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防災SDGsすごろくに参加

こんにちは。三島事務所 設計部スタッフ花田です。
弊社では静岡市にSDGs宣言をしており、積極的に環境や社会問題に取り組んでいます。その活動の一つとして、静岡市で行われた「防災 SDGs すごろく」に参加してきました。

常葉大学、椙山女学園大学、大阪経済大学主催のイベントであり、
自分の学生時代にはこのような催しはなかったので、SDGsに対する関心の高まりを感じました。
参加にあたり、「防災 SDGs すごろく」とはどんなものだろうと調べてみると、シンプルなすごろくゲームであり、止まったマスに記載されている防災・SDGs関連のクイズに回答し、ポイントを獲得していくゲームだということが分かりました。
複数人のチームで行い、ゲームを通して知識を深めていくイベントということで、三島事務所の建蔵さん、伊藤さんに加え、静岡事務所の常盤さんと参加してきました。
この日は新しく静岡市内にできたSANAAの歴史博物館を見学後、軽い気持ちで会場に向かいました。

「すごろく」という言葉から子どもたちがメインのイベントだと思いましたが、会場には様々な年代の方たちが集まっていて、とても賑わっている様子でした。

また、チーム「池田建築設計事務所」で和気あいあいとゆるい感じで挑むつもりでしたが、入り口でそれぞれ別のグループに割り振られ、初対面の方たちと一緒にすごろくに参加することになりました。

私のグループは、大学生、大学院生、大学の学科長とのメンバーであり、
普段接する機会がない方と交流が出来、楽しい時間を過ごすことができました。
SDGsについてのクイズということで、設計業務と直接関わる分野以外のことも多く苦戦しましたが、新しい学びの機会になりました。
その中でも特に、自然災害の影響が発展途上国や貧困者という弱者にしわ寄せがいくことを学び、豊かさという表の部分だけではなく、取り残されてしまっている裏の部分もしっかり考えていかなければならないと感じました。
例えば日本は自然災害の被害額が非常に高いですが、国の予算に対する被害額の割合でみると、日本よりも圧倒的にグレナダやモルディブのような小さな島国の方が被害が大きいことを知りました。日本が数%程度に対して小さな島国ではGDPの60%やそれ以上の割合になります。
日本は自然災害が多いイメージですが、経済被害という捉え方は初めてで大きな学びとなりました。

また、「教育の機会を創出するような参加型ワークショップの開催」
「ハザードマップ、レッドゾーンを加味した建物のボリューム操作」等、
計画に対してSDGsを意識した提案を盛り込んでいきたいと思いました。

ちなみに私は全員の中で獲得ポイント数が圧倒的1位でした!

イベント終了後には、地元紙の静岡新聞の方からインタビューを受けました。些細な事でも、新聞に載るということはテンションが上がると感じます。

イベント参加の景品として、会場1階のカフェの割り引き券を頂いたので、クリームソーダを頂きました。持ち帰りの容器については、プラごみとして分別して捨てました!

イベントに参加し、自分ができる身近な事をコツコツとやること、普段から社会の問題について関心を持つようにしていくという気持ちが強まりました!
今後も定期的にこのようなイベントに参加していきたいと思います。

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