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カープダイアリー第8320話「開幕から85試合を戦い貯金9で2位ターン、今”カープという大きな家”で起こっていること」(2023年7月17日)
横浜市内は35度を超える暑さになり、午後5時開始の横浜スタジアムも3日連続の熱量になった。
その結果、九回裏のDeNAは3日とも1点を追いかけて上位打線が打席に入るここととなり、マウンドには3日とも矢崎、受けるキャッチャーは3日とも坂倉となった。
そして3日とも超満員のスタンドからベイスターズファンの大声援。
多くのプロ野球解説者やメディアが最下位を予想する中で開幕を迎え、85試合目となった
カープダイアリー第8416話「イエスマン体制ドラフト戦略でも綻び、ドラ1左腕黒原迷走、スルーした森下翔太には痛打浴び続けて…」(2023年10月25日)
「DeNA時期監督候補がCS中に敵味方のヒンシュクを買った行動とは?石井琢朗コーチ(53)と広島の独裁オーナーの“密会”疑惑に波紋」
前日24日にネット上にアップされたデイリー新潮の記事は、関係者の間ではかなりのインパクトを残しつつある。球団サイドも苦虫をかみ潰しているはずだ。
記事の内容は「石井琢朗コーチ」の行動を導入部分に使いながら、その本質的なところでは松田元オーナーの「独裁」についてか
カープダイアリー第8442話「天福球場で鍛える日々は矢の如し…日南秋季キャンプは来年”キング新井”の年齢になる末包一本締め」(2023年11月21日)
朝から強い陽射しの天福球場。11月6日から始まった秋季キャンプ最終日は、午前10時からの打撃ローテのあと恒例のロングイティ。全メニューが終わると投手陣やコーチ、スタッフ、関係者全員の大きな輪ができて、その真ん中で末包があいさつした。
「お疲れ様でした。まず始めに今回のキャンプをさせていただいた日南市、日南協力会のみなさま、そしてアルバイトのみなさま、本当にありがとうございました」
「そして選手
カープダイアリー第8274話「デビュー戦のダルビッシュから札幌ドームで完封阻止の激弾一発…新井監督が交流戦に燃える訳」(2023年5月29日)
交流戦を前に、カープファンの期待が高まっている。『新井語録』は、自分たちにとって、応援する人たちにとってマイナスになる情報を決して発信しない。
なぜだろう?
それは新井監督自身の人柄、気質、そして大学野球以降の経験によるものだ。
体の大きな人は弱気、優しい、控え目…という説がある。新井監督は小学3年生の時にはすでにいじめっ子から友達を守る立場になっていた。
広島工時代には最後の夏にキャプテ
カープダイアリー第8424話「秋季キャンプメンバー発表、でもマツダスタジアム練習にも姿を見せない中村奨成、まったくそれに触れないのがカープ村」(2023年11月3日)
広島では県内に19ある気象庁の気温観測点のうち8地点で25℃以上の夏日となった。広島市中区で11月に2日連続で25℃以上の夏日となるのは1916年以来107年ぶり…
明らかに我々の住む町は温暖化の一途にある。マツダスタジアムにもメジャーリーグ本拠地では当たり前の移動式屋根を架設する必要性に迫られている。
見上げる空は青一色。照り付ける陽射しの下、グラウンドでは午前11時から全体練習があった
カープダイアリー第8440話「若き侍ジャパン、韓国撃破で2大会連続優勝、あとがない延長タイブレークで一閃坂倉のバット、小園は4戦通じて打率・412」(2023年11月19日)
2023年は侍に始まり、侍に終わった。
「逆方向!破ったぁ~~!ニッポンサヨナラァ…、2大会連続、韓国を破っての優勝!」
