【第4回 写真に落描きしながら立体を理解する方法】[note0029]
こんばんは。
今日はお店が終わってから買い出しに行っていたので、noteの更新がこんな時間になってしまった、お絵描き研究家Ryoです。
僕は、イラストのお仕事をしたり、デザインのお仕事をしたり、うさぎ雑貨とキャンドルのお店を経営しながら雑貨作りをしたり、生徒さんにブランド作り(絵の描き方・物語の作り方など)のレッスンをしたりしています。
このnoteでは「退屈な日常に楽しさを。一般人でもクリエイターになれる!」をモットーに。
「1人でも多くの方の人生を楽しく出来るように、誰かの可能性のきっかけになるように」と、そのきっかけの1つとして絵を通じてお伝えしたいということで配信しています。
今日は遊びながら絵の勉強をしようという「お絵描き遊び」の記事を書きます。
今回は【写真に落書きしながら立体を理解する方法】というテーマの4回目です。
前回の記事の続きになりますので、まだの方はこちらを先にどうぞ。
立っているうさぎを座らせる
では、早速やっていきましょう。
前回はこんな感じで写真にうさぎを描いたところで終わっています。
ちょっとうさぎのバリエーションを付けるために、座らせてみましょう。
少しずつポーズも増やしていきますので、ちょっとずつ描けるようになりましょう。
まずは写真に落描きの方を優先しますね。
こんな感じです。
本当はこうなる仕組みなどを説明したいところですが、細かいことは抜きにして、今回は「これが座っているポーズです」ということです。
次は写真の左側に立っているうさぎを同じサイズで追加します。
ちょっと町がにぎわってきましたね。
もう1つ追加しましょう。
うさぎを描く大きさ・見える大きさ
はい、ここで少し違和感を感じた人はいますか?
何が変なのでしょうか?
このうさぎの絵は、全部同じサイズで描いています。
前回やりましたが、奥にあるもは小さく見える。
ということは、手前や奥にある物は、同じサイズで描いてはいけないということです。
では、奥に居るうさぎのサイズを小さくしてみましょう。
自然になりましたね。
これで、大体同じ身長のうさぎに見えます。
ここで疑問になるのは、どれぐらい小さくすればいいの?
ここで必要なのは遠近法です。
はい、ここで出てくるんですね。
みなさんがパースや遠近法といったものが嫌いになる原因です。
いっぱい線を引いたりした図面のようなものが出てきそうですよね。
今回なるべく簡単にします。
とりあえず1つずつやっていきましょう。
遠近法などをあまり意識せずに理解していく
まず左の立っているうさぎと、右の座っているうさぎが同じサイズに見えるのはなぜでしょう?
これは単純です。
左のうさぎの足元から横に線を引いていきます。
そして、壁などにぶつかったら、そのまま上に線を引いて、またその壁が終わったら横に線を伸ばす。
そうすると、線の上にどちらのうさぎもいます。
ここでわかるのが
同じ横の位置にある物は同じサイズで描くと同じに見える。
では次に、遠くにある物を手前にある物と同じサイズで描くにはどうすればいいか。
この街の写真を選んだのはこれを説明しやすいからでした。
それは、建物などの縦横がまっすぐの大きな物があるからです。
こういう建物って、屋根や地面などを見ていくと、斜めになっていますよね?
この斜めになっている所が必要です。
仕組みを理解すれば、自分で斜めの線を描くことができますが、今回はこの写真の建物を使いましょう。
分かりやすくするために、壁と同じ高さのうさぎを用意します。
これはさっきの要領で、うさぎの足物と耳の上から横に線を引いていきます。
そして、壁にぶつかるところまで線を引きます。
ちょうど壁の手前の端でしたね。
この壁のレンガの部分とうさぎの身長が同じ高さということが分かりました。
ここで建物の斜めが役立ちます。
建物の斜めの少し奥に縦線を引きます。
そして、その縦線がレンガの上と下の2点から横に線を引いていきます。
その横線の高さでうさぎを描いてみます。
同じように、もう少し奥にも線を引きうさぎを描いてみます。
邪魔な線を消してみますね。
同じ身長のうさぎが並んでいます。
キレイに並んでいるので、少しズラしてみましょう。
向きも変えてみます。
ズラすのは真横にズラすだけです。縦にはズラすのはNGですよ。
これで違和感なく見れますよね。
この要領で、もう少しうさぎを増やします。
街がにぎわいました。
ここで、もう1つ。
今まで身長の同じうさぎばっかり描いてきました。
違う身長のうさぎはどうすればいいのでしょう?
簡単なことですが、やっていきますね。
同じ横線にいるうさぎのサイズを変えてしまえばいいのです。
線を消してみますね。
距離を離しても大丈夫でしょうか?
ちゃんと大きなうさぎと小さなうさぎに見えますね。
最後にいっぱいうさぎを描きます。
街が大きなうさぎであふれかえっています。
これぞ写真に落描きですね。
少しテクニックを使った落描き
ここから、少しテクニックを使って奥行を出していきましょう。
とりあえず簡単なテクニックは、奥にあるものを暗くする。
場面によっては逆の場合もありますが、とりあえずやってみますね。
どうですか?
さっきよりも見やすい絵になりましたね。
奥行きが出てくると、絵としても見やすくなります。
最後におまけ。
電灯の光をうさぎに当ててみましょう。
単純な絵でもプロっぽくなりますね。
ここまでの描き方は、まだしなくてもいいのですが、今回は手前や奥にある物を大きさを考えて描く方法がなんとなくわかっていただければいいなと思います。
◇◇◇◇◇◇
あとがき
今日は【写真に落書きしながら立体を理解する方法】というテーマで4回目をやってみました。
少し立体についてわかってきましたか?
少しずつでいいので、焦らずにやっていきましょう♪
◇◇◇◇◇◇
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