受験・資格これで十分!時短勉強法
みなさん、こんにちは。しゅうかです。
今回はミニマリスト的な要素を持った学習術についてシェアしていきたいと思います。
ミニマリストとは?
については、以前に紹介していますので、こちらから是非ご覧下さい。
この時短勉強法を「ミニマル学習術」と名付けます。
この言葉が存在するのかはわかりませんが、しゅうか的に説明しますと、
「無駄を削ぎ落とした学習の方法」
です。つまり、重要な事だけをピックアップして最短で最大の効果を発揮する。
【注意】間違えてはいけないのが、短い時間の割に効果的というだけで、最も学習効果があるのは毎日コツコツ継続して学習することです。
◆ミニマル学習術を取り入れよう
事前にお伝えしておくと、この勉強法は中学生・高校生の受験勉強、社会人の資格取得に向いてます。
なぜなら、ざっくりとしたゆるーい勉強法だからです。
大学生や大学院生は専門分野を突き詰めて学習するべきだと考えていますので、ざっくりゆる勉強は向きません!しっかり専門分野を学んで、将来に繋げて下さい。
ただ、中学生や高校生はジャンルを問わず学ぶことが山ほどあります。
そんなこと興味ないよ。それ、将来役立つの!?
という科目はどうしても学習意欲が薄れてしまいますよね。
社会人の方も、今さら聞けないけど、どうやって勉強するんだっけ?という事ってありますよね。
そんな時にやってほしいミニマル学習術!なんです。
では、いきましょう!
ミニマル学習術①
「あらすじをざっくり覚える。」
社会であれば教科書で学習している単元の「あらすじ」だけを把握して、要約する。
誰と、誰が、何をした話
これだけです。一気に「いつ、どこで」を覚えようとするから難しくなるんです!!
英語も理科も、決まり(現在進行形はbe動詞+動詞のingなど)や公式(電圧=電流×抵抗)だけを覚えてまとめてください。これで混乱していた頭の中がまとまります。
※要約するというのは、アウトプットするということで、実は最も大切な作業です。
後から見返せるので、ノートにまとめると良いと思いますが、さらに誰かにまとめた内容を伝えてみる(先生になってみる)と効果絶大です。
ミニマル学習術②
「隠してできるようになるまで、同じ問題を繰り返す。」
漢字、英単語、人名、年号など
完全に暗記だけの内容については、学校のワークや学校で使用している問題集の問題を、答えを見ずに隠して出来たらもうOKです。
出来なければ暗記できていませんので、繰り返して下さい。3回目にはどんな人でもできるようになります。
特別に何かを買うのではなく、今あるもの(特に学校で使用しているもの)を使用して暗記するだけでいいです。
だって、学校で習った内容しか試験や入試では出せませんから。
無駄な事はしない!これです。
ミニマル学習術③
「合格点を狙う。」
満点じゃなくていいんです。合格点を狙うんです。例えば、高校入試の数学なんて50点取れればいいんですよ!
つまり、
一刻も早く合格できる点数をリサーチしておくことの方が大切ということです。
あとは、その点数を取るために、上記①②の方法で取り組んで下さい。
ミニマル勉強術④
「数学や理科の計算問題については、例題だけは完璧に解けるようにする。」
私は大手塾で問題集を作成する担当もしていましたのでよくわかるのですが、問題集を作る人の視点に立つと、例題はみんなが理解すべき最重要問題を用意します。
例題1問・2問でその単元を理解できる良問です。
だからこそ、最短で勉強したいと思えば、例題だけは出来るようにしなければいけません。
ということで、以上が大いに推薦する4つのミニマル学習術です。
何度も繰り返しますが、
満点を目指す、トップ高、トップ大を目指すという方には不向きです!!
が、
出来るだけ短い時間で効果のある勉強を望む方にはオススメですので、是非実践してみて下さい。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた、次回のブログで。
塾講師歴20年。二児の子育てをしながら塾を経営しています。 ここでは、「これからの世の中を生き抜くために必要な力」について考えていきます。もし、気に入って頂けましたら「スキ、フォロー、サポート」よろしくお願い致します。m(_ _)m やる気が倍増します!