居ても立っても居られない(2)(2018年12月11日)

*この記事は、noteへの移転に伴い2018年12月11日に書いたものを転載しています。

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さて、あとは行動のみ!とはなりましたが
何から始めようか…
と考えておりました。

ある日、現在の就労支援施設「三和の杜」「三和ゆめランド」がある
三和地区を訪問していた時。

その地区は、県内でも有名なびわの産地でした。
びわの木が多く育つその土地には、びわの木の剪定で廃棄された大量のびわの葉が。
それを見た時に、どうにか仕事に結びつけられないか?
と思ったのです。


まさに、びわ茶を作るきっかけでした。

更に更に、地域の農家に注目をしていくと
「うちのびわを預かってほしい」などの声が続々とかかるようになり驚きました。
これは、びわの葉の問題だけではありません。

地域の農家が抱える問題、耕作放棄地、農場人口の減少・・・

福祉の課題に注目していたはずが、地域の問題にもつながり・・・

障がいを持つ方々が安心して生活していければと
ざっくりと思っていましたが
そういう生活を送るには、社会づくりと仕組みづくり、地域の再生と
様々なものが不可分なのだとわかりました。

福祉を支えることは、一筋縄ではいかない。
解決すべき問題や課題は多くあるのだと
改めて福祉の現状を目の当たりにしたのでした。


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