TBSアナの実況にシンクロして、門脇誠の見事な流し打ちが三遊間を抜けた。三塁から万歳しながらホームを踏んだ小園海斗は高々とヘルメットを放り上げ、そのまま一塁ベースを中心にした歓喜の輪の中へ。
タイブレーク突入の延長十回に待っていたのは、2023年プロ野球ラストシーンに最も
カープダイアリー第8228話「ベンチを叩く巨人・原監督、ガラケーに頼る広島・新井貴浩」(2023年4月10日)
3勝3敗の勝率5割で広島に乗り込み3連敗で東京に戻った巨人は、順位を3位から5位に下げた。最下位の中日とは0・5差…
さっそくこの日、午後5時1分に「デイリー新潮」が「原監督、巨人76年ぶり“途中退任”の現実味 坂本優遇で若手萎縮…求心力に二重『もう限界』の声」を配信した。
内容は原監督の真骨頂である「動の采配」が裏目に出て、坂本優先の選手起用で若手が委縮している、というもの。確かにマツダ
カープダイアリー第8412話「新井さんとカープナイン2年目の挑戦、龍馬がゆく」(2023年10月21日)
午後2時前、マツダスタジアムに姿を見せた新井監督は少し眠そうだった?甲子園球場での今季ラストゲームから一夜明け。どこかでたらふく飲んでいたら朝になっていても、おかしくない。
オーナー報告はすぐにおわり、メディアの前に戻ってきた新井監督は言った。
「1年間、よくがんばってくれたという言葉をいただきました」
-オーナーとは来シーズンの話は?
「よろしく頼むな、というお言葉をいただきました」
カープダイアリー第8435話「赤い龍馬伝の終わりに…」(2023年11月14日)
「お願いしまーす…」
龍馬の第一声はけっこう明るかった。
FA宣言を受けての会見は午前10時からマツダスタジアム第3会議室で、囲み取材形式で始まった。ENGカメラ―クルーはなし。放送局はデジカメ対応になった。
2018年11月の終わり。リーグ3連覇に貢献して2年連続MVPに輝いた丸佳浩がFA宣言したあと巨人移籍を明らかにした際には会見室は用意されなかった。
なぜ、そうかのか?それは松田元オ
カープダイアリー第8245話「午後10時過ぎのマツダスタジアムは打球音なしのサヨナラ勝ち、野球をずっと好きでいて…」(2023年4月27日)
公式の入場者数発表は2万2695人。空席の目立つスタンドに冷たい風が吹く。しかし午後9時50分を回っても歓声が止むことはなかった。
先頭の菊池が延長十一回ウラ、ファウルで粘って9球目を中前打にした。第1打席で1500本安打の節目をクリアし、2点差にされた八回には柳攻略の突破口も開いた。この日5本目のヒットは、新井監督やナインに、またしても勇気を与えることになった。
スコアボードには得点2対2、
カープダイアリー第8273話「振り返るにはまだ若い?新井カープ、高津ヤクルト3タテで交流戦へGO!」(2023年5月28日)
火・水・木の中日戦は1勝2敗、入場者数はいずれも2万5000人に届かなかった。金・土・日のヤクルト戦は3連勝で締めることができた。天候にも恵まれてスタンドは連日3万人を超えるファンで盛り上がった。
G7広島サミット遠征を7勝5敗で乗り切り勝率5割復帰、そしてマツダスタジアム6連戦で4勝2敗、貯金2の3位で交流戦へ…
戦前の多くの評論家の順位予想を覆す堂々の闘いが続く。阪神が今季最長の8連勝をマ
カープダイアリー第8277話「必然の1対9完敗、育成新加入の23歳に手痛い満塁弾を許した訳」(2023年6月1日)
強烈な打球がグングン伸びて高い右翼席のフェンスの上を越えて行った。八回、思わぬ“プレゼント”に沸き立つバファローズファン。茶野のプロ1号満塁弾で9対1…
第1戦は大瀬良と山本由伸の手に汗握る投手戦、第2戦は九里のガッツ投法…、熱い戦いの続く京セラドームでの締めくくりは、完全なワンサイドゲームになった。
原因は打たれた薮田、いや薮田を一軍に帯同させた松田元オーナーにある。
二軍戦で大した成果も