【書評】 三体Ⅱ

いつの間にか続きが発売されていたので即購入。
10日ほどで上下の2冊を読み終えた。

感想

やっぱりSFはおもしい!スケールがデカすぎ!!
初っ端から三体星人とコミュニケーションするシーンはワクワクする。

あとは、前作に比べて雰囲気が暗め
とくに精神崩壊していく宇宙船の乗組員あたり。
ってか脱出した宇宙船はどこいった?(次作にでてくる?)

面白かったところ

やっぱり三体偵察機との戦闘シーンが一番面白い!
ここは三体Ⅱの中でのクライマックスだろう。
偵察機1機で地球艦隊を殲滅させる、いやー絶望ですな。
三体星人すごいわ
核爆弾やレーザーなんていらんかったんや。

あとは、未来のデバイスや乗り物にもすごく興味津々で読んでいた。
壁のあらゆる面がスクリーンになる、これは便利そう。
あとはコードレスな世界が羨ましい…

微妙だったところ

相変わらず理工学系の知識がバンバン出てくるが、分からないところは想像でカバーした。
理系の人はこの本が本当に楽しめるんじゃないだろうか。

最後に

読む前から
「もし現実で異星人が地球に攻めてくると分かった時、人間はどんな心境/行動をとるか?」
を考えていたんだが、本作では「ちゃんと考えられているなぁ」という内容で関心されられた。

「最後はハッピーエンドだった」と思いきや、3部作なので続きがあるらしい!
三体Ⅲは2021年春予定だって。
「まだ続けられる内容なの?」感があるが、楽しみに待ちたい

三体Ⅱ 黒暗森林(上) 劉 慈欣
https://www.amazon.co.jp/dp/B089M77R61


三体Ⅱ 黒暗森林(下) 劉 慈欣
https://www.amazon.co.jp/dp/B089M7M21Q

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