与えるのは情報だけでいいのかも
❝これからの時代を作るのは若者❞
地元の中学校で「制服検討委員会」なるものがありました。
委員は校長・教頭2名・PTA役員2名・学校運営役員(地域住民)3名
生徒会担当教諭1名そして選出されたばかりの後期生徒会執行部5名。
教頭から現在の制服について考える趣旨と目的、
今後の制服の在り方についての話がありました。
昨今のジェンダーについての多様なあり方については
あちこちで話題になっているし、
県内のいくつかの中学校でも制服の変更をすでに行って
柔軟に対応できるスタイルになっています。
今回会議に参加させていただいているのは市内一の大規模な中学校です。
同じ市内でも山間部の小規模な中学校では、
早々に制服を変更したところもあるそうです。
その理由は、制服を扱うその地区のたった一軒のお店の閉店です。
制服って指定店で買わなければならない仕組みですもんね。
いろんな訳があるんだなと思ったことです。
制服を変更するしないについて話をしている中で、
大人の中から海外の事例を挙げて制服を廃止するという考えも出ました。
それについて生徒たちに意見を聞くと、
毎日服を選ぶことも大変だし、
着てくる服によって偏見やいじめが発生する可能性もあるという
率直な考えがでました。
ビジュアルの問題だけでなく、それが及ぼす心理的な影響についても
しっかりと考えて答えています。
自分たちの学校としてみんなが同じ服を着ることで一体感が出る
という意見もありました。
大人の提案に対して自分の考えを瞬時にしっかり述べることが出来る
生徒たちに感動したことでした。
これからの地域や日本を作っていくのはこの子たちです。
大人はには経験と知恵という財産があります。
それを提供するだけであとは任せていいんじゃないかな、
と思える時間を過ごさせてもらいました。
❝これからの時代を作るのは若者❞
今日は金曜日。任せる一日でありますように💖