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けっこうな裸部分について語る

◆ キャラが苦手

この仕事をしていて(いや誰でもそうだが)、このことに触れるのは、もしかしたらマイナスなのかもだけど。

キャラってなに?

よく 

キャラが立ってるとか 

キャラが濃い

キャラが違う

キャラがない

などという言葉を使うけれど、そもそも

“キャラ”

ってなんなんだ!

“キャラクター” の略であるのはわかるのですが、個々の人間それぞれにラベルつけるみたいに、何かカテゴライズされたものが必要なんだなあ……。

などと遠い目になりつつ、誰しも他人事ではありません。

私たちは、日常的に、会社や家族や友達などなど身の回りの人たちからキャラクター付けを勝手にされて、同時に自分も人にしているはず。

あのひとって“ああいう人” だよね。

このひとって“こういう人”だから。

そんなふうに思うことって、わりとあります。

「イメージ」

という言葉がありますが、さらにその先に進んで

“きめつけ”

してしまうのが、キャラなんじゃないかと私は、解釈しています。

「きめつけるのはよくないよー」

とか

「きめつけないでよ」

って言ってしまうのがあるように、あまりいい時にはつかわれない言葉。

でもそれを

“キャラ”

と、言い換えてしまえば、ポップでかる〜く使えてしまう便利さ。

そう。

“キャラ” って便利な言葉。

まさか、人を型にはめているなんて感覚ゼロ。

つまり

”悪気ゼロで乱用”

できちゃうという……。

◆ 人間、仕事も恋愛も「キャラ」がついてまわる

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