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どの仕事につくにもコツはひとつ

☆ この時代、どうやって食べていく?

先日

「作家を仕事にして食べていけるようになった理由は?」

そう訊かれました。

あわせて、仕事が続くコツ、物事を続けるコツ、いい仕事先に出会う、ひとつの仕事で食べていくためのコツをみたいなご質問も時々頂く。

まず私は、ひとつの仕事で食べられない時はいろんな仕事をしました。

物書きに限らず、すべての仕事には共通点があって、アルバイト時代も、派遣社員時代も、会社員時代も、アイドルのプロデュース時代も、あまり変わらず自然に貫いてきたことがひとつだけあるんですよね。

仕事ってそれぞれにおいて気をつけるべきこととか、そこ押さえないとダメだよみたいなところってあると思うのだけれど、共通点は必ずあると思うんです。

それを ”コツ” と呼ぶならそうなのかもしれない。

「楽しさを忘れない」とか「感謝をする」とかを素敵な人たちがインタビューで言うやつじゃなくって、いや、それも間違いではないんだけれど、もっと具体的にわかりやすく行動できるものが聞きたい。

綺麗で普遍的な言葉を聞きたい時もあるけど、今それどころではない場合もあるわけで。

少し生々しくてもいいから、どうすれば今自分は頑張れるのか、どうすればこのモヤモヤした気持ちから出られるのか。

そうやって悩んでる時は、もっともっと具体的な話が聞きたい。

例えば、栄養が足りない時に「まずは食べ物に感謝しましょう」とか言われても「ちょっとごめんふらふらなんです」とか言いたくなるのが本心。

何を食べたらいいか、元気になるか具体的に教えて欲しい……

みたいなことなんですよね。

今、疫病が流行る世界で、仕事が減ったり、働きたくても働けなかったり、仕事自体を失うこともあると思います。

そうでなくとも、不安がまったくない人って少ないんじゃないかな。

それってつまり「食べていくのにどうしよう」っていう生命の危機を、誰もが潜在的に感じているということだと思うんです。

私も「この先どうすっかなあ」って、以前に増して思うようになりました。

もともとフリーランスで、この仕事なので特に。

と、同時に「食えるか食えないかわかんないのは昔と一緒か。強度や危機感が高まっただけか」とも思います。

そんな人生の中で、どんなに不安な時も、たとえ順調な時であっても、ほとんど仕事がない時も、意識してやってきたこと。

それによって起こった良いこと。

今日はお話したいと思います。

☆ 激烈に評価が低かったところからトップにのなぜ

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