海外でブーム「FIRE」！ オススメしている人はズレてる？！

今回は海外で流行っている「FIRE」についてシェアさせていただきます。

そもそも、fireには炎や燃やすなどの意味のほかに「首にする」という意味もあるので、初めに聞いた時は、勘違いしました。
でも、意外と近い意味なんですよ！

① FIREとは

FIREとは、Financial Independence, Retire Earlyの頭文字で、直訳すると「経済的独立、早期退職」です。つまり、経済的な余裕を作って早く仕事を辞めてしまおう！ということです。

この動きは、アメリカを中心に流行していて、当初 金融やテック業界で高給を稼ぐ人たちに限られたものだったのですが、今では教師や看護師・ファストフード店の従業員などにも広がっています。

② FIREへの誤解

ここで必ず思うことは、「そんな早期退職なんて、お金持ちの人ができることでしょ。」ということ。

もちろん、高給取りや財産持ちの人が取り入れやすいことには間違いありませんが、そもそも「FIRE」とは、＂自分の人生を楽しむために、必要なお金だけを貯めて、質素でも良いので自由に生きていこう＂という動きです。

日本でいうミニマリストがまさにそれです！

お金持ちだから「FIRE」をとりいれるのではなく、自由な生活を送るために「FIRE」を取り入れるのです。

ミニマリストについては→こちらをクリック

③ FIREに必要な貯金額

では、具体的にアメリカで流行しているFIREを取り入れてみましょう。実は、すでに早期退職できる貯金金額の算出方法が提唱されています。

【ステップ１】

年間の支出額を調べる

家計簿をつけている人は、おめでとうございます！すぐ計算できるラッキーな方です！つけていないという方は、今月の使った金額をざっくり調べて、×12をしましょう。仮の年間支出額がでます。

仮にあるご家庭の年間支出額が
約400万円（4人家族を想定）

【ステップ２】

年間の支出額を25倍する

我が家であれば、
400万円×25＝10000万円

え！1億円！( ;∀;)
つまり、年間支出が400万円のご家庭は、一億円貯めると早期退職できるみたいです。

泣いてやろうか…という方！
ちょっと待った！

【ステップ３】

出た金額の４％を運用して生きていく

実はこの４％の金額を算出するために、0.04をかけると

1億円×0.04＝400万円

早期退職後（仕事を辞めた後）は400万円で年間過ごしていくようにすれば、資産運用（株式投資）することで資産は枯渇しないということです。
でも、これって現在の年間の支出額になっていますよね！つまり、初めに1億円貯めたのは、その1億円を元手に株式投資で運用すると、数字上ではその後は一生年間支出400万円で生きれるということです。
例え、それが何歳であっても…。

結局 一億いる～( ;∀;)

（※今回は最初に25をかけましたが、実際は20～50を自由にかけることで、早期退職年数を操作する算出方法です。わかりにくいのでオススメされている25として計算しています。）

④ 検証・まとめ

では実際に計算をしてみて、FIREに必要な金額を本当に貯めることができるのかを今から検証してみたいと思います。

【ステップ４】

出た金額を20年で貯めれるか？

1億円÷20年÷12ヶ月＝約42万円　

↑ これ、20年かけて毎月42万貯金できれば、20年後に早期退職できるということ…。( ;∀;)

貯めれるかー！！ってか、大半の方の場合、20年後はもう早期退職って感じの時期を過ぎてるやないかい！

そう！

貯めれません！

普通にサラリーマンしていれば…。

副業をするか、夫婦ならば共働きで死ぬほど働いて、どちらかの収入を全て貯金すると、早期退職できる！！
という状況でしょうね(^_^;)

ただ、そこまでしてでもFIREを実践する方が増えているということは事実なんです。それぞれの環境によって貯蓄金額は変わりますが、結局は支出額が大いに関係します。

⑤ FIREとミニマリストの関係

ここで、ミニマリストしぶさんを例にあげてみましょう。しぶさんは月７万で生活できると公言していますので、

7万×12ヶ月=84万（年間支出額）

84万×25=2100万！！

え？
さっきの1億円は一体なに？

しぶさんは、独身男性の一人暮らしです。月7万あれば自由に暮らせると公言しています。

実は、FIREとミニマリストの関係ってとても重要だったんです。

あなたも、FIREを取り入れたいとお考えでしたら、ミニマリストになることをオススメします。ミニマリストについてはこちらから

ちなみに、毎月15万円を資産運用すれば、「貯金できるわけない！」を「貯金できるかも！」に変えることができます。資産運用については、また別の機会でシェアさせて頂きます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
「FIREを取り入れる資産運用」をアップした時にお知らせできるよう、フォローも是非是非よろしくお願いします。(^^)