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「主婦」も「ママ」も「わたし」も諦めない 専業主婦がなりたい自分になる方法

【はじめに】

ー「つまらない」自分

 二人目の妊娠を機に専業主婦になったわたし。
 憧れの専業主婦になれたのに、わたしは余裕のないママでした。

「早くしなさい!」が口癖で
子どもの話を「はいはい」と上の空で聞いている。
「わたしばかり家のことをしていて自分の時間なんて一切ない!」
っていつもイライラ。
 何かやりたいけど何ができるか分からなくてイライラ。
 幼少期に描いていた理想の家庭にしたいのに、近付く気配がない。
 夢は結局夢だと思っていました。

 主人に「何イライラしてんだよ」と言われることにも腹が立って、
毎日何かに怒って、子どもの寝顔を見ながら反省する日々。

 会社を辞めて専業主婦になってから、社会から置いてけぼりくらったような猛烈な不安が押し寄せていて、
「毎日がつまらない」
「わたしには何もできない」
ってただただ自信を失っていた日々を過ごしていました。
 毎日の生活に追われるだけで何もできない自分への苛立ちが止められませんでした。

ー自分は何様でもない

わたしは勘違いをしていたんです。

 学校や社会で特別成績がよかった訳でも優秀だったわけでもないのに、何となくこなせてきた自分がすごいんだと勘違いをしていました。
 だから評価を求めていました。
 こんなにキレイに掃除できたよって。
 今日はこんなに美味しく作れたよって。
 自慢したかったし褒めてもらいたかったんです。
 だけど、その相手はいつも家族で、その小さな輪の中ですら評価されなくなっていく。実際には評価されていないわけではないけれど、会社員が給料をもらうような分かりやすい評価がないことで、自分の価値がわからなくなって自信をなくしていました。

 習い事をしている奥さんや、ママ友たちと楽しそうにランチに行く主婦を羨ましく思っていたんですね。
 それができない自分に劣等感を感じていました。
 比べることに何の意味もないのに。

ー人生は自己責任

 子ども達の成長は早く、わたしもあっという間に40歳を越えました。

 人の名前がなかなか覚えられなくなりました。
 同じことを何度も言うようになりました。
 涙もろくなりました。

 まだまだ若いと思っていたら、いつの間にか立派なおばちゃんになっていました。50歳も60歳もその先も、振り返れば「あっという間だった」と言うんでしょう。

 わたしの人生、後悔したくない。

 わたしが感じていた「つまらない」はそれまでのわたしが作り上げたものでした。毎日が同じでつまらないのは、わたしがそうしているから。何もできないんじゃなくて、何も始めなかったから。

 わたし自身が選択した専業主婦という道を後悔したくないと思った時、未来の環境は今のわたしがつくり出すというなら、今からのわたしの行動がこの先の人生につながるんだと、今はじめよう!と決意しました。

ー心の余裕を掴みにいく

 世間は男尊女卑と言っても、家事はわたしがしたいんです。
 主人が外で働き、わたしが家を守る。
 昭和の普通の家庭がわたしの欲しかった家庭。
 だから専業主婦を選びました。

 子どもたちが学校や園から帰ってくる時は「おかえり」と言える生活。
 家族が風邪を引けば家で看病ができる生活。

 わたしは子どもの頃とても寂しかったから、自分の子供には同じ思いはさせたくないと今でも強く思っています。

 わたしは普通の家庭がほしかった。
 ドラマやアニメに出てくるような、お父さんがいてお母さんがいて子どもがいて、時には家族で出かけて、喧嘩して、笑って。

 わたしは母1人子1人の家庭で育ちました。
 お米は度々お隣のお宅へもらいにいき、熱を出して学校を休めば隣の子のお母さんが鍋焼きうどんを運んでくれました。
 遠足の日の朝に母は寝ていてテーブルにはお弁当ではなく小銭が置いてあったり、炊飯器の「炊飯」と「保温」のボタンを押し間違えてお米を無駄にしたからと友達の前で母に飛び蹴りされたことは、今でもそのお友達と2人だけの笑い話です。

 母はいつもイライラしていました。
 お金がなかったからです。


 わたしが専業主婦になって我が家の収入は3分の2になりました。
 それでも普通に食べていくには主人の収入だけで十分です。
 だからわたしの憧れた、昭和の普通の家庭はこれで叶ったと思っていました。
 
 「あの頃に比べたらずっと恵まれている。」

 ところが、わたしはいつもイライラが止まらなかった。
 何かつまらなくて、どうしようもなくて家族に当たっていました。

 わたしは働きたかったんです。
 いいえ、働きたかったっていうよりは認められたかった。
 働いてお金をもらうことで、わかりやすく社会に認めてもらいたかったんです。

 だけど、子どもの頃から憧れていた「昭和の普通の家庭」も諦めたくなかった。
 だから、わたしは在宅で起業することを選びました。

 こどもの頃からの夢だった専業主婦を続けながら、自分の「つまらない」からも抜け出すために在宅で働くことを目指しました。

 わたしは普通の主婦です。
 育ちは普通以下です。
 それでも、今はスタッフさんに囲まれて店長をしています。
 気兼ねなく自由に使えるお金が得られるようになって、好きな服を買ったり、習い事に通ったり、家族旅行に行ったりしています。
 贅沢ができるようになったというよりも、我慢をしない生活ができるようになったことで心に余裕ができました。

 あなたの望みは何ですか?
 あなたの理想の生活はどんな暮らしですか?
 この先、あなたの望みは叶いますか?

 本書では、普通の主婦がBUYMA(バイマ)というネットショップに出会い、家事・育児を優先しながら完全在宅で経済的に自立することで「つまらない」から抜け出した経験を書いています。

「何かはじめたいけど何をしたらいいか分からない」と悶々とした悩みを抱える主婦の現状を変えるためのヒントになれば嬉しいです。


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「主婦」も「ママ」も「わたし」も諦めない 専業主婦がなりたい自分になる方法

ななえ|作り人

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子育て主婦|家で仕事してます💻|ほとんど外に出ません🏠|ひっそりと生活👛|「家庭を守る」という大事な仕事もしています🏠|自分の収入で好きなことやってます|今は石鹸作りにハマり中でゆるく脱プラ生活|他にも色々つくりたい ブログ⇒https://www.na-tan.com
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