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【イタリア】サーモン一尾約5,800円!@スーパー


勤めている日本食レストランでの

寿司ネタで人気 No.1は、ダントツで

サーモンです。


マグロは鮮度が安定していません。

品質にこだわる当店では、入荷したその日に返品することも。

それほど、マグロは輸送には向いていない、

扱いにくい魚だと思います。

他の食べ放題のお店へ行くと、品質はもっと落ちるので、

この街でマグロを嫌うお客さんは少なくありません。


鯛も然り。

養殖が安く手に入るので、スーパーでもよく並びます。

海で鯛は釣れるのですが、生では食べないので、

「天然の生」の旨さを知らないのです。



瀬戸内海で育ったうえに、日本料理店でバイトをした私は、

新鮮な鯛の最高な状態を学ぶことができました。

日本に帰ると、必ず天然の鯛を食べます。

鳴門のへ鯛


この良さをイタリア人が気づく時が来るのでしょうか。

 
サーモンの一尾

さて、今日の話題はサーモン。

イタリアのスーパーで、初めて見つけました。


サーモンの丸々一尾


頭から尾までついている!

魚売り場を堂々と占領する姿に

思わず写真を撮ってしまいました。




デデーン‼︎

パックにピッタリラップをかけている。
(ただ破裂音を並べたいだけ)

1kg €13,80。
日本円にして、約5800円のサーモンです。

よく見てほしい。

隣の切り身のオーガニックサーモンは

1kg €32,90。
わずか161g で 約770円。

コレが四人家族なら、640gで約3,000円。

「一尾買おうかしら」って気持ちになる。

という我が家は二人家族だけど。

でも、みんなで集まるなら、一尾買ってもいいくらい。

食卓に迫力が出るし豪華にもなるし、何より特別感が出る。

鯛の塩釜もいいけれど、サーモン一尾も贅沢ものです。

サーモンはだいたい切り身で買います。

スーパーならすでに切ってあるものを。

市場の魚屋ならば、一尾はあっても、

必要な量だけ切ってくれます。


だから、一尾なんて冬のこの時期ならではなのかも。

「サーモン料理」をインスタ検索



サーモンのオーブン焼き

コーンフレークをかけてカリカリを演出しています。


ピスタチオサーモン

砕いたピスタチオをかけて焼くだけ。
仕上げにレモンを搾るとさっぱりするようです。


カットして焼くなら、一尾じゃなくてもいいんじゃ…



サーモンのパイ包み


これなら、一尾買う意味がありそうです!
見た目にも華やかで食べてみたいですね。


検索してみて、一尾丸々オーブン料理ではなく、

パスタやおかず用にカットした調理が多いです。

サーモンのニョッキ

ズッキーニとサーモンのクリーム和えも間違いない組み合わせ。

サーモンとポテトのキッシュ

キッシュと分かりやすく書きましたが、本当は
「塩味ケーキ : torta salata」と呼びます。
でも、キッシュのようなものと思ってください!

ポテトとサーモンは抜群の相性で、何にでも合います。

パスタやリゾット、はたまたピザにも使われていました。



サーモンとパイナップルとトマト

なんと、パイナップルというコラボも!
甘さと酸味とサーモンですって。
そしたらイチゴやキウイもいいかも。
サーモンは味が濃くはっきりしているから、
控えめなフルーツは合うでしょうね。

ルーコラのような、苦味のある野菜にも負けません。

こう考えると、サーモンは万能な食材かもしれません。
一つ残念なのは、

生で食せない
こと。

加熱用として扱っているので、生で食べて
問題があったら自己責任です。


私は包丁で叩くから、生で食べさせて。と願います。
こんなに立派な鮭、生で醤油で食べ尽くしたい。

ちなみに、スーパーで扱われているサーモンの刺身はこちら。

Esselunga HPより

たったこれだけで約480円です… トホホ

同じ値段出すなら、ホタテの方がいいかも!

醤油にバターをのせて…

クリスマスメニュー考えていたけれど、

外出するんでした。

お正月メニューかなぁ〜

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