Mr.Children Hall Tour 2016 虹 ライブレポート

前回参加したツアーが、昨年にあった未完ツアーだったので、それから約半年ぶりのライブでした。未完ツアーでは大都市のスタジアムを使っていたのが、今回は小さな街の小さなホールでライブ。普段のツアーでは回ることのない小さな街へ日本最強のバンドがやってきた。それは、その街に住んでいる人たちにとってはとてもスペシャルな事で、もちろん自分もその内のひとり。学生時代に本当によく聴いたMr.Children。幾つもの思い出の場面でふと流れてくる音楽は必ずMr.Childrenで、そんな思い出たちを胸いっぱいに抱えながら今夜は参加してきた。

まずはライブが終わっての率直な感想から。それは、Mr.Childrenとしてのパフォーマンスは7万人の観客が居ようが、1500人しか居なくとも全く変わらなかった。「今日までこんな楽しい事があったよ。」「苦しい思いや辛い思いをしてきたんだね。」ってな感じで、ライブに参加した一人ひとりに丁寧に丁寧に語りかけるように、また今日までの出来事を共有するようにMr.Childrenの音楽が会場全体を、また一人ひとりを包み込んで行った。それはREFLECTIONに収録されているfantasyのそれのようだった。

隣の人に気付かれぬように、僕らだけの言葉で話そう

そんな空気に触れて「このバンドのファンで本当に良かった。」と心から思った。

この先もツアーが続いていくので、セットリストは伏せておくが何年もMr.Childrenを聴いてきた人、最近聴き始めた人、今夜初めて聴いた人にとっても満足の行く選曲であり、演出だったと思う。それ程までに新旧のMr.Childrenの代表曲というか、有名曲が無数に散りばめられていた。これまで何度かライブへ参加もしてきたけど、今夜のセットリストの半分以上の曲が初めて聴く曲で、改めて末恐ろしいバンドだなと感じた。

ここで、ギター関連の話しを少しすると、今回はMartinのD-28をメインギターにして演奏をしていた。もちろんハンドマイクの時もあったりしたんだけど、ほぼMartinを使用。ライブのクライマックスではGuitars R usのBlueFlowerを使ったりしていたけど、とにかくギターを持った桜井和寿は無敵だった。それ以上の言葉が思い浮かばないくらい、圧巻のギタープレイとパフォーマンス。ほんと申し訳ないけど、これまでのツアーの比じゃなかった。余談ですがMartinのストラップが青になっていて、それもまた良い。

そして今回の会場が、ホールという事で音響とかどんな感じかな?って、どきどきしながら音出しを待ち望んだんですが、自分の想像の遥か彼方を行く音響だった。Mr.Childrenのライブっていうのは日本のアーティストの中でも音が良いって評判なんですが、ホールは更に。音響設備を通してというか、桜井さんの生の声がホールに響き渡る。そんな感じで、すごく満足。

という訳で、かなりざっくりとしたレポで本当に申し訳ないんですが、今夜感じた事は以上の事です。Mr.Childrenというバンドを

人気バンド故に、今回のような小さな会場でのライブではファンクラブでもチケットが取れない事もあって、チケットを取れた人、取れなかった人の関係で少しナーバスになっていた時もあったけど、無事に高知公演が終わって良かった。未完ツアーの時もそうだったんですが、ファンの在り方というか、姿勢というか、そんなものまで考えさせられたツアーでした。まだ終わってないけど。

最後まで読んでくれた皆さん、ありがとね。

4.28 高知県立県民文化ホール 1階席 1列 27,28

Thank you , Mr.Children

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