ペルーでの日々の記録

あなたの「海外」の印象はなんですか?

任地54日目。日曜日。

今日は地方の州のメンバーが集まってお昼ご飯を食べてきました。午前中はカタカオスという民芸品の町に行ったり、お昼はピウラ州のビュッフェのお店で、そのあとはデザートにチョコ―レート屋さんへ。

終日日本語、そして観光地、おいしいもの、トイレットペーパーと便座のある流れるトイレ。

なんだか観光地に来た観光客みたいでした(*'▽')


先輩隊員と話していていつも感じること。私も1年後はこんな感じの話の内容になるのかなーとか。1~2年住むからこそ見えてくる人の性格だったり町の様子があると思う。私はまだ見えていないから結構自分の任地が好き。でも先輩隊員はペルーのほかの場所に行くと人の好さと落ち着き具合に驚くよ!とここの人の様子を解説してくれます。

そーなんだーと思いつつ、自分も嫌になる日が来るのかなーと思ったり。来ないといいなーと思ったり。

まあそれはいいとして。


協力隊で行く国はよくあるあるで

「約束を守らない」「時間を守らない」「嘘をつく」「ものを盗む」「話を聞かない」「金にせびる」

とかって言われがちです。だから多くの協力隊員はおそらくそれを心得て任地に入るんじゃないかなと思います。

でも例えば「時間を守らない」って

海外あるあるでもありますよね。

つまり日本人はとても時間に厳格だけれども、イタリアとかどこの国でも時間を守らないなんて普通だし協力隊が行く国に限らない。

でも「海外あるある」といってもそのレベルはそれぞれ。

時間を守らないのレベルもそれぞれ。

例えばペルーによくいるベネズエラ人はめちゃ働き者です。優しい人も多いし約束も守ったりテキパキしているらしいです。

例えば私の任地の州にいる人は自己中心度合いが桁違いらしく、他の任地に行くと人の好さにびっくりするらしい。

つまり海外と言ってもベネズエラとペルーでも全然違うし、ペルーの中でも全然違うんですよね。

ペルーの観光地のクスコの人はセルバという山の方のエリアにあってかなり人が優しくて静からしいです。その地域の人からしたら多分私のいるピウラ州の人の時間の守らなさにびっくりするんじゃないかな。とか。

思えば日本だって全然違う。(私の人と会ったときの印象ですが)北の方の人はシャイな人が多いし、関西の地域はキャラがいろいろだし、沖縄の方は南国タイムがあるとかいうし、。

その国の中でも様々なのに海外なんて言ったらもっと様々。

世界って似ているようで全然違って、でも似ている。その奥深さがまた面白くもあり。

ペルーにきて、そのまた地方の町に来て

改めて世界の大きさと多様性に驚く日々です。


あなたの「海外」の印象はなんですか?

1か国、いや2か国。様々な地域を旅してみよう。

そしたらその海外の印象はきっと一気に深みを増すだろう。


「海外」と2文字で片づけて語るのは簡単だけれども、実際に日本を出て住んでみるとその個別具体的な多様性を知る。


「海外」の多様性を知ること。

それはきっと「海外」と片付けるよりももっと人生においての視野の広がるアプローチなんじゃないかな。

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