームに所属すること」について書きました。今回は、実際に組織やチームの一員になって活動したことで感じた「何事も、諸行無常が基本なんですね」について書いてみようと思います。 少し昔話から 学生の頃は、「諸行無常」は「平家物語」の冒頭の一節で、テストの回答として「絶え間なく変化し続けていること」とか「永遠に変化し続けること」と答案用紙に書いていたと思います。しかしながら、「諸行無

          組織やチームについて、最近おもうこと(2)

          組織やチームについて、最近おもうこと

          ご無沙汰しています。およそ1年振りに note を書いています。久しぶり過ぎて、note の使い方がわからなくて驚いています(笑)! 2021年度は、私にとって激動の一年でした。心がとても忙しくて、文章を書こうと思えなかった一年でもありました。 こうして今、note に向かうことが出来ているのが、なんだか嬉しいです。 2021年度の意義 もう5月も半ばですが、2021年度を振り返ってみると、新しいことに挑戦できた一年だったと思います。JIEL(正式名称:一般社団法人 日

          組織やチームについて、最近おもうこと

          私は構成されている〈おとうさん、ありがとう〉

          2021年4月から、一般社団法人 日本体験学習研究所(JIEL、ジャイエル)の研究員になりました。私はそこで、「体験学習×アプリシエィティヴ・リーダーシップ」について、探求しています。 アプリシエィティヴ・リーダーシップと言うと、外国製でなにやら怪しげ、或いは騙されそうな印象を持つかもしれません(私がそうでした)。私の言葉で言い換えてみると、「相手の存在をそのまま受け容れ、相手と私自身の成長を支援するリーダーシップ」なんてどうかなぁと思います。 はじめに最初に、JIELに

          私は構成されている〈おとうさん、ありがとう〉

          「未知との遭遇」やってみます。

          ちょっと昔話私は、1995年4月~2018年1月まで、会社員をしていました。農学研究科の博士課程前期を修了して入社した会社に、23年くらい在籍していました。 技術職で入社しましたが、出産したり、子育てしたりがあったので、キャリアの大半は人材開発(採用や社員教育、キャリア支援というか悩み相談…)と組織変革に従事していたことになります。入社前はあれほど技術職にこだわっていたのに、おかしなものです(笑)。 人材開発と組織変革に従事していたこともあり、様々な人に「あなたの希望はな

          「未知との遭遇」やってみます。

          人生の”聴衆”を得ること

          ここ数ヶ月、ナラティヴ・セラピーやオープンダイアローグの本を仲間と読んだり、日本体験学習研究所(JIEL)やナラティヴ実践協働研究センター(NPACC)のナラティヴ関連の講座に参加する機会が何度かありました ナラティヴの学びをする中で、主に次の体験をしていました。 「語ることー語りを聴いてもらうこと」 「語りに耳を傾けることーそこから語ること」 お互いに十分に語ったり、素直に語りに耳を傾けたり、耳にした語りから受けた影響について話したり、それらを聴いたりすることは、想像す

          人生の”聴衆”を得ること

          本を読む「体験」-読書会の勧め-

          家にいる時間が長くなり、「本を読む」機会が増えました。 好きなジャンルの本、私にとってリズムよく書かれた本は、あっと言う間に読み終わります。 場合によっては、時間を忘れて読みふけってしまいます。 一方で、「仕事柄、読むべきだよなぁ」や「課題だし読まなくちゃなぁ」と言う本は、なかなか読み進めることができません。 読んでいるうちに、いつの間にか寝ていた… そんなことが度々あります。 最近になって、本を読むことについて興味深い体験をしたので、それについて少し書いてみようかな、と

          本を読む「体験」-読書会の勧め-

          未来を創るために、未来を描く

          シナリオプランニングって何だろう?昨日(2020年4月23日)、「コロナ後の世界を描くシナリオプランニング DAY1」に参加しました。もちろん、オンラインで! 参加の動機は、呼びかけ人(「コロナ後の世界について、シナリオ・プランニングをしたい。どうやったら、オンラインでできるだろうか?」」と、SNS上で呟いた人)が知人だったことと、シナリオプランニングに興味があったこと。 DAY1を終えましたが、シナリオプランニングについては、私はまだよくわかっていません。昨日は、下記の

          未来を創るために、未来を描く

          「耳の調律」ー聴ける話を拡げるー

          「耳の調律」オンラインワークショップ2020年4月15日(日)、ナラティヴ協働実践研究センター(NPACC)でナラティヴ・セラピーを学び、実践している皆さんと一緒に、「聴くこと」をテーマにオンラインワークショップで学びました。 「調律」に対する事前の印象ワークショップに参加する前、「耳の調律」と言うタイトルを見て、次の印象を持ちました。 「耳の調律」に対する私の印象  ▽ ズレてしまった耳(話の聴き方)を、ズレのない状態に戻す。  ▽ ズレてしまった人がいて、ズレを直す人

          「耳の調律」ー聴ける話を拡げるー

          あなたの話を聞かせてください

          2月になると…今、2020年2月です。 毎年2月になると、身体やこころの調子を崩す方が、何人かいます。 そういう方々とお話をしていると、 「身体とこころは、繋がっているんだなー」と思います。 私の大切な人たち。心身ともに、いつも健康でいて欲しい。 「とりとめのない話」を聞きたいです 突然、怒り始めたり、泣き始めたり。 仕事の話かと思えば家族の話になったり、「自分が情けない」と話したり、上司や会社への不満を語ったり。 その話は、どこにも向かう当てがなくても、いいんです。 自

          あなたの話を聞かせてください

          日本人らしさとは?

          外国人材の活用について。ベトナムを例に。先日(2020年1月25日)、株式会社カタドリ(増田 清香さんと松本 宜大さん)主催の「外国人社員と共存共栄し、会社の未来を創る ~ベトナム人の心を掴むリーダーシップ~」セミナーに参加してきました。 「外国人材を活用する際のポイント」  加藤 将司 氏   JAC Recruitment 海外進出支援室マネジャー 西日本担当   JETROエキスパート(高度外国人材の活用)   神戸市海外ビジネスセンター アドバイザー 「ベトナム人

          成果も人も大切にする「ホラクラシー」

          実は、私も勉強中…組織の活性化 や 安心して仕事に集中できる職場づくり の支援を生業としている私、ティール組織やホラクラシー組織にも関心があります。とは言え、お客様に私の言葉でお伝え出来る程には理解できていません。 今、日本初のホラクラシー・ワン認定ファシリテーターである吉原史郎さんの著書「実務でつかむ!ティール組織 ”成果も人も大切にする”次世代型組織へのアプローチ」を読んで勉強中です。 ティール組織の3つの要点同書を引用して、ティール組織について少しだけ考えてみましょ

          成果も人も大切にする「ホラクラシー」

          持続可能な組織づくりと人材育成

          中産連 2020年度 人材育成フォーラム先日(2019年12月18日)、一般社団法人 中部産業連盟さん主催の「人材育成フォーラム」に参加してきました。 当日のプログラムは、下記の通りでした。 開会挨拶 「2020年度 人材育成事業について」      中部産業連盟 小川 勝美 氏 基調講演 「残業学 - 長時間労働はなぜ生まれるのか?      組織開発でいかに解決するのか?」      立教大学 経営学部 教授 中原 淳 氏 企業事例① 「オムロンのイノベーションマネジメ

          持続可能な組織づくりと人材育成