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11:[作戦会議4/5 どこに発表するか]出版社への持ち込み、電子書籍などなど、やってみた所感

【前回】10:[作戦会議3/5 何枚描くか]最後までお読み頂くには? 単行本がどう構成されたか、私の実例。

作戦会議で決めること
 1.何について描くか
 2.タイトル!
 3.何枚描くか
 4.どこに発表するか
 5.いつ発表するか

今回は4つ目、「どこに発表するか」です。

どこに発表するかも、描き始める前に決めた方がいいと思います。発表する場所によって、望ましいサイズや色(カラーかモノクロか)などが違うので。

ですが……正直、今現在どこに作品を発表するのがベストなのか、私はよくわかっていません。すみません!

発表の仕方あれこれ

以下、2019年6月にKindleで発行した拙著『読まれるコミックエッセイの描き方[2]作品の周辺のこと』(以下[2])より、発表についての章をまるっと載せ、補足や後日談、9ヶ月後の今(2020年3月)思ってること等を添えます。何かしらご参考になることがありましたら幸いです。

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1. 出版社へ企画を持ち込む

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※持ち込みに必要なものや気をつけることなどは、[2]の「09 出版社に紙の本の持ち込みをするなら」に、自分の実例も挙げつつ詳しく書きました。

2. 賞などに応募する

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※契約や著作権などについては[2]の「10 大切な権利をうっかり手放さないようにご注意ください」に、本の発行部数と売り場の位置や面積等の関係については[2]の「07 紙の本の話1[書店営業]」に、体験をもとに詳しく書きました。

3. イベントなどで販売する

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4. 電子書籍として販売する

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【後日談】この2ヶ月後の2019年8月に、出版社から紙で出ている本(※私自身が電子版の権利を持っているもの)のKindle版をさらに3冊分作成して発売し、Amazonのサイト上で紙版と無事リンクされました。

また、電子のみで発行した『読まれるコミックエッセイの描き方[1]作品そのもののこと』『読まれるコミックエッセイの描き方[2]作品の周辺のこと』も、とてもありがたいことにコツコツお読みいただけております。お読みくださって本当にありがとうございます。

ある程度まとまった量の絵や文を固めたデータを、(Amazonのサイトを介するだけで)ほぼ直接読み手の方のお手元のデバイスにお届けできる、ということ自体にまだ少し驚いています。凄い時代になったものだと思います。

5. SNSなどに載せる

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【後日談】
この「SNSなどに載せる」を、2019年12月からnoteでやってみてます。

はじめのうちは「noteに投稿しました」というお知らせだけをTwitterやFacebookに書いていたのですが、お知らせだけじゃなく中身もできるだけ、あっちにもこっちにも載せた方がいいようだ、その方が見てもらえるから、と考えて、Twitterにも画像を載せたり、なるべく140字分いっぱい文を書いたりしてみています。

SNS等のネット上の活動にきちんと取り組んでこなかった私が今思っていることは、「手間を惜しんではいけないらしい……」ということです。自分や作品の存在を知ってもらうために、できることはなんでもやっていくべき、なのだろうなと思っています。

Twitterの方が多くの方に気軽にご覧いただけるけれど、noteの方が、長めの投稿を分類して並べて置いておけるし、過去の投稿を掘り起こしてくれる機能もあるらしい、といった各SNSの特長を考えつつ、大変すぎると感じて挫折したり体を壊したりしない範囲で続けてみます。

あと、今、YouTubeもやるべきなのではと思っています。動画やサブスクへの流れは多分不可逆だから、近々どうにか始めます。

そして「COPYTRACK」については、昨年秋に登録して、Instagramに何年も上げっぱなしにしていた切り紙の画像9点について調べてみたら世界中でだーーーーーーーーれも無断転載してなくて「なーんだ」と思ったきり、なんかめんどくさくなってそのままになってます^^;

6. 仲間うちの冊子などに載せる

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「仲間うち」と言っていいかどうかわからないのですが、今私にとってnoteという場所がこんな感じです。直接お目にかかったことはないものの、なんとなく顔見知り?の方々もでき、投稿したらどなたかがご覧くださるかもしれない、ということが、自分が思っていたよりもずっと励みになっています。誰かがそれとなく見てくれてるからやるって、リビングで宿題する小学生みたい。

このマガジンの作業が一段落したら、手元にある絵の具で描いた絵とか、昔行った旅行の写真なども、アップして「みんなのフォトギャラリー」に登録してみようと思っています。もしかしてどなたかにお使いいただけたら嬉しいし。

まとめ

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【次回】12:[作戦会議5/5 いつ発表するか]締め切りを設定することで、作品が現実のものとして動き始めます

お読みくださってありがとうございます!