〈#初めてのZINE 8〉文章を練る
ハロー、見えない読者の皆様、ご無沙汰しております。
目標期限ってなんだったっけ、いつのまにやら年を跨ぎ、のんびり進行しています。
いや、進行していない。
このnoteが止まっている間、制作も止まっておりました。
もろもろ落ち着いてきたというか気分が乗ってきたので、ZINE作りをぼちぼち再開しています。
止まっている間にも月1くらいでいろんな祭に行っていたので、ネタはざくざく増えている。
祭に行ったあとは記憶が鮮明なうちにざざっと各祭について長文でメモしているので、前回作ったフォーマットにぴゃーっと流し込みして、試しに印刷してみた。
で、ばーっと素読みしてみたところ…、
なんだこの面白くない文章は…。
淡々と時系列で何があったかを記録しているだけなので、読んでてちっとも祭の楽しさ、面白さが伝わって来ないのだ。
まだ推敲してないし、と自分のなかで声なき声がするが、そんな問題ではない。
誌面が結構文字文字しているうえに面白くない文章、こんなん誰も最後まで読まんぞ。
これはゆゆしき事態。
そういえば昔から文章を書くのは不得意だったではないか。
普段、本やwebやnote上で読む文章はみんな面白いのでなんとなく自分にも書けそうな気がしていた、が。
読ませる文章を書くというのは、かくも難しいものなのか。
とりあえず本屋で「文章の書き方」「文章がうまくなる」的な本を片っ端から漁る。
三宅香帆さんの「バズる文章教室」とかも。
いやしかし待てよ。
本を読んだだけで、一朝一夕で文章が上手くなるのか?
もし歌がうまくなりたいと思ったら、
きっとボイトレとか行くのが正当な筋なんだろう。
今日ド音痴だった人が、明日宇多田ヒカルばりに上手くなることは絶対にない。
上達には努力と時間が必要だ。
文章がうまくなりたいと思ったら、
文章教室みたいなのに、通う…?
とはいえ、これはZINE。
奇想天外なプロットを打つ必要も、正確無比な文章を書く必要もないのだ。
興味深く読んでもらいたい、それだけ。
気楽に…できる範囲でどうにかならんものか…。
とりあえずいま自力でやってみていること。
・「だ・である」調→「です・ます」調でくだけた文体に変換
・文章のトレース
前者については、書いてある通り。
硬い文章を柔らかく、とっつきやすくしてみようと。
後者については、面白いと思った作家のコラムなりなんなりのまとまった文章を、一字一句そのままパソコンに打ち込んでみたりしている。
デザインや漫画も上手い人を真似ることが上達への近道と言うし。
最近はアルテイシアさんやカレー沢薫さんの文体が好きなので、そのあたりを。
おお、ここでこんな比喩が、こりゃ自分には思いつかないな、といった発見も多い。
そんなこんなで根本的な壁にぶち当たっておりますが、なんとか乗り越えていつか無事発行できますように。
練習がてら、1年に1回も書いてない休眠ブログを揺り起こして、久々に記事を書いたりしているよ。そんなわけでこのnoteも書いたよ。
気晴らしに誌面デザインも並行して進めています。
先は長いぞ。
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〈#初めてのZINE〉back number
1 なぜZINEをつくりたいと思ったか
2 どんなZINEをつくりたいのか
3 ZINEのテーマは何にするか
4 ZINE作りのプロセスを考える
5 コンテンツ作成にとりかかる
6 仕様をざっくり考える
7 ページデザインを考える
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twitter @ikana_gogo
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