兼業作家をしてみて感じたこと。〜その1〜社員とアルバイトの違い
30歳を過ぎてから作家を目指した私。
(その辺の理由は今後触れていきますが。。。)
実際にコンペが通り作家を名乗れるようになってみて、兼業作家としてコンペと向き合い戦っていく為にはやはり良いとこ悪いとこがあるわけです。
当然ながら「専業作家」にはかないません。
好きで兼業の方は良いかもしれませんが、
私はやりたくて兼業を選んでるわけではないので、
あくまで仕方なく。。。
生きていく手段として止むを得ず副業なわけです。
会社員と作家の二足のわらじなのです。
よって、私は会社員卒業が一つの夢であります。
作家業の収入が会社員の収入(年収)を超えたら辞めようと思ってます。
何かを夢見てチャレンジし始める場合、
夢が動き出し、所属や契約をしたから完了とはなりません。
メジャースポーツみたいに、プロ契約となり年俸をもらう。
またはハリウッド映画に出演が決定し、撮影期間の働けない期間を補填します。みたいな制度は日本ではあまりないようなので、
ある程度の年齢の方は大抵働きながら夢を追いかける事が多いとは思います。
それが一般的には普通で当たり前の話しだとは思いますが、
生きていくために働く必要があるとしても、
私の周りには「会社員です。」
という方はあまりいません。
大概、真剣にやってる方は「バイトしてます。」って方が多いです。
確かに融通が利くと考えたらアルバイトなのかもしれません。
私も20代後半までアルバイト生活でしたが、ある事をきっかけに社員への道を進むことになりました。
とはいえ、仮に融通が利いたとしても私はバイトに戻ることはできません。
私が会社員であり、正社員でいることが良い理由。
何かを調べたりして根拠のある内容ではなく、
あくまで私の感じた違いです。(間違いあればご容赦ください)
会社員とアルバイトで兼業していくメリット、デメリットを上げてみます。
(会社員目線でこれから記載します。)
「会社員のメリット」
・固定給である。
・有給がある。
・厚生年金、社会保険などに加入できる。
・福利厚生がある。
・人間ドックを受けれる。
・世間から冷ややかな目で見られない。
・夢を諦めた時に何も変わらない生活がある。
・固定給である。
アルバイトと違い、固定給は時給や日給ではないため、出勤した日数に関わらず、毎月の収入を安定して得る事ができます。
・有給がある
有給は上記であげた固定給に対し、万が一休暇が必要になっても有給でカバーする事が出来ます。
そのため、コンペや採用案件の提出など、忙しくなり休んだ日でも出勤できなかった日数は減給される事なく同じ収入を得る事ができます。
・厚生年金、社会保険などに加入できる。
国民年金や国民健康保険など自分で加入したり、支払ったりする必要なく、会社が管理してくれるので楽です。
社会保険は健康保険だけでなく、失業した際や様々なケースで大事になってくる保険の為ありがたいです。
・福利厚生がある。
就職先によっては福利厚生が充実してる企業があります。
レジャーや施設利用、フィットネスなど様々な提携してる割引サービスを受ける事ができます。
・人間ドックを受けれる。
作家でアルバイト。当然不健康です。
自分の調子を確認できる大切な1日です。
しかしながら、おそらく強制じゃなければ腰が上がらず行かないでしょう。会社の負担で任意ではなく強制で行くことができます。
・世間から冷ややかな目で見られない。
冒頭でも書いた通り、今後これから自分のことにも触れてきますが、現在36歳の私。
36歳でバイトしながら、やりたい事をやっている。
もし仮にそんな状態だったとしたら、内容やいる環境によっては納得してもらえない事や、承認して頂けない事もあったりします。
世間体を気にする世の中では私の場合、アルバイトは生きづらいです。
・夢を諦めた時に何も変わらない生活がある。
現在、既に社員という形で企業に勤めてるので、「作家を諦めたし就職して新たな一歩!」みたいなアルバイトを辞めて就職先を探す必要はありません。
アルバイトでも上の保証が我々同様にできる企業も存在するようなので、
すべてではありませんが、ざっと感じている印象です。
「会社員のデメリット」
・出勤日数が多く、労働時間が長い。
・責任度が増す。
・突発での当日休はなかなかできない。
・有給の範囲内でしか休めない。
•出勤日数が多く、労働時間が長い
そもそも社員なわけですから、生活の中心が働くことになります。
勤怠がメインの部分なわけです。
週休2日が普通です。
一般的な企業はカレンダー通りが大半なので、5勤2休。
私の会社もカレンダー通りなのですが、今所属する部署はシフト勤務が必要な為、土日含めてシフトで勤務してます。
夜勤もある仕事だと、1勤して次の日勤に向けてリズムを戻すのに2休。みたいに出勤日数が少ないや変則的な企業もあります。
目安となるのが160時間が最低ライン。
1日8時間勤務(拘束時間は省きます)として、8時間×20〜22日
月、8〜10日休のような感じです。
就職する前は私もアルバイトで、かつ社員同様フルタイムで働いてたので労働時間は一緒でした。
しかし待遇は違ったため、今思えば社員のお誘いがあった時、渋らず正社員になっておけば良かったと後悔もあります。
•責任度が増す
•突発での当日休はなかなかできない
バイトに責任がないというのはかなり語弊があると思いますし、アルバイトだって責任があるのは私もそうだったのでよく理解しております。
しかしながら、自分だけ正社員で、雇ってる方はすべてアルバイトみたいなお店やチームもあると思います。
私の前職はそうでした。
自分だけ契約社員で、他は派遣社員(アルバイトではないですが)というチーム体制でした。
または、一つの役割を一人で任されて業務する事もあるので、代わりがいなかったりします。
そのため、お客様と約束してたり、明日までにタスクを完了する。など、
明後日締め切りのコンペが突然来たとしても、作成のため明日休む。
なんて行動はなかなか取れません。
・有給の範囲内でしか休めない。
決まってる休み以外の休暇は有給を使うため、休める日数が決まってます。
有給にも様々なカテゴリーがあるので、有給以外に適用させる休暇はあるのですが、年間で使いきってしまったら休めません。
それ以上休みたい場合、規約によっては無給となり、減給で対応してくれる企業もあると思いますが、私の勤め先はできません。(できないわけではなくペナルティがついてしまうので、無論できません)
その為、ある程度の調整は必要です。
こんな感じで、私の場合は作業するために確保する休暇のデメリットが多いかなって思います。
そもそも今の会社に不満だらけですし、会社員なんてしたくありませんので、今すぐに辞めたいですが・・・
働きながら頑張るというスタイルなら社員の方が良いと思ってます。
かつ、今後これからお伝えしていきますが、
私は一人の生活ではないため、バイトで稼ぐ給料プラス作家で稼ぐ収入だけでは生活できません。
そもそも今も裕福ではありませんが(笑)
なので、「あんまり作業できないし来週シフト減らしたいな〜」みたいな事ができなくても、私は社員を選ぶわけです。
アルバイトを卒業し、派遣社員からスタートした身なので、
もし私が独り身、もしくは作家の収入が増えたら派遣社員に戻っても良いのかな。って思ったりもします。
突然派遣社員のワードを出しましたが(笑)
夢を追うのに、一番は派遣社員がベスト。かなとも思ったりします。
次回は派遣社員、契約社員なんかのメリットも紹介したいなと思ってます。
あとは、30歳過ぎてからなぜ夢へチャレンジしたのか?なんかも書けたらなと(笑)
このご時世難しいと思いますし、いったいいつまでかかるのか途方に暮れますが・・・
とにかく私はまだ諦めません。
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