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心の安全基地を作る|メンタルクエスト冒険の書#3

世界がハードモードになる仕組みは理解できた。
だが、理解できたからと言って、

何があっても自分は大丈夫だし、
他人は信頼できるし、
世界は安全で怖くない。

なんて一朝一夕で意識を切り替えるのは難しい。

少なくとも自分にはできない。

じゃあどうしたらいいのか。

困っていた自分は、メンタルクエストの書を読みすすめていく中で、ハッとするキーワードに出会う。


それは、
「心の安全基地を作る」という言葉。

ああ、なんて甘美で魅力的な響きなのだろう。

欲しい!欲しいぞ!とポジティブな欲望が湧いてきたので、noteにその心の安全基地の作り方と、自分の心の安全基地を作る作戦を記していくことにした。

✅この記事はこんな人におすすめ
・他人と信頼しあえる人間関係を築きたい人
・自分を肯定できる自分になりたい人
・自分をさらけ出すのが怖い人

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

あらすじとメンタルクエスト全体像

メンタルクエストは、人生ハードモードの生きづらさからの脱出方法をRPGの冒険をするようにわかりやすく解説してくれている本。

生きづらさを感じるハードモードな闇の世界を抜け出し、生きやすく安心できる世界へたどり着くプロセスはシンプル。

まず「自分」「世界」「敵」を知り、
そして、その上で「攻略法」となるキーアイテムを入手して冒険していく。

メンタルクエストの書では、明確にステージ分けされている。
Stage1 ▶ 人生ハードモードの闇の世界のメカニズム
Stege2 ▶ 自分というキャラクターを知る
Stage3 ▶ 頭に巣食う「見えない敵」
Stege4 ▶ 実践編。攻略のヒントとキーアイテム

MQ全体像


前回は、人生がハードモードになるメカニズムを理解した。

今回は、そんなハードモードな世界での
「心の安全基地」の作り方について記していく。

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心の安全基地とは

「心の安全基地」とはなにか?
メンタルクエストの書にはこう書かれている。

安心感のある深い信頼関係のことを「安全基地」と呼びます。
自分への自信が揺らぎそうなときに「自分を否定しない」という安心感を抱ける相手がいることは命綱になります。


要するに、
「安心感を抱ける信頼できる相手」がいること。
それが心の安全基地

自分を否定しない、
自分を肯定してくれる人、
そんな人、いるだろうか?という疑問が頭をよぎる。

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メンタルクエストの書では、
具体的には、次のことを「言わない」相手を見つけようと書いてある。

①「強く生きなさい」
②「泣いたってしょうがないよ」
③「誰でも多かれ少なかれ経験することだよ」
④「時間が経てば忘れるよ」
⑤「何かを一生懸命やりなよ」
⑥「君より、もっと大変な人はいるよ」
⑦「代わりのもので埋めなさい」
⑧「後ろばかり見ずに、前を向いて生きよう」


いや待って、待って。
そんな人...いないよ。

そう思ったのは、きっと自分だけではないはず。

一般的に、成熟した大人やしっかりとした心理職の人はここらへんを踏まえて話ができるらしいのだが、残念ながら自分の周りにそんな人は思い浮かばない。


ということは、
これから「安心感を抱ける信頼できる相手」を見つけに行くしかない。

では、具体的にはどうしたらいいのだろうか。


安全基地となる人間関係を作るために必要なもの

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いまから信頼できる相手を見つけるには、

■「リスクをとって自分のことを開示する勇気が必要」
なるべく隠しておきたい自分の弱みや悩み、困りごとを勇気を出して伝える。

と、メンタルクエストの書には記されている。


正直、他人に弱みは見せたくない。
他人に弱みを握られたら、たまったもんじゃない。
そんなリスキーなこと怖くてできない。


だけど、そのリスクを承知の上で、
あえて自分の弱みを伝えることは、

相手を信頼していないとできないこと


だからこそ、
自己開示すると「自己開示の返報性」が働く。

「自己開示の返報性」とは、
「俺を信頼して自己開示してくれたんだ!
 ならば俺もその信頼に応えたい!」

という、信頼に信頼をもって応えるというもの。


例えば、noteのスキの返報性はわかりやすい。
自分の記事にスキをしてくれたら、お礼にスキを返したくなる。この感覚。

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だからといって、いきなり自分をさらけ出すことは難しい。
そんないきなり素っ裸になるようなマネ、自分にはできない。

だからまずはプチ自己開示からはじめてみようと思う。


今の自分にもできるnoteで心の安全基地を作る作戦

心の安全基地とは、
「安心感を抱ける、信頼できる相手」を見つけること。

もしそんな人が周りにいるのなら、絶対に大切にしたほうがいい。
だけど、見当たらない場合は、新しくこれから見つけていくしかない。

比較的人付き合いの少ない自分がどうしたら、
noteを通じてそんなアツい人を見つけられるのか?

