インターン-構造設計

はじめまして、設計部スタッフの田中建蔵です。
実は、池田建築設計事務所ではインターンを常時受け入れております。今回は、構造系インターン生に参加頂きました。三島事務所に来て頂き、2日間にわたって構造設計の作業をして頂きました。
出身校は愛知の大学で構造系研究室の学部3年生です。静岡県出身だそうですが、現在は愛知県で独り暮らししているそうです。

当社のインターンへの応募理由ですが、東海地方でインターンできる構造系の設計事務所を探していて、「池田建築設計は県内でも一番大きい設計事務所で興味があった」ということでした。インターンに来ていただく方は、静岡に地縁のある方がやはり多く、Uターン就職を考えてインターンに参加する方も多くいます。

2日間と短いですが、構造設計業務の一部で検討作業をして頂きました。
作業としては、初日に鉄骨造の構造詳細図の作成。2日目には部材のサイズを決めるための手計算を行って頂きました。大学で習ったことの延長線上の計算だったので何とか出来たそうですが、難しかったようで苦戦もしたようです。

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「多分簡単な作業をやらせてもらっていると思うのですが、それでもけっこう難しかったです」と、実際の設計業務の大変さは伝わったのかもしれません。
苦戦したもう一つの理由として、CADソフトを普段はAutoCADやArchiCADを使っているそうですが、今回の作業はJWWだったので慣れるのに苦労したそうです。大学にもよると思いますが、インターンや就職先で新しいソフトを習得することは良くある事なので、新しいソフトに対しての抵抗感の少なさリテラシーが少しでもあるかどうかは能力として重要かもしれないです。

愛知県は構造が強い印象が元々ありましたが、地震に高校生の頃に興味を持たれたそうで、愛知県の大学に入ったそうです。池田建築設計は社内に構造設計室がありますが、構造設計事務所との違いがどのようなものか興味があるそうです。色んな会社を見た上で、是非当社にも応募してきて欲しいですね!

昼休みには、社員と一緒にご飯を食べて、実際の業務はどうか、現場にどのくらいの頻度で行くのか、社員はどのあたりに住んでいるのか、などの率直な質問や、就活の面接はどうしたらよいか、ポートフォリオの話など、質問も受けつつ、逆に質問をして興味のあることなど意見交換をする場にもなりました。

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会社の雰囲気は、彼の中で想像していたよりも社員同士が話合いをよくしている印象だそうで、インターンに来る前と後とで印象が変わったそうです。
もっと黙々と殺伐としていると思っていたそうですが(そういう時期の人もいるかもしれないですが笑)、自分から話かけやすい、思ったことを発言しやすい気風はとても貴重なものですし、池田建築設計ならではの個性・強みだと思います。

インターンの受け入れは、事務所を客観的に見てもらえる良い機会なので、職場の良さや今後の在り方を見直すいいキッカケになるかもしれません。

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