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ここだけでしか書かない内緒話<月3〜4回配信/文字数で変動>

★月3〜4回の配信予定/文字数で変動★ 作家のお仕事、それまでの日々、テレビ出演、アイドルプロデュース、仕事の裏話、過去のこと、今のこと、人生についてなどなど、思っていたけど言え…
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#メンタル

小さなお母さんにさよなら

かなりの人の中に 「小さな誰か」 がいることを知ってますか。 なんていうとオカルト話みたいな始まりですが、そんなことではなくて、当たり前のようなお話です。 私の場合は、なんとなーく昔から、そして大人になってはもっとはっきりと 「あれっ? これ私の意見じゃないよな? 私の選択じゃないよな」 と、思うようなことがありました。 といってもなんだかそのモヤモヤする意見のほうが正しい気がするのでその選択のままにしてしまったり、なんとなくもやっとしても物事を遂行してしまった

私のアプリ化

最近、ぜんぜんSNSを更新していないんです。 あと閲覧することもあまりしていないんですよね。 なまけているわけでも、嫌なわけでもなくて、ちょっとした考えあってのことです。 ただ、マガジン読者の方や、皆様からのメッセージは「SNSのDMへ、いつでも下さいね」とお伝えしてあり、それはとても楽しみにしているので、そこだけは日々拝読させていただいています。 ご質問やマガジンのテーマについてなどなどnoteで記事に反映させていただくこともありますし、時にはお返事したりも。(なの

居場所が隅っこすぎるからこそ

人それぞれお気に入りの場所ってきっとある。 意識的にでも無意識でも。 それが、ちょっとした小道であったり、お店であったり、景色であったり、家のどこかであったり、どこかの公園だったり。 ちなみに、私が子供の頃一番お気に入りだった場所は、家の自分の机の椅子を引いて下に出来たスペース狭い空間に潜り込み、体育座りをしてのんびりすることでした。 いろんな理由はあると思うけれど、今あえて言語化してみると、自分だけの場所が欲しかったから。 そこは自分の中で、誰も入ってこられない(

抜く

★ 力を抜くことの難しさからの解放 私は、自分のことをかなりの怠け者だと思い込んできました。 実際そうかもしれないし、本当のところはいまだにわかりません。 昔からそう思っていたもので、なかなか「いや違う」と思うには、何らかの宗教から脱会するほど大変なことのような気もします。 子供の頃、学校へ行くと、いろいろな決まりや指示がありましたよね。 ここに座れ、ここにものを置け、あれをやれ、これをやれ、この順番でこんなふうにさっさと、次はあれ、はい何分休み、その後はこれ、こ

不思議だけどリアルなお弁当のお話

私はお弁当が好き。 色んなおかずがちょこちょこと詰め込まれたあの箱庭感は大変可愛らしく、美しいし。 全部茶色みたいな大胆なお弁当も、それはそれでわくわくする。 お弁当って、誰かが作ってくれたら誰かの思いが味付けとなっていてそれはそれは嬉しいけれど、自分で作ったお弁当もわりと好きです。 好きポイントは味とかそういうことではなくて、過去の自分が未来の自分を想像して作った思いがそこにあるっていうところに触れられるから。 だから、家でお昼ごはんを食べる時も、あえて朝おにぎり

だいたいの悲しさの理由

物心ついたころからおそらく誰にでも常につきまとう、人間の心にいる 「悲しさ」 って、いったいなんだろうなあと折に触れた時や、そうでない時も考えたりします。 空を見上げて、なんと気持ちがいいことだろう……と思うその後ろにもいつも透き通った悲しさがそこにある気がするし、それは嫌ではないことで、でもなんともキュウっとするみたいなね。 悲しさはいろんなシーンで色を変えていろいろ登場すると思うのですが “そうだすべての悲しさの理由はだいたいこれだ” という出来事のひとつの原

生きることを思い出す

最近、やっと夢を見るようになりました。 夢と言っても、将来ああしたいこうしたいの夢のほうではなく、寝ている間に見る夢。 眠れないのはこの数ヶ月のことだと思っていたけれど、自分で自覚できないほどに前から長いこと騒音問題で睡眠に影響が出ていて、ずいぶん夢を見なくなっていたのだなあと気づいたんです。 おそらく、実際には見ていたのでしょうが覚えてないんですよね。 (そもそも、騒音でとにかく眠れてなかったですし) 私は、子供の頃からちょっとびっくりするような完成度の高い夢を見

