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猫との暮らし

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猫について。
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#猫スタグラム

その永遠を見よう見ようと

猫の写真を1日1枚、Instagramに投稿している。先日、連続600日(枚)を超えた。溺愛のあまり日々バシバシと撮り、溜まっていく写真の中から1枚を選んで投稿していくだけなので、やってもやっても最新のものに追いつかない。猫の相対性理論と呼んでただ毎朝コーヒーを淹れながらこなすルーチン作業にしていたのだが、先週末についに追いついた。 ここらで節目にするか、と思い、このnote記事にまとめる。 有名な紅白縞のエビの玩具がある。あまりにもInstagramでよく見かけるので楽

猫を描く。猫は錨。

猫が来て1年半が経った。 8月生まれなので、4ヶ月後には2歳になる。 体重も3キロまで増えた。 PCの前で尻尾を立てられると、もう画面が見えない。 毛玉を吐いた時、体力を消耗したのかしばらく元気が無かった。心配で仕方なかった。家を出ていく時に、置いていかれると分かると毎度びっくりして目を丸くする。帰ってくると拗ねている。 すっかり猫は僕の一部になってしまって、ちょっとしたことで胸が痛くなることが多くなった。大事なものは増えてくれない方がいい。それでも、現に猫はもう、僕の

あてもなく、しかし警らのようでもある。

猫が来て1年が経った。 世話をするために朝、余分に早く起きて一緒に居るようになった。顔を舐め、胸を踏みつけて起こしに来るので、寝ていられないということでもある。それから朝食(というかコーヒー)までの時間を、機嫌と体調の良い時に取り掛かりたい作業にあてている。かれが横にいてくれていると、僕は少し楽になれる。猫は人の変容を促す担当であり、深刻なありようを解除する。 1年で体重は倍くらいになった。長毛に覆われていて、もともと膨らんだ姿をしていたので、見た目は倍というほどでもない

猫は変容を担当し、深刻さを解除する

何か言いたそうなタイトルを付けたが、最終的に「100日間、猫の写真だけ載せたInstagramを毎日更新した」というだけの話である。しかも前置きが長くなるはずだ。たぶん猫についてnote記事をつくることは、もう当分無い(思いつく企画が無い)から、構成を締めずに出来るだけ流れるように、書かれるに任せて書く。 猫が来た2020年10月末、猫が来た。 ペルシャのチンチラシルバー、オス。2020年8月12日生まれ。 買い物に出かけた隣町の店で、出会ってしまった。昔から猫を飼いた