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寮生活を見てみよう!~YMCA寮~

新入生の皆さん、こんにちは!
まずは合格おめでとうございます!春から一橋生ということで、大学生活を楽しみにしている方が多いと思います!一方で、さまざまな不安を抱えている方もいるのではないでしょうか?

そこで今回は、新入生が抱える悩みの一つである「寮」について取材しました!
今回取材させていただいたのは、YMCA寮に入寮している経済学部3年(取材当時)の北川諒さんです。
本記事では、YMCA寮についての情報と北川さんへのインタビュー内容について紹介します。


♢YMCA寮とは?

住所:〒186-0002 東京都国立市東1-20-12
一橋基督教青年会が活動拠点として設立した寄宿舎が発展して、現在のYMCA寮になりました。YMCA寮の公式HPがあるので、よろしければそちらも見てみてください!

YMCA寮の公式HPはこちらから↓

〇学校へのアクセス

国立駅が徒歩7分一橋大学東キャンパスが徒歩5分で行けるので、アクセスは非常に良好です!

〇どんな人が住んでいるの?

一橋大生16人が住んでおり、寮母さん2人が通いで来てくれています。男子寮と女子寮があり、男子寮に13人(定員16人)、女子寮に3人(定員5人)が住んでいます。普段は「寮食」を作っていただいており(有料)、またイベントがある際には協力してくれています。

〇家賃は?

家賃、光熱費、水道代、wi-fi込みで男子32000円/月、女子42000円/月です!なお、部屋の広さは男子が5.5畳、女子が6畳です。ちなみに男子寮は全て南向きです!

〇食事はついているの?

寮食という制度(有料)があります。授業期間中の平日、夕食を寮母さんが作ってくれます!事前にメニューを選んで頼む必要はありますが、栄養バランスの取れた食事を提供してくれます!寮食を取らずに自分で作ることも出来ます。

↑寮食の実際の写真です。

♢寮へのコミット具合は?

〇寮のイベントは?

まず、聖書研究会というものがあります。授業期間の水曜日の20:00-21:30で行われており、聖書について意見交換や疑問点の共有などを行いながら、牧師さんからのレクチャーを通じて聖書について学ぶ、というものです。YMCAの根幹を成す活動で、寮生全員の参加が必須です。

寮生の中にキリスト教徒の方はいません。牧師さんからの一方的なお話ではなく、実際には、寮生みんなで聖書に書かれていることについて自分の意見を交わしたり、純粋な疑問を共有したりするなど、寮生の主体性を重んじたグループディスカッションの形をとった非常にフランクなものです。
毎回担当生で担当者になった寮生は該当箇所を事前に読んで、議論したいことや疑問に思ったことをまとめてレジュメ(プリント)にし当日レポーターとして、聖研の司会を務めます。この形式は、大学3年生になったら必修となるゼミナールで取られているものにかなり近く、一年生の時から慣れることができるという意味で大変ためになります。

また、聖書研究会の後には寮生会議があります。これは、その1週間に寮であったことの報告や、掃除当番の決定を行う会議です。
その他にも、6月の一橋YMCA総会や10月の寮祭、クリスマス会、任意参加の海外研修や修養会などのイベントがあります。
イベントを通して、一橋YMCAのOBの方々との繋がりや、寮生同士のつながりを深めることができます。

〇運営にかかわることになる?

基本的に大人が介在せずに寮生が自主的に寮の運営を行ないます。
学年ごとに役割が決められており、1年生は寮の共有物の買い出しや聖書研究会の準備などの仕事が割り当てられています。
2年生は寮のイベントの運営を担当することになっています。
3年生は幹部として寮の設備の改善や会計の仕事、広報の仕事などを各自が担当することになっています。

〇掃除は誰がするの?
寮生が分担して掃除します。寮生全員、毎週1か所担当場所が割り当てられます。


♢生活の快適さ

〇コンビニ・スーパーへのアクセスは?

スーパーは西友が徒歩圏内にあり、自転車でsαekiやロピアに買いに行くこともあります。
コンビニもファミリーマートやセブンイレブンがすぐ近くにあり、買い物に行くのは困らないですね。

〇部屋の中は?

前述の通り、男子5.5畳、女子6畳です。部屋の中にはベッド、机、クローゼットが備えつけられています。また、家具は卒寮する先輩からもらえることもあります。さらに各部屋にWi-Fiルーターが設置されており、通信で困ることはほとんどありません。
冷暖房も各部屋に完備されています。

〇部屋の外は?

寮生の共有物として、洗濯機、乾燥機、冷蔵庫、物干し竿などがあります。いわゆる窓の外には何もありません。トイレと水道が各階1つずつあり、シャワー室は2階にのみあります。

♢入寮の手続き

入寮についてはYMCA寮公式HPに記載されておりますので、そちらをご参照ください。

YMCA寮入寮の案内はこちらから↓

♢北川さんへのインタビュー

〇YMCA寮の魅力とは?

―YMCA寮のアピールポイントは何ですか?