ちょっと作戦を考えてみた。

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▶作戦1|noteで勇気を出す練習をする

先程の①〜⑧を言わない人を考えて、
最初にパッと浮かんだのが「noteの街に住む人」

note住人は、こういうこと言わない。
めちゃやさしくて、いつも肯定してくれて応援してくれる。

もしかして、
noteの街の住人になら、
自己開示しても大丈夫じゃないかな?

と、今の自分は思える。

先日、noteという街との向き合い方の企画に参加して、色々な方の記事を読んだからってのも大きい。とにかくみんな優しいし、あったかい。


ならば、プチ勇気を出して、ちびっとづつでもいいから、これからnoteの記事の中で少しづつ自分のことを自己開示していってみようと思う。

例えば、
・自己紹介もう少し書く(プロフ欄や記事)
・ちいさな好き嫌いを書く(食べ物やスポーツ、漫画とか)
・昔悩んでいたけど、今はもう解決できたこと(病や悩みなど)


ちょっと恥ずかしいけれど、でもそれをさらけ出したら、まちがいなくその先には、今までよりちょっと強いつながりができる気がする。


▶作戦2|専門家のチカラを借りる

自己開示が怖くてできない理由は色々あるが、
もし相手が機密保持してくれる人ならどうだろうか。

その1つ例が、
本職の人(カウンセラーやコーチなど)のチカラを借りること。

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その場合、できれば友人関係ではない今までの自分を全く知らない人の方がいいと思う。

先日、コーチング資格を取った友人の練習相手として、長々と話をしたが、やはり友人関係があると、どんなに機密保持しますと言われても、言いにくいことが出てくる。

なので、全く知らない初対面の人の方が、スルッと過去のことも今のことも話せると思う。


もし、この記事を読んだnoterの方で、カウンセリングとかコーチングできるよって人がいたらぜひお世話になりたいです。
今絶賛修行中で練習相手探してます!という方がいたら、ぜひお声がけください。

というか、自分からも探しに行きます。


▶作戦3|逆に安心感を抱ける信頼できる○○を作る

これから信頼できる「他人」を見つけるには、時間がかかるかもしれない。

ならば一番近くにいる人を「安心感を抱ける信頼できる人」にすればいい。

そう、自分自身だ。

「自分」「安心感を抱ける信頼できる自分にする」のだ。

なんか自己肯定感を高めるみたいな無茶振りに聞こえるが、やろうとしているのはそんな難しいことではない。

要するに、
先程の①から⑧を言わない自分になればいい。

ちょっと具体的にイメージしにくいので、
先程の①から⑧を反転させてみるとこんな感じになるだろう。

❶「弱くたっていいんだよ」
❷「泣きたいときは、泣いていいよ」
❸「君にとっては大変な経験だったんだね」
❹「無理に忘れなくてもいいんだよ」
❺「何もしなくてもいい」
❻「大変だったんだね」
❼「穴が空いたままでもいい。無理に埋めなくてもいいよ」
❽「時には後ろを見たっていいんだよ」

こういう風に言ってくれる人は
相手を否定せず、受け止める優しい人な感じがする。

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まず「他人を肯定できる自分になる努力」をすることは、
十分できるのではないだろうか。

他人を肯定できる自分なら
今よりもう少し自分が好きになれると思う。

そうすると、
きっと自分も肯定できるようになる。

自分が肯定できるようになると、
世界を支える柱のひとつである「自分に対する信頼」が増す。


そして先程

「①から⑧を言わない信頼できるヤツ」なんているのかよ!

と思った想いが強ければ強いほど、
もしそんな人がいたら絶対に大切にしようと思ったはずだ。


では、もし自分が「そんな信頼できるヤツ」になっていたらどうなるか。

その地点で、他人から大切にしたいと思われる人間になっている。

その先には、
信頼しあえる人間関係、心の安全基地があるに違いない。


まとめ

心の安全基地とは、
「自分を否定しない安心感を抱ける信頼できる相手」のこと。
✅安全基地となる人間関係を築くには「自己開示」がポイント。

これから心の安全基地となる人間関係を作るために、noteを通じて自分がやってみようと思っていることは次の3つ。

1.自分をさらけだす勇気を出す練習
noteに自分に関する記事を書いてプチ自己開示。
 
2.自分について口で語る練習
noteの街に住む心理職修行中の身の方の練習台になる。いきなり本職のところに飛び込めないビビりです…はい。
 
3.他人を肯定できる自分になる
noteで優しいコメントができる自分になれたら、今より自分がスキになれる。

さあ、リアルの世界で少しづつ実践していくことができてきたので、コツコツやっていくぞ!


ここまでの冒険を記録しますか?

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おお 神よ!
この者たちに ひとときの 
休息を あたえたまえ!


■ほかに ご用は おありかな?

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