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いけもんのYOUTUBE学習⑪

タイトル:売上と利益の関係②~損益分岐点(補足論点)~【第2回 ビジネス・ファイナンス】

https://www.youtube.com/watch?v=i3dZj9XmFDU&t=16s

視聴回数:速度2倍 2回
視聴時間:20分
レポート作成時間:30分

 損益分岐点について、いけもんのYoutube学習③の時に解説した話の続き。
 まず、おさらいとして損も益もでない売上高を「損益分岐点売上高」といい、その計算手法を「損益分岐計算」という。このポイントをあらかじめ確認することで「どの程度の売上高を上げれば、どのくらいの利益が出るか」を把握することができるという話をした。
算出方法についてはhttps://note.com/ikemonsunkyu/n/nc4f8f5b04e99をご覧ください♪

 今回は、損益分岐点のとらえ方について。
損益分岐点を考えるときというのは、事業・商売を始めてからでは遅い。
なぜならば、いけもんのYoutube学習③のサンプルを例にすると、あるラーメン屋さんで、ラーメン1杯1,000円(売価:S)、材料1杯当たり600円(変動費:VC)、家賃400,000円(固定費:FC)としたときの損益分岐点は?
 ⇒1,000杯(損益分岐点売上高は100万円)
 
 この1,000杯がそのお店にとって売り上げることが可能な杯数なのか?もし、いろんな条件等で1ヶ月で1,000杯なんて無理!とわかった場合、お店を始める前であれば、原材料費(変動費:VC)や家賃400,000円(固定費:FC)を抑えたり、ラーメンの販売価格(売価:S)を上げたりして利益の幅を広げようと調整することができる。お店がopenしてからでは、なかなか変更は難しいのが現実…。
このお店値上げしたなあ~とか、質が悪くなった?とか家賃交渉された側は「いやむしろ値上げを考えていたころなんだよ~」とか言われたり。
そうなるとやはり、事業計画時に損益分岐点から想定しておかなくてはいけないと考えることができる。
 
 単純に売り上げが伸びることができればいいだけではないのが商売。利益をしっかり確保する事。実現可能な仕事量での成果を見積もって要素分解することを意識しておこう!

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