当然のことなんだけど、生産者がいる。そのことを忘れてた。

1年間の農業研修中。福井県敦賀市ささえたまご農園さんで研修をしている。

のびのび平飼いで飼っているにわとりたちはほんとうにひと懐っこい。そしてイキイキしている。


研修をはじめて1ヶ月...にわとりの餌やり、たまごの回収、発酵飼料づくり...養鶏の知識と経験をたくさん吸収している。

にわとりと毎日向き合うなかで思ったことは、この仕事はやりがいがあって楽しいということ。


にわとりはほんとうに可愛い。そしてそのたまごをいただけるありがたさも感じている。

農業や養鶏。食に携わることで、食べることの喜び、感謝の想いが湧いてくる。

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これまでスーパーに並んだものを買ったことしかなかった。毎日並んでいることがあたりまえのようにも感じていた。

毎日決まった場所に食材があって、同じ顔をした野菜がずらっと並び、たまごは何十パックも山積みにされている。

それしか見たことがなかったから、なんだかそれが「あたりまえ」になっていた。

当然のことなんだけど......

それをつくっているひとがいる。

生産現場にまわってみて、やっとわかった。つくるひとがいて、たまごを産んでくれているにわとりさんがいることを...。

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わたしたちはそのつくる側にまわりたい...。

安心安全なものを届けること。そしてその大変さやおもしろさ、いのちをいただいているという事実を伝えていきたいと思う。


1からなので大変なことはわかってる...。

でも、それ以上に成し遂げたいし、それに達成する価値があるとも思う。


いきものたちと一生懸命に、日常に感謝し生きていきたい。

学ぶ。行動する。そして学ぶ。1人前の養鶏農家へ。まだまだ、学びの道のりはつづく。