まず「安い・近い」ことです。一橋大学、国立駅ともに徒歩10分以内でこの値段なので、国立に住むには最強の立地だと思います。
また、家電製品や家具などの新生活のために揃えなくてはならないものが寮には備え付けてあるので、それらの初期費用がほとんどかからないのも魅力の一つです。
僕が入寮の時に買ったのは炊飯器とドライヤーくらいでした。

そのほかには、4年間の寮生活でコミュニティはここだけでもいいのではないかと思うぐらい濃密な生活が送れることです。
特に、地方から上京した人にYMCA寮はおすすめだと思います。
大学から東京で新生活を始めるに際して、知り合いが誰もいないと不安や孤独感を感じる人もいると思います。
いざサークルに入っても、なんとなくノリが合わずに、あまり行かなくなる人も一定数います。
YMCA寮では、一緒に生活しているために、孤独感を感じることはありません。
だからといって日々の生活が細部まで拘束されているわけではなく、程よく寮生に自由があると思います。

寮で生活しているからこその安心感も魅力の一つだと思います。
例えば、1人で生活していて病気になった時には体がしんどいなかで食料を買いに行ったりすることは大変です。
しかし、寮に住んでいれば、先輩や同期が薬や食べ物などを部屋の前に置いといてくれます。

他にも、寮生なら任意で参加できる海外研修などのイベントに参加することで、YMCAを通して自分自身の視野を広げることができます。

―ここまでお話を聞いていると、かなり自由なのかなという印象を受けますが、逆に禁止事項等はありますか?

寮生としての義務を果たす、というのはよく言われます。例えばその日に使った食器が放置されていたり、当番の掃除をやっていなかったり、荷物を放置していたり、という場合は注意されます。
あとこれは男子寮のルールですが、かつては家族以外の女性を寮に呼んではいけませんでした。昨年の途中から、寮生同士の話し合いのもと、女性を呼ぶことも可能になりました。
そのほかには、聖書研究会の参加や年に数回あるYMCAの行事への参加が求められます。
それ以外では、基本的には常識の範囲内でっていうのと周りに配慮する、というごく当たり前の事が出来ていれば、特に禁止されることはないです。


〇寮生とのかかわりとイベント

—先ほど「聖書研究会」について伺いましたが、それ以外で他の寮生とはどんなところで関わるのですか?

まず普段の生活の中でも関わりがあります。寮の食堂が共有スペースになっていて、テレビやゲーム機があるので、暇があれば食堂に行く人もいます。
自分の個室があるので、部屋で自分の作業や、勉強をしている人も勿論います。
食堂にいれば、他の寮生からドライブや食事に誘われることが多いですね。
ゲリラ的に鍋パーティーが開催されることも多いです。

他にも、「一橋YMCA総会」「寮祭」「クリスマス会」といった一橋YMCA寮としての公式的なイベントがいくつか設けられています。

―今までで一番楽しかったイベントは何ですか?

「クリスマス会」です。OBを交えたクリスマス会と学生主体のクリスマス会の2回あります。

OBクリスマス会では、韓国ソウルの実業家で投資ファンドCEOのMcLordBJSeoung氏による説教をしていただきました。
熱心なクリスチャンであり尚且つ、ビジネスマンとして成功を収めているMacLordBJSeoung氏とお話しできたことは非常に刺激的でした。
他にも元昭和音楽大ピアノ講師である和泉真弓氏によるピアノ演奏を間近で聴くことができるなど、貴重な経験をさせてもらいました。

学生主体のクリスマス会では、寮生がゲストを呼び、手作りでご馳走を作りました。
加えて、各自がプレゼントを用意してビンゴ形式でプレゼント交換をしました。その他にも寮生による出し物などが行われました。楽しいイベントが多々あるので寮生同士のつながりや、寮の一体感を感じることができました。

〇新入生に向けて

―最後に、新入生に向けてメッセージをお願いします。

一橋YMCA寮には、大学生活をより一層楽しく、有意義なものにするための要素が詰まっています。
先輩や同期、後輩に恵まれた充実した学生生活を送ることができています。
以下では、閉寮のあまりある魅力を3つほど紹介させていただければと思います。

​​一つ目は、寮生との交流です。弊寮は定員16名とそこまで大きい寮ではありません。そのため、寮生同士の距離感が近く、交流が活発です。食堂に行けば、誰かがいますし、そこで会話や一緒にゲームをすることもあります。また、履修や、授業の相談も気軽にできますし、お腹が減れば、先輩たちが近くにあるおすすめのお店に連れていってくれます。休日になれば、一緒に遠出して、遊びに行ったりもできます。その他、寮にはクリスマス会などのイベントもありますので、寮だけでも交友関係は十分だと言う寮生もいます。

二つ目は、人と暮らすことの難しさを学べるということです。弊寮は自治寮のため、寮運営は基本的に私たち寮生が行います。寮の掃除や、寮で発生した問題を寮生会議という場で話し合うなど、寮生主体の運営が行われます。寮は寮生にとって生活の基盤ですから、部活やサークルに比べ、お互いの本性を見せあう機会が多いです。そのため、真摯に相手の考えを聞き、受け入れ、そのうえで自分の意見をしっかりと述べるという誠実なコミュニケーションがより一層不可欠となっていきます。時には、他の寮生と対立し、寮を嫌になることもあるでしょう。ですが、そのような経験は寮で過ごすことでしか得られないかけがえのないものであり、自身の人間的な成長には欠かせないものであると思います。

三つ目は、立地の良さと、家賃の安さです。弊寮は国立駅から徒歩7分程度あり、大学へも徒歩5分程度で着くという好立地です。そのため、寝坊しなければまず授業に遅れる心配はありませんし、まず大学に行くのが億劫になりません。また、空きコマで寮に戻りひと休憩することも出来ます。家賃は3万2千円と国立市やその近郊の物件と比べてかなり安くなっております。立地の良さと、家賃の安さは今後皆さんが大学生活を送るにあたってじわじわとそのありがたさがわかると思います。

以上、ほんの少しですが弊寮の魅力を紹介させていただきました。YMCA寮、寮生一同皆さんの入寮を楽しみにしています!



北川さん、ありがとうございました!
この記事を読んで、YMCA寮について知ってくれたら嬉しいです!



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