昭和人間の我慢は根深い(でもまだ間に合う)

noteマガジンの更新以外では、休養をこの10日ほど頂いていました。 まもなく復活の予定です。 自慢にもなりませんが、昭和人間なので「休みます」ということに、とても抵抗がある性格であり、ここまでそんな人生でした。 疫病の流行からは、たくさんの方が無理をしなくなりましたよね。 熱がちょっとあったり喉が痛かったりすれば家から出ない、人に会わないことがマナーだったり、少しでも体や心がへんだと思ったら休もうねみたいなことが言われるようになり、いいことだなあと思います。 一方

思いがけないことで最後のスイッチを押される

この健康管理が大得意な私が、久しぶりに体調を崩しました。 ラジオではこちらでちょこっとお話したのですが 騒音が原因という、思いがけない理由。 「健康おたくな私でも、こんなシンプルな外的要因には勝てなかったか……そりゃそうか」 などと思いつつ、これをまた乗り越えることを健康管理のモチベーションにかえています。 現在は、少しずつ回復に向かっています。 「騒音のこと、どうなったんですか!」 と、DM下さった方々ありがとうございます。 ものすごく個人的なことになります

性格変える努力より時間の使い方を変える

「人生って、なんでこんなやらなきゃいけないことがあるんだろう。時間があっという間に過ぎていく」 そう思い始めるとストレスにきりがない。 「なんでこんなにやりたいことがあるんだろう。時間が足りない」 そう思うと、なんだかむずむずと浮き足立つような悪くない焦りが。 ただ、どっちにしろ “なんか時間が足りない” というふうに感じているのは一緒。 そこをクリアしたいなあとずっと思ってきた。 ただ、私は割とのんびりやで朝の起動も遅いし、合間合間に一杯お茶を飲んでボーッと

辛いことは本当に人生の肥やしになるのか

過去にあったあれこれを、だいぶ時が経ってから あれは辛かった こんな酷い目にあった 許せないと思う トラウマになっている 誰かに知ってもらいたい というようなことを語られている方々のことが雑誌やテレビやSNSや、なんらかのメディアで語られているのを目にする。 正直なことを言えば、以前はそういうことがピンとこなかった。 #Me Too なども、正直モヤモヤすることも多々だったり。 でも、今頃になって、自分の経験を通して理解できるようになってきた。 人生で、理不尽なめ

新しいけれど、残された大切な2024年を

新しい年が始まりました。 地震、そして飛行機の事故で辛い思いをされている方のことの思うと、そして、読者の方の中に当事者の方々がいらっしゃるかもしれないと思うと、パソコンに向かう指が止まります。 ご家族や大切な動物たち友達や彼氏や彼女やお仕事やお家やこれまでの日常や。 大切な存在をなくしてしまった方々に、どんな言葉をおかけしても無力で、ましてやご自分の命をなくされた方には、もうこの言葉も、その方の目を通しては届かないわけで。 お見舞いの言葉を、きれいに並べれば並べるほど

本当のことが話せる日

またこの日が来ました。 この日、このぐらいの時間にここで記事を書くことが私にとっては恒例となっています。 年を越す数時間前にしか思えないこと、言語化できないこと、この勢いで言っちゃえることってあると思うんです。 今日しかとれないお魚、みたいな感覚で綴ります。 フォロワーの皆様、そして、たまたま通りかかって読んでくださった皆様、ありがとうございます。 このあとマガジンの皆様への記事になるので、ここで一旦お別れになる方々に、先にご挨拶させてください。 私に少しでも興味

私まだ回復せずだけどでも

けっこう、正直に、まあまあ踏み込んで書いていると自分では思っているこのマガジン。 この年の瀬に、今回はもう一歩自分から進んでみようかなと、ふいに私になりに思いました。 なんでもかんでも分別なく下品に正直である、デリカシーもなくリアルであるというのは、個人的にはあまり好きではなく、SNSやyoutubeでの生々しい、でも演出された人生の切り売りにも「うーん」と思うこと多々。 でも、うっかり「え!」とか思って、時々見ちゃうこともあるし、そういうところ、人間ってえげつないよな