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クローンという生き方

ヒガンバナの染色体は33本である。そして3倍体なので、種を作れず、子孫を残せない。だから球根を分裂させて増殖する。桜のソメイヨシノもクローンである。遺伝情報を子孫に伝えない生き方である。この種子を残せない性質を、不稔性(ふねんせい)と言う。恐らく突然変異でそうなった。だから葉が生える前に、花が咲いたりするのだろう